印刷ブログ
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印刷のズレを解消する

弊社で行っている恐らく一番合わせにシビアな案件、1/100くらいまで計測される、が、少しズレても問題は無い。人間が1/100合わせできるはずがないからだ。

 

ただコンマ㎜ズレが出るとあまり良くない、いままでの手刷り台では限界がきている。たまたまオークションに中古で出ていたので即決で買ったニューロングの手刷り機械、精度が高い。定価の半額で買えたのでラッキーだった

PVCのポーチにシルク印刷

夏場だと刷りやすい、これが冬だとPVC製品は硬いので一旦温めてあげなければ刷れないからだ

 

ちょうどよい温度帯なので、恐らく今月であればそのまま刷れるであろう。今週末はなんだかんだ忙しい、来客があったり、長岡に来られる人がいたり、難しい印刷があったりと。先週末も休まなかったが今週末も休めない

 

バルーンにシルク印刷

販促で使うバルーン、こちらにシルク印刷 なんら問題は無い、ただインクの密着はあまりよくないが、1回限りなので許容範囲だと思っている。

 

今週は全く晴れ間の無い週で製版が大変だが、幸いにも新しい製版なく既存の版で刷れる案件が続く

ビニール傘に多色印刷

形になっているビニール傘、こちらは通常1色のプリントのみになるが、工夫によっては2色もできる。3色も可能だ。ただ、透明の傘のみ可能で、それでもコンマ㎜程度のズレは出る。

 

やり方は簡単で、刷り台にあらかじめプリントを行い、そちらをターゲットに合わせて2色目を刷る。そうするとほとんどズレないでプリントができる。

 

もっとも工程が増えるので、単価的に合わない場合が多い。一番多いのはやっぱり1色だなぁ

クリヤーファイルにシルク印刷

クリヤーファイルにスクリーン印刷、1色でこういった案件は単価が安くないと通らない。物価が高騰しているので単価の安い案件を続ける事が難しくなってきている。いずれ無くなるであろうと思う。

 

数年前まで不織布を安く刷っていたが、もう続けられないと思い単価を倍にしたら来なくなった。インク、溶剤、人件費、検品梱包まで含めるとあの単価でやっていれば既に赤字になる。赤字の事業を継続する意味があるのか?と思っていた。忙しく動き回っていると勝手に売り上げがたっていると勘違いしてしまうが、しっかりと計算すると赤字だ。それでは会社として存続はできない

 

今の世の中なんでも安い!といまだにラジオCMで流れるが、いつになったら安売り合戦がとまるのかと思ってしまう

家庭菜園

いろんなものが高騰している、ちょうどプランターをもらったので、事務所の前で家庭菜園。水やり以外何もしていないがなんだか育っている、ただミニトマトが赤くならない。まぁもう少し様子を見てみよう

 

今日は傘を刷って、午後からは大きなクーラーボックスが到着するのでそれを土日でプリントする用意だ。夕方は大阪から以前の職場の同僚がやってくるので新潟市で食事の予定となっている

 

傘の2面にスクリーン印刷

今回の案件は2面、対面でプリントを行う。なんら難しいことではなく、1面刷って180度まわして反対側に刷ればOKだ。間違わないようにすることが大事で、それ以外は特に問題は無い、むしろほとんど時間をかけずに2面を刷れるので利益率は高くなる。

 

以前8面をやったことがあるが、これは大変だった。それも8面全て異なるデザインなので8工程、流石にリピートは無い。今日は貴重な晴れ間、明日には大型のクーラーボックスが到着するので、今日中に傘の案件を仕上げなければならない

 

黒にオレンジ

黒い袋にオレンジのプリント、そのままでは必ず色負けして沈んでしまう、少し白を混ぜて調合すればほとんど沈まないでオレンジが再現できる、ベストは白を刷って重ねればよいが、ズレが出るしそこまでの予算が無い場合が多い。

 

なんでも工夫すればよいが、最近雛形と決まった事以外のやり方ができない、という人がおおいような気がする。版の大きさが決まっているのでそれより大きなプリントができない、と言われた方がいた。

 

櫛にシルク印刷

髪の毛をとかす櫛、ヘアーコムにシルク印刷  特に問題は無い。 製品はPPなのでPPTインクを使用すればOKだ

 

洗う物なのでどこまでの耐久性があるかはわからないが、まぁそれは仕方がない。PPインクは表面に無理やり付着させているだけだから

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