印刷ブログ
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ポリエステルの折りたたみバッグに印刷

ポリエステル製の折りたためるエコバッグのようなものにシルク印刷。

色は白と黒、黒は1発で出る濃さだが、白はコンクホワイトを使ってもやはり多少の沈みが出るので2回の重ね刷りで白を再現した。

写真のように丸まったままだと印刷ができない(厳密に言えばパッド印刷でできるとは思うが、色の濃さが薄くなると思う)ので、1つ1つ開いてはシルク印刷。印刷直後にすぐ丸めてしまえば梱包が楽になる。

合計で500個、弊社にとっては多いロット(笑)  ポリエステル素地なので専用のインクと硬化剤を使って印刷。テストの1個をT-15の溶剤でゴシゴシ擦ってみたが全くびくともせずインクが落ちない。これだけの密着性はかなりのもの。

ポリエステル素材、ポリエステル生地へのシルク印刷、小ロットでも可能です。
ciel2blog

目の粗い麻袋に印刷

触るとすぐわかるくらいガサガサしている粗い目の麻袋にシルク印刷。

色は黒なので幸いにも沈みが無く、1回で印刷ができる。それでもメッシュは粗いものを使い、印刷も慎重にする。スキージの押し具合でも色の濃さや文字列の再現が微妙に異なるので注意しなければならない。

使ったメッシュは80だったが、60があればちょうど良かったかもしれない。最近このような粗い素材への印刷が増えてきているので、60メッシュの版を1つほど紗張りしようかと思っている。

麻の縫い目がかなり広いのでこれ以上インクが出てしまうと裏面にうつってしまうかもしれないので、そこらへんの調整も難しい。

ロット数は50枚の極小ロット、弊社の得意とするロット数でもある

麻製品への印刷、お問い合わせください

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ポリエステル素材へ

今日はポリエステル素材への印刷テストを行う。SG410というインクに硬化剤、インクは白の濃度が高いコンクホワイトをしようすることになるが、恐らく白の再現性がかけるとは思う。良くて60-70%の色合いかもしれない。 エコバッグでスーパーの買い物で使うような簡単なものに見えるがインクはしっかりと密着させなければならない

メッシュは一応80と120で用意してあるが、文字列が細かいので80メッシュでは綺麗にできないかもしれないが、だめもとで製版をしてみようと思う。

撥水加工がされているかもしれないので、硬化剤も使いテストをして週末に剥離試験を行い、問題がなければ来週から量産で印刷をしようと思う。今まではポリエステル系の素材は避けていたがここにきてそうも言っていられないので木綿、布のノベルティやポリエステル系のノベルティへの印刷にもチャレンジをしている。今のところは問題は無い、布用の超高濃度白インクも入手したのでそちらでのテストも楽しみになっている。

いつも変わらぬ印刷では飽きてしまい、そして技術の向上につながらない。常に新しい素材、形、方法で試すことにより日々充実した時間をすごせるのかもしれない。これは私の性格なのでどうにもならないのかもしれないが。。。

bagopen

木綿素材へも、、、

木綿のバッグのようなものがあるらしい、弊社ではあまり布製品(特にアパレルのシャツなど)は印刷はしないが、ノベルティ関連の布製品の小物であればなんとかなる

そもそも同じシルク印刷でも布製品への印刷にはインクや紗張りが異なり、言ってしまえば全くことなる設備に工程でもあるかもしれない。特に白を印刷するとすぐに差が出てしまう。油性のインクでも白は再現できるが、布製品だとインクの沈みが激しく白を白と呼べない場合が多い。

そこは重ね印刷やいろいろな方法で解決することはできるが、やはりアパレル専門のインクを使ったほうが作業性も良いし仕上がりも良いとは思う。

弊社にもたまに舞い込んでくる布製品、最近はノベルティ関連が多い。黒1色であれば代替インクがあるのでなんとかなるが、白がくると参ってしまう。最近はいろいろな方法で解決策をあみだしているので、ノベルティ布製品への白印刷もすぐにできるようになるとは思っている。

それよりは凹凸のある成型物や局面印刷のほうが随分と難しい。難しいことに常にチャレンジしているので、平面の成型物であれば一工夫やインクを変えることですぐに印刷できる術は身についているとは思っている

poch

デラニウムというアルミ複合板には?

弊社ではデラニウムというアルミ複合板に印刷をすることが多い。メーカーよりはSG740に硬化剤が良いと聞いたが実際に印刷されているものを何年経過して見ると色によっては落ちている。

黒は落ちないが赤~白系はどうしても弱い。対候性のインクなので大丈夫かと思えばそうでもない。雨風そして潮風にさらされる地域では下手をすると1年ちょっとでインクが落ち始める。

MS8インクが良いと聞いたのでひとまずMS8に切り替えはしてあるが、黒はSG740のままだ。MS8でもどこまで協力なのかがわからない。弊社にあったもう1つのインク、VICで試験をしている。このインクが良いという話ではないが、一度刷ったVICインクをT-15溶剤でかなり強く擦ったが全く落ちない。もう落とす事ができないくらい強力にデラニウムというアルミ複合板に密着している。もしかするとMS8よりも良いのかもしれないが、結果がでるのに3年以上かかってしまう。

デラニウムというアルミ複合板印刷は継続しているので、3年後の結果によってはVICに変えるかもしれない。看板類には透明インクでクリアコートをしているので、5年前に印刷したデラニウムというアルミ複合板もいまだ全く問題なくインクが残っているのはわかる

デラニウムというアルミ複合板へのシルク印刷、お問い合わせください

deranium

市販のダンボールに印刷

市販のホームセンターで売っているような小さなダンボール50個に黒1色でのシルク印刷があった。

データ的には恐らくどこかの会計事務所のダンボールなのかもしれない、個数も50枚なので小ロット扱いとなる。文字列や線がシルク印刷を想定していない細さなので、若干太めにデータを修正、あとは納期があるのでSG740の硬化剤無し印刷で仕上げた。

通常のダンボールへのインクはQセットが良いとは思うが、線が細いので目詰まりを考えるとSG740の方が良い。しかしながら溶剤の揮発が遅いので十分に乾燥させ、3日間くらいはドライラックに載せっぱなしにしておくことにする。急ぎの案件やのんびりドライラックにのせていられない場合は強制乾燥するかSG700かQセットインクを使うことになるとは思うが、今回は急ぎではないので、SG740がベストだと思った

市販ダンボールへのシルク印刷、小ロットでも可能です
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PSポリスチレン素材のミラーにシルク印刷

市販のノベルティでミラーがあり、その素材がPS ポリスチレンだった。メーカーによれば密着するインキはあるので印刷は問題はないと思い、一応テストしながら印刷を終わらせた

見た感じT-15の洗浄溶剤におかされる素材なのでSG740でも密着するであろうとテストしてみたが、やはりテープ剥離ではがれてしまった。逆に爪引っかきでははがれない。ABSインクではテープ剥離は合格したがものすごい強い爪引っかきをするとはがれそうになる。しかしそこまで故意に強く引っかく人もいないであろう強さでやっているのでどちらかといえばメーカー推奨のABSインクを使うことにした。ただし耐アルコール性が無いので、アルコール耐性が必要な場合はSTRインクを使えばよいらしい

合計で900個ほどあったが、印刷は半日くらいでほぼすべてが終わった。あとは梱包をして発送をすれば終わる。
今日明日と天気が良いので子供とキャンプをする約束をした。そういう時にかぎっていろんな仕事がありてんてこ舞いになってしまうのだが、ある程度仕上げて子供とゆっくりしようと思っている

PSポリスチレン素材への印刷、小ロットでも可能です。お問い合わせください

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PP製のメニューブックに印刷

これは以前も行ったが、地元で新しく開店した飲食店のメニューブックの表紙と裏側にシルク印刷だ。数量もそれほどの大型店舗でもなくチェーン店ではないので、30部ほど、昼のメニューが新たに始まるとのことで追加で昼用のメニューで20部がきた

昼を開店させる=売り上げが欲しいのかお客さんからの要望なのかはわからないが、一度いってみたら結構繁盛しているお店ではあった。しかし夜だけという贅沢もいっていられないのかもしれない、それなりの賃料に人件費もかかる、食材を活用しなければならないのでランチ営業になったのかもしれない。

メニューブックは中国製の素材、合成皮革っぽいがPPとなっていたのでPPTインクで密着する、以前もやったのでそのまま印刷、今日は裏面を仕上げれば明日には出荷できる。文字類が細かいので恐らく3個~5個印刷したら版を洗浄しなければならないであろう。こういった手間隙を惜しまずにやることが弊社の強みともいえる。

小ロットや他社で断られた案件、まずはご相談ください
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高さ20cmほどあるアクリル成型物に6色印刷

高さのあるアクリルの箱2個に6色のシルク印刷を行った。見た感じいけると思いやってみた案件だが、、、ふたを開けてみればこれは大変だった。

形になっていない状態であれば恐らく半日もあれば全て終わったかもしれない、しかし高さ20cmほどになった抽選箱のような正方形のまま納品されたので、それに合わせる版や高さを調整する印刷セットアップで何日もかかってしまった

一番難しかったのがグレーと黒のあわせで、ほんのコンマ何ミリのズレでも目立ってしまう。ましてや高さを20cm以上に上げるシルク印刷のホールド台を固定するジ具作成にも時間がかかってしまい、とりかかりから3日かけてやっと終わらせる事ができた。

連続印刷もできないので、1つ1つ印刷が終わっては洗浄し、セットアップを繰り返し終わったので時間がかかってしまったが、出来上がりはよかった。

いつも思うことだが成型物が持ち込まれるまではなんともいえない、簡単な場合もあれば逆にものすごく難しくなってしまう場合もある。見積もりどおりには進まない仕事が多いので参ってしまうときもあるが、こういった難しい案件をやり遂げたあとはすっきりする。

明日からまた別の難しいそして細かい小さな印刷のテストが始まる、こちらも綺麗に出来上がればまた嬉しい案件になるであろう

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高さのある成型物にシルク印刷

抽選券を入れるような正方形の高さ20cmくらいある箱にシルク印刷4色で2個作成することになった

通常のシルクスクリーンの台では高さが足りない。高さ調節できるホルダーがあるが、それでも10cmまでで、20cmまではあがらない。

近くのホームセンターに行き大きな材木を買いそれをカットして重ねて高さを作った。こうしなければ印刷がやりにくいし、ズレが生じてしまう。きっちりと合わせる事ができるようになって初めて重ね刷りをしていろんな色を再現することができる

こういう自作や工作をしながらいろいろな成型物に印刷をすることが多々あるが、私はこういった工作が好きなので全く苦にならない。自動の印刷機や半自動の機械も世の中にあるが、そういった機械はほとんど役に立たない。

すべては自作、調整、そして創意工夫だと思っている。

成型物へのシルク印刷やパッド印刷など、数量にかかわらずまずはお問い合わせください

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