印刷ブログ
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ポリエチレンのダーツの羽根に

ダーツの羽根に印刷ができないか、という問い合わせがあった。素材はPE ポリエチレンなので密着するインキをとりあえす手で少しだけ付着させたらテープ剥離もせず、爪ひっかきに関してはPEのインクはあまり強くないが合格ラインだと思う結果が出た。

もう少し密着度を増す~ ということであれば下処理を行えば問題は無いとは思う。残りの問題は印刷位置に他の羽根がかかるのでそれが邪魔をしてしまう。よけるようにして版を特別に作成するか、又は版をそのままのせても柔軟性のある素材なので一度曲がってもすぐに元通りになる感じなので、治具を工夫すればそのまま印刷ができるような感じでもある。

聞くところによると毎月決まった量が出るらしいので流れの案件になるかもしれない。1つ1つ印刷していては間に合わないとは思うので、一度に何個か印刷をできるようにしなければならない成形物だとは思うが、なかなかやっかいな形なのでそれも難しいかもしれない。1つ1つ差し込んで印刷を素早くできるような治具を作ればなんとかなるとは思っているが、これは実験に試行錯誤を重ねなければならない。

とりあえず近日中にでも先方から送付されたデータを製版して、テストをしてみようと思っている。これができるようになればまた変わった素材に印刷ができる経験にもなるので楽しみではある
darts

ポリエチレンのチャック付袋にシルク印刷

透明な市販のポリエチレン袋、チャックがついているタイプにシルク印刷を行った。

ポリエチレンに密着するインキは把握しているので、何も問題はない。今まで何度もやっているので、ある意味得意ではある。

データをもらい製版、そしてすぐに印刷を開始。事前準備をしてあったので500枚ほどではあるが到着した翌日にはすべて仕上がった。

無地の袋よりはブランド名や社名がはいっていると一段と雰囲気がよくなり、たんなる透明の袋でもなんだか高級感が出るような気がする。それもデザイン次第かもしれない。

ポリエチレン製の袋にシルク印刷、小ロットでもお問い合わせください
poriechiren

市販のコースターにシルク印刷

市販のコースター、100円ショップでも販売しているようなもの、何でも素材さえわかればシルク印刷は問題ない。

小ロットでバーのロゴや名前を入れて提供するだけでも、これまた雰囲気が異なるとは思う。メーカーから支給されるコースターを使うよりは、やはり自社名やロゴが入ったユニークなコースターを使いたい店主も多いとは思う。

しかしロット数がネックになるであろう、弊社は6個でも10個でも、それも納期さえもらえれば製版を他の案件と一緒にすれば比較的低価格にて小ロット印刷ができる。

あきらめずに小ロットの案件、ご遠慮なくお問い合わせください
koaster

数をこなすには

弊社には1つだけ流れの案件が存在する、毎月10万個を超えるシルク印刷だが、機械を使用せずにすべて手刷りで印刷をしている。

10万個もどうやって手で印刷しているかと言えば図のような治具を作成し、1回で100個印刷できるようにしているからだ。100個でも気の遠くなるような作業ではあるが同じような治具が何個もあるので、それほどでもない。

かといって1日でも止めてしまうと月産の10万個に到達するのが大変になるので、コツコツ毎日続けている。こういう流れの作業は正直怖い案件でもある。いつどこで何がおきて無くなるかがわからないので、進んで受けることができない。ある程度の覚悟をもってやらなければたちまち流されてしまう。

私はできるだけいろいろな業界のいろいろな案件を引き受けるようにしている、先代の時代にあった流れの作業が止まった時の恐ろしさは若かった私にも強い記憶で残っている。世の中が不安定な今の時代こそ、いろいろなことに挑戦しなければならないと思っている

ちなみにこちらの案件はPPケースに細か文字を印刷する案件だ。PPへのシルク印刷、問題ありません。
endmill

柔らかいクッションにシルク印刷テスト

柔らかいクッションの表面にシルク印刷ができないか、という相談があり、テストだけでもやってほしいということなのでやってみた。

以前実験でどうやったらビニール風船にシルク印刷ができるかをやったことがあるので、同じようなやり方であればできるという感覚があったので、同じようにテストをしてみたら問題なくできた。

だが、ロゴが細かいので文字潰れが出てしまう、このような成形物で柔らかい物は細かい文字や線が再現しにくい。大きなロゴや文字等であれば問題なく印刷ができるであろうと思う。

100円ショップで売っているクッションにロゴを入れれば立派なノベルティになるとは思う。

このような変わった案件が多いが、今週も今日で終わりとなり、恐らく週明けからは忙しくなると思っている。その前に今の案件をできるだけ終わらせておけば来週からはフル回転できると思っている
cushon

漆塗りの端箱にシルク印刷

写真のような漆塗りの端箱9個、という極小ロットのシルク印刷を行った。

漆塗りで表面がコーティングされているかのような素材なのでSG740と硬化剤で密着するのは何度か試験をしているので、インキ選択は問題はなかった。

あとは端箱が木製なのでその凹み具合が心配だったが、全く問題なく9個にシルク印刷を仕上げた。端箱の形が長方形なので位置合わせやセットアップも早めに完了し、1時間もしないですべてを完了。

ここまで極小ロットのシルク印刷はなかなか進んで受けてくれるところが居ないとは思う。お盆中だったが、依頼されたサンプル6種類への1個1個の印刷を済ませ、こちらの端箱を終わらせ、あとは梱包などを行い1日を過ごした。

電話もメールもほとんどなかったので作業の進みが良い、世間の休みとは同じではやっていけないのがシルク印刷の職人だとも思った。

ちなみに写真の端箱の料亭、中国にある高級料亭の依頼となる。銀座並みの価格で最高級の料理を提供する中国のお店だ、機会あるかたはぜひお試しください
hashibox

ビニール傘4面へのシルク印刷

ビニール傘へのシルク印刷はいつもやっているので手馴れてはいるが、4面に印刷してほしい、というのは初めてだった。

1面や2面が単純に4面になるだけなので、工程が増えるだけだと甘くみていたが、これがかなり時間がかかる。

本数が多いが、幸いにも先方がお盆休みに11日から入るので、それまでに納品ができなければ盆明けでよい、という連絡をもらった。のんびりするわけではないが、予定よりも時間がかかると気づいたので一安心。

今のペースでゆけば、来週の半ばには仕上がるペースで印刷ができている、今週は長岡花火があったせいか少しリラックスしてしまったが、お盆前とお盆明けに欲しいという印刷が何件かあるので、お盆休みはゆっくりはできなさろうだ。

1-2日くらいはどこかに出かけて、あとは仕事をする通常の平日と同じになる感じになっている。ということで、お盆休みは関係なく、8/14-16も稼働することになりそうだ。 お盆中の急ぎの案件、問題なく対応できそうです(笑)
asset

バスのフロント幕をシルク印刷で

路線バスのフロントに掲げるフロントマスク、というものがある。今では恐らくのぼりのような感じで機械で出力すれば安いのであろうと思うが、昔ながらのやり方でやればシルク印刷でできる。

もちろんフルカラーはできないので、色数が1~4色くらいの範囲で、ベタ面が多かったりどうしてもシルク印刷でなければ、という理由があれば問題なくできる。

1枚あたりの単価を安くというのであれば、1色にしてしまえばよいのだが、それだとさえない。機械で出力するといくらになるのかを知らないが、価格で競争をしようとは思っていない。

シルク印刷でどうしても作成しなければならない、という依頼の時に出番となるだけだ。

バスフロント幕、シルク印刷可能です。
front-maku

大きな70cmビニール傘にシルク印刷

ビニール傘へのシルク印刷はいつも手掛けているのでそこそこ慣れてはいるが、印刷面積が大きくなるとそれが難しい。

骨の部分と上に行けばいくほど狭まる印刷面積だが、下とは異なる面積になる。平面のシルク印刷になるが、その受け台とインキの希釈やスキージの返しを上手に行わなければ綺麗に印刷ができない。

先週末に70cmの大きなビニール傘に最大で印刷をしてほしいという依頼でやってきたが、難しくなるとは想像していた。実際にこの湿度や天気もあってか、印刷条件としてはあまりよくない。

明日か明後日からは晴れ模様になるとの予報なので、それまで印刷をいったんstopすることにした。雨の湿度が高い日に無理やりやっても恐らく作業効率が悪いという判断になるからだ。

一応水曜中にもう一度やってみて、それでもスムーズにいかなければ晴れ間を待つことにして、そこから一気に仕上げようと思う。来週はまた別のビニール傘で、8面中4面に印刷をされたい案件なので、そちらに集中することになる。これはお盆前までに仕上げる数量だが、インキの色もないので今日注文をしておいた。

そろそろビニール傘がいらなくなる季節ではあるが、日本では1年中必要なアイテムだとは思う。名入れ印刷をするかしないかで、インパクトも異なれば、PRにもなるのが名入れ傘だと思う
kasa-for-blog-july

コクヨファイルへのシルク印刷

写真のような文具店やホームセンターで販売しているコクヨのファイルへのシルク印刷

表紙はそれほど難しくはないが、背表紙は厄介だ。表紙と裏面の突起物があるので、普通に印刷をしても掠れたり潰れたりする。ある程度の強さでしかもスキージは柔らかいものであっても幅が広くなければならない。

幅の広いスキージを使い突起物をへこませ、その中心にはいる文字列をシルク印刷する。慣れればそれほど難しくはないが、個体差があるのでどうしても1-2%はNG品が出てしまう。ここまで狭い背表紙に印刷するのは少々難しいが、コツと慣れでなんとかなる。

ロットは200枚で2種類、火曜日に1種類を終わらせ残りは水曜で仕上げるつもりだ

紙製品へのシルク印刷、小ロットでもお問い合わせください、予備は1-2%程ご手配ください
kokuyo

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