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ポリエステルのポータブルバッグ

ポリエステルはインキが沈みやすい、SG740というセイコーアドバンス社のインキでも問題なく密着はするが、やはり白を使いたいときはSG410インキの方が良い。粘度が高いので刷るときには力がいるが、その分沈みがまったくないので白が白で再現できる。やはり白が力強く再現できたほうが気持ちが良い

希釈もほとんどせずに、硬化剤を入れて200個程印刷。市販のセルトナポータブルトートという折り畳みができる薄いバッグのようなもの。硬化剤を入れてあるので2-3日程乾燥させ、週末前には出荷をすることになる。

開くと梱包が大変だが、留める部分への印刷は開封せずにできるので意外とはやくできる。

ポリエステル製のバッグへのシルク印刷、小ロットから可能です

blog for may 17

土日も稼働した

写真のような傘のシルク印刷が大量にあり、これらは場所をとるので土日もほぼフルで印刷を行った。しかし60本程印刷すれば場内がいっぱいになってしまうので、そこから2-3時間は乾燥で待機しなければならない。

1日にできてもおそらく2-3回転が限界だと思うので、1日の印刷キャパは180本といったところかもしれない。体育館のような大きなスペースがあればよいが、そうもいかない。狭い中でなんとか回転率をあげるしかない。

そろそろ気温もあがり温かくなってきたので、乾燥も早くなるであろうと思う。そういえば土日はとてもよい天気だった、新潟にも春がやってきたと感じることができるような日和だったかもしれない
unbrella

カットクロスへのシルク印刷は慣れてきた

美容室でつかうカットクロスのシルク印刷だが、最初はなかなか難しいと思ったが、インキもわかるようになったし、位置合わせもある程度は慣れてきている。だが、正確ないちあわせまではできない形状なのである程度はあらかじめ了承いただいている。

金曜日も4枚ほどのカットクロス小ロットへ印刷があったが、ここまで小ロットで受けてくれるシルク印刷屋があるとはまだ知れ渡っていないと思う。予算もお客様にあわせるので版代がいくらだとかいわずに、4枚1式でおいくら~ という形式をとっている。恐らく他社の版代と同等レベルかそれ以下の金額になるであろうとは思うが、価格表がないシルク印刷の業界なのでなんとも言えない。

今週は土日も稼働させなければいけないほど忙しくなる感じがしている、少々量の多い案件が2つ重なっているので、そちらをなんとか月内には仕上げて納品ができるようにしようと思う。もちろん他の小ロット案件も引き続き入ってきている
cutcross

ポリエステル傘の内側にシルク印刷

市販されている傘の外側に社名やロゴを入れるシルク印刷は何度も手掛けているが、内側はいまのところ地元新潟県のとある学校地区の1件だけだ。 ここでも少子高齢化を感じるのか、年々本数が減っている、今年は33本という弊社にとってはちょうど良いロット数ではあるが、小ロットの中の小ロットの部類に入るとは思う

内側は意外と難しそうに見えるが私は外側よりは印刷がしやすいと思っている。もちろんどちらでもできるように治具を考案し作成してあるが、内側の方がなんとなくスムーズにできる感じがする

内側に印刷しても何も見えない、、ということかもしれないが、どこの誰に属するのかというネームタグ風に思えば内側に印刷してもよいのかもしれない。

ビニール傘の内側にシルク印刷、可能です。お問い合わせください。
kasanoura

ポリエステル製のレジャーテーブルとイス

キャンプで使うような小さなレジャーテーブルとイスの背もたれのところにシルク印刷、小ロット依頼があった。ひとまずサンプルなので1個セットを仕上げたが、これがまた難しい被印刷体であった。

表面が2層構造になっているのでフワフワしている、そして折りたたみ式なのでシワが多い、これを如何に綺麗に伸ばしてフワフワしない状態で印刷するかでいろいろと試行錯誤を行った。

本日なんとか無事に印刷ができ、写真をクライアントに送付できた。インクはポリエステルなのでSG410のコンクホワイト、素材が黒なので少々色負けが起きたが、それでも白に見える。2度の重ね刷をすれば濃くなるが、今回の素材と形状ではNGだと思ったので1度刷りのみで終わらせた

ポリエステルへのシルク印刷、小ロット可能です。
poriesuteru

ポリウレタンとポリエステル?へシルク印刷

メーカーいわくポリウレタンかポリエステルでできているというポーチにシルク印刷があった。

インキはSG410で問題なく密着が確認できたので、SG410を使用。SG740でも密着はしていたが、インキの粘土が弱いので刷りにくい。データがかなり細かいので潰れが出ないようにあえてSG410を使用。

しかしポーチの表面がふわふわしているので印刷がやりにくい、中に治具を差し込んで印刷はするが、その間にまだ隙間があるのでどうにもならない。印刷の仕上がり具合を確認しながら何度も洗浄し120個を仕上げた。冬場で寒いので温風乾燥させれば出荷ができる。

2週間ほど納期があるので今週のんびり置いてから来週梱包すればOKだ

ポリウレタンやポリエステルへのシルク印刷、お問い合わせください
fake leather poach

シャンプークロスにシルク印刷

美容室で使うカットクロスというものがあるが、こちらにシルク印刷を依頼されるケースが少しずつ増えてきてはいる。これらは小ロット中の小ロットで、枚数も~10枚前後くらいが一番多い。

100枚単位での印刷は恐らくないであろうと思うので、小ロットのシルク印刷が活躍するアイテムでもある。

位置合わせは難しいが着せるときにもずれるのでそこまでシビアな位置合わせでもない。洗浄するアイテムなので弊社では密着性を向上させるためにインクには硬化剤を混ぜている。自社の洗濯試験ではまったく問題がないが、何回洗浄すればどうなるのかの試験まではやっていない。

今回も3枚という小ロット、白いカットクロスと黒いシャンプークロスで色は指定色が2つだった。3枚なので1式価格ではあるが、それでも他社の版代いないで収まる金額での指定だったのでその予算で仕上げた。これほどの小ロットで版代を計算すればまず決まることがない案件だとは思う。

カットクロスやシャンプークロスへの小ロットシルク印刷、お気軽にお問い合わせください
karifu

ポリエステルの傘にシルク印刷

年内最後の仕事はポリエステルのビニール傘にシルク印刷となった、冬場のインキは固まり寒天状になるので、温風をあてての作業となる。

幸い年末なので案件もそれほどなく、場内いっぱいに傘を広げて予定の120本を1日で終わらせた。あとは年始にゆっくり傘をたたんで梱包すれば納品できる。

今日12/30は最後の仕事納めとなるが、支払や流の仕事、そして年始にほしいという急ぎの案件を仕上げて、夜はのみにでも出かけようと思う。明日も細かい作業を行ったりして、今年を締めようと思う
kasa for year end

ポリエステル製のスタジアムクッションにシルク印刷

スポーツ観戦などで座席が硬いのでその上に敷くようなマットがある、ポリエステル製の表面で中にはスポンジ?が入っている感じのようなノベルティ商品だ。

こちらにロゴを印刷することになったが、このクッションが黒でそこに明るめの色を印刷しなければならない。本来であれば白を印刷、そしてその上に指定色を乗せれば完璧になるが、位置合わせができない商品なので1発勝負しかない。

本当はSG410インクがあればベストではあるが、あいにく希望の色を満たすにはマゼンタとウルトラオレンジが足りない。インクメーカーに少量売ってもらえないので各色を1kg買わなければならないが、SG410は高価なインクなので1kgも買ってしまえば赤字になってしまう。 どうすればよいかと解決策を考えなければならないが、幸いにもSG740がポリエステルに密着することは実験済みなので、寒い工場の中で希釈をせずにコンクホワイトとマゼンタ、そしてウルトラオレンジを混ぜ硬いSG740を作った。すぐに使うとやわらかいので故意に時間を経過させインクが硬めになるのを待ち印刷する。

沈みもあまりなく希望の色が再現できている感じだ、あらかじめ沈むと言ってあるので問題はないが、思ったよりも沈ますいい感じで再現ができている。版も120メッシュで作成したのでインクの出る量も多いが、細かい線もあるのでこれ以下のメッシュではできないと思っている。厚盛りができる乳剤も使用し、今日100枚を仕上げようと思っている。納期が木曜日なので水曜の夕方には発送しなければならない、場合によっては乾燥窯に入れなければならないかもしれない
leasure sheet for blog

ポリエステル素材には

ポリエステル素材に密着するインキは何種類かあるが、どの色をどれに使うかを考えなければならない。

特に白を印刷したい場合は白い素材に白というわけではなく、何かしらの色の素材の上に白を印刷する、ポリエステル素材はインクを吸いこむので必ず色が沈む=白が薄くなってしまう。

太いデータであれば重ね刷りをすれば解決できるが、それができないデータの場合もある。あとはメッシュを粗くし厚く印刷できるようにして適正なインクを選択すればよい。

今回はポーチで赤と青だった。赤には白色で、青いポーチには濃い青で印刷だったので、赤にはSG410コンクホワイトを希釈なしで使い、青にはSG740のインクを使った。

どちらのインクでもポリエステルには密着するので問題はないが、赤いポーチの白印刷を仮にSG740のコンクホワイトで行ったら白が沈んでいただろうと思う。SG410はある意味特殊なインクで単価もSG740より高い。粘り気の多いインクなので刷りにくいが沈みが少ない。以前ネオプレーンで使ったことがあるが、ネオプレーンは吸い込みが激しいので2-3回重ねてやっと白になったが、今回のポリエステルはそれほど沈みがなく1回で白が再現できた

ポリエステル素材へのシルク印刷、お問い合わせください
pori