通常日が沈む前の夕方に製版はしない、私的な理由だがどうも版が綺麗にできないと感じる。一番は晴れの日、午後くらいがベストだ。
昨日は夏至だったので、夕方に製版、17時ころ、そこから後露光で日にあてたのが17時半だが、まだまだ明るかった。版もちょうどよく乾いたので、火曜の雨模様のなかで無理やりドライヤーで乾燥させて製版をする手間が省け、火曜に予定していた製版が月曜に終わったので段取りが早まった。これでどんどん先へ進める、今日は急ぎの案件があるが、半自動機で刷れるので納期も間に合う
通常日が沈む前の夕方に製版はしない、私的な理由だがどうも版が綺麗にできないと感じる。一番は晴れの日、午後くらいがベストだ。
昨日は夏至だったので、夕方に製版、17時ころ、そこから後露光で日にあてたのが17時半だが、まだまだ明るかった。版もちょうどよく乾いたので、火曜の雨模様のなかで無理やりドライヤーで乾燥させて製版をする手間が省け、火曜に予定していた製版が月曜に終わったので段取りが早まった。これでどんどん先へ進める、今日は急ぎの案件があるが、半自動機で刷れるので納期も間に合う
取っ手がついているとやりにくい、ほとんどが取っ手でカップを持った際に中央にデザインが~という依頼となる。その際取っ手が版にあたってしまい、障害となる。最低でも40㎜は余白が必要だが、工夫次第では希望の配置で印刷ができる。
回転ジグも製造していては間に合わないので、既存のガラス瓶などを差し込み、一番ドンピシャで入る瓶を回転ジグをして使う
もっともアングルのアルミ枠を作成すれば取っ手ギリギリでもできるが、その枠を作成して紗張り~する時間が足りない場合はなんとかするしかない。こちらも先週に依頼があり、1週間以内で仕上げなければならないそうだが、特殊アルミ枠を作成していれば納期に間に合わない。なんとか今までのある方法でセット、テストをしてみたら問題なくできた。あとは量産だ
土日は少しのんびりと思い、子供と子供の友人を連れて山の中のホテルに宿泊。3人は楽しそうにしていた、その中私も少しのんびりしながらメールや総務省のアンケートをネット入力したりと雑用を済ませた。
そのホテルに名入れ済みの貸出し傘があった、弊社でやった案件ではない。いつも通りのQC検品で印刷仕上がりを見てみたが、まぁまぁだと思った。子供の分も含めて合計4本を借りて全てQCしたが、恐らく弊社のQCではこの4本は全てNG扱いされてしまう。原因は滲みだ、理由はわかるが、傘を使う人にとってこの滲みは気にならないのであろう。。。というレベルなのかもしれない。
厳しいQCを時間をかけてすべきか否か迷ったが、今までやっている弊社のスタンダード品質を崩したくはない、それが技術にもつながるからだ。日曜は午後から晴れ間がでて気持ちが良い日曜になり、夕日も綺麗だった。今週も気合を入れて1つ1つ仕上げていこう
ホテルによくある使い捨てのスリッパ、こちらは素材がふわふわしているので刷りにくい。が、弊社はコツとどうすれば刷れるかわかる。一番大事なのが力だ。。。1000足ともなるとそうとうな体力勝負になるが、まぁ運動だと思えば良いのかな。
来週末前までに1000足、1日で200足仕上げれば間に合うので無理ないスケジュールで刷る。その間空いた時間で他の案件を刷ったり製版したり。世の中のコロナ感染者は増えているが、1年前とは人の動きが違う。あきらかに慣れ、、、かな。。。
写真のように凸面のある部分の間に印刷、これはスクリーン印刷では不可な場所であり、一度やってみたがやはり滲む。どうすればよいかと試行錯誤したのが数年前、回転パッド印刷でやってみた。
通常は成形物を固定するが、逆にパッドを固定して、成形物を右から左に滑らせて転写する。やったことが無かったがやってみたらなんとかできた。そのリピートではあるが、かなり難易度が高いので正直やらないほうが良い、、と判断するが、既に受注してしまったらしい(汗)
こうなれば数日かけても使いやすいジグを作成するしかない、来週あたりから開始できるかもしれない。写真はまだ作成中のジグだが、もう一工夫すればよいところまできている
よくホテルにおいてある、白い不織布風のスリッパ。1回限りの使い捨てだと思うが、こちらに名入れしてほしいという依頼が多い。
刷るのはOKだが、その力が問題だ。右手でスキージを持ち、重ねて3~5回、その間左手は版をスリッパに強く押し付ける。そうでないと綺麗に印刷ができない。これを2000回も繰り返すとさすがに腱鞘炎っぽくなるので、他人にはお願いできない。自らの体力との闘いだが、これが毎日だとさすがに疲れてしまう。年に数回あるが、今のところは問題なくできているペースだ
パッド印刷かな、、、でも面積が大きく弊社にはその大きさに合うパッドが無い。1つ購入する程の単価にもならないし、予算もなさそうだ。でれば無理やりシルク印刷で仕上げるしかない。コツややり方があえて公開しないようにしようと決めた。理由は、やらない方が気が楽だからだ(笑)
試作で何個か、綺麗に仕上がったが、やはり量産は苦戦した。幸いにも量産時の湾曲具合が少なかったので意外とスムーズに終わった、しかしこの年度末の多忙な時期にこのような無茶な成形物は避けたほうが良い
シルク印刷の版には写真のような数字が必ずある(はずだ)。これが何を意味してるかといえばNはナイロン紗、225はメッシュの数字、Bはバイアス紗張りだ。弊社はNではなくT(テトロン)を使用する場合が多い。
こちらはとある会社さんの現場の版で、別の職人さんが現場で刷っていたそうだ。しかし、高齢となったので、私が刷ることになりそうだ。対象物は塗装済みのステンレス板。年に数回だと思う、土曜を使えば仕上がる数量だ
既製品、恐らくグラビア印刷でロール状で印刷している米袋。よくホームセンターで見かける。こちらに追加でシルク印刷依頼があった。上と下で文字のデータが異なる、1回で刷れば楽だが、細い線の方と太い方では印刷の圧力が違う
枚数が多いので当初は半自動機でやろうと思ったが、最終データを見てこれは手刷りでやらなければならないと判断した。細い方は優しく刷って、太い方はある程度強めにする。このような手加減は半自動機にはできないので人間の感覚で行う。トライアルランである程度刷ったので感覚をつかんだ、あとは量産するだけだ
リュックサックに見える、そのフロント部分に小さく印刷。200個程、既存ロゴに合わせるので、ジグ作成が大変だ。以前やったこともあり、弊社のジグマン(と勝手に呼んでいるが)に任せてみたが、これまた素晴らしいジグと位置合わせをしてくれた
私では想像をしないような方法だった、こういう風に他人の発想力から学ぶことが大事だと思う。これでまた1つ創意工夫の知恵をつけた