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PPマグカップに回転スクリーン印刷

写真のような湾曲しているPPのマグ、当初はパッド印刷を予定していたが、回転スクリーン印刷でできるのでは、、、とトライ。少し工夫をしたら問題なくでき、昨晩20~21時の間で100個を仕上げる。

 

PPなのでPPTインキ、目詰まり防止でT-950溶剤を注入。同時にアルミ複合板を焼き付けたので工場内が暑いがお盆時期の猛暑と比較すれば全然涼しい。。。ここ最近朝が寒く感じる、窓を開けて寝ていたらのどがやられてしまったが、体調は万全だ。

 

今週はあと数件待ち構えているが、とりあえず順調に進んでいるとは思う。しかしいつ何がどうやってくるかわからないのが月末だ。。。末締めという商習慣を無くしてしまえばよいと強く感じる(汗)

ナルゲンボトルが続く

世の中面白いくらいに続くことがある、今週初めには1000mlのナルゲンボトル20個ほどに印刷、こちらは追加でお盆明けにまた入るとのことなので、来週に追加分が来るらしい

 

もう1つは全く別の方よりで、300mlくらいの小さなナルゲンボトル、70個ほど。どちらも1色限定(基本弊社では1色しかできない、データによっては2色もできるが、なかなか難しい)、ナルゲンボトルへの印刷は難しくは無いが、ボトルそのものが高いものなのでNGが許されない。静まり返った時間帯、や週末が最適な成形物だ。

 

既存のロゴが無い正面の中心に70㎜ほどのデータを印刷。色は黒なので比較的印刷がしやすい、中身に白いドリンクが入ればさえるが、透明な場合は黒だとみえにくい。どちらかといえば白かシルバーあたりがちょうどよいのでは?と思われるが、黒も悪くない。

 

今朝は台風の外側の通り道で雨模様、これで道路の温度が落ち、午前中は30℃を超えない、先日は38℃近かったので今日は涼しく感じるであろう。これで温度が落ちるまで待ち構えていたビニール傘の印刷を一気に仕上げることができる

お盆中でもフル稼働

台風の影響でフェーン現象、とにかく暑い。午後は40℃近くまで気温が上昇している感じだ、ここまでくると外出はしないほうがよい。場内のエアコンはつけたままで、ひたすら仕事をする。エアコンも外がこれだけ暑いとききが悪くなるが、それでも27℃前後であろう

 

急遽段取りを変え、来週納期だった案件を先日の午後から行い、夕方までに仕上げた。こういう柔軟性があることで作業効率が変わる。暑い時間帯に細かい細い線の印刷など、やっても意味がない。なんとか仕上げるにはインキの特性をしっていれば、どの時間帯にやったほうが良いか、そしてそれが作業効率Upと生産性Upにつながる。

 

昨晩はナルゲンボトル20個ほどに印刷をした、こういう小ロットが弊社の強みだ。 本日も引き続き猛暑だ、別案件の試作をやろうと思っている

ナルゲンボトルに回転シルク印刷

なんだか最近問い合わせが多い米国ブランドのナルゲンボトルというものに後加工でシルク印刷

 

既存のロゴにあわせて印刷をしなければいけないのでなかなか難しい、もちろんこれが販売物となれば著作権が絡むのであろうが、ノベルティ使用や個人使用であれば問題はないのであろう。

 

今回は11本という小ロット、位置合わせに気を使い、日曜の夜の静まり返った場内で一人仕上げる。こういう小ロットはやはり夜や誰もいない時間帯が最適だ。印刷そのものは難しくは無いが、既存のロゴにあわせて印刷位置を決めるのが難しい、これも何度かやっているのでだいぶ慣れてきた。

 

今回は夏場だし、細かい文字列があったのでT980溶剤で希釈し、あとは2-3日ほったらかしにすれば乾燥している。急ぎではないが、遅乾溶剤を入れているので3日くらいそのままにして乾燥させてからの出荷が好ましい。

 

これらのボトルは拭きなおしができないし、ボトルそのものの単価が高いのでかなり気を遣う。NGは許されない成形物だ、そういうものに限って予備は無い。。。

 

小ロットボトルへの回転シルク印刷、歓迎します。ですが、NGを出せないボトルは納期は長めに(汗)

アルミアルマイト製のお猪口に回転シルク印刷

私が住んでいる長岡市の観光課よりの依頼、数量は70個ほど、それはよいのだが急ぎだった。8/5までにほしい、ということ。ちょうど長岡まつりがあり私は人と時期をずらして少し休む予定にしており、その代わりお盆中は毎日仕事をすることにしている。

 

昨年もテストをしてみたが、お盆中は仕事がはかどる。荷受け、電話、来客がすべてなくなり、仕事に全神経を集中できるからだ、恐らく普段の生産性の2~3倍、いやそれ以上になる時期だ。生産性がものを言う=売上と利益に直結するので、周りがなんと言おうと生産性をUpするしかない。

 

8/5は不在なので、その前までに仕上げなければならない。納期も1週間程度とかなり短いが、やはり回転シルク印刷をどうやっているかがわからないので、インクジェットのようにすぐできるのであろう、と思われてしまっている。これはもう仕方がない、時代の流れだ。

 

土曜は外が猛暑で出かける気分にもならない、午前中は製版を行い、天気が良かったので後露光で外に版をおけば完璧だ。午後からすぐに刷り始め、終わったと同時に窯にいれて焼き付け。これで週明けに納品ができるが、すぐに出せるというといつもすぐに早くできると勘違いされてしまうので、ここは仕方がないことだが、納期の数日前に仕上がっていることを伝えようと思う。

 

いままでの経験からだが、急ぎ依頼ですぐに完成させた案件は引き続きリピートのときも短納期だ。夜や週末を使い、そして現在のスケジュールをひっくり返して調整しているので、毎回無理はできない。極力短納期に対応するよう整えているが、すぐにできない案件などはどうにもならない。

日本酒の180mlフロストボトルに金色

日本酒を入れる180mlの小さなフロストボトル、フロストなのでインキの密着が良い。わざわざ1690Nを使用しなくとも1000でもSG740硬化剤で密着はするのだが、あえて1690Nを使用。

 

1690Nと金粉を混ぜる場合は硬化の温度に注意が必要だ、1690Nは150℃硬化だが、金粉が150℃まで耐えれない、120℃くらいで長く乾燥させなければ金粉が焦げてしまい、金が茶色になってしまう。これは以前やった時の経験があり、一度失敗すると学ぶことが多い。幸いにも前回のNGはそれほど大ごとにはならなかったが、1690Nの印刷でフロストボトルは消しにくいのでNGは出せない。

 

金色は純米大吟醸、銀は純米吟醸、そして白は純米酒。それぞれ100本、これは国内販売はされず、弊社近くの酒蔵で日本酒を詰めてもらい、輸出される。弊社の別事業で酒輸出を行っており、輸出酒販免許を保持しているので、このような海外からのOEM/PB依頼を引き受けることができ、それを最終製品にまで仕上げることが可能だ。瓶の手配、直接印刷、瓶詰めはさすがに酒造免許と蔵でなければできないが、それ以外はすべて自社内で完結。そして輸出も自社で行い、海外の最終顧客へ航空便で届ける。中間の商社やコーディネーターは一切いない、それだけスピードが早く意思疎通も、そして余計な経費や中間マージンが発生しないので、双方にとってビジネスに成り立つ。

 

これからの時代、中間業者がますます減ると感じる、海外、特に中国や東南アジアはスピード勝負だ。中間業者が何社も入っていれば決まる案件も決まらないし、華僑の方々は中間業者が入ることを嫌う、それだけ中間でマージンが発生しているのを知っているからだ。

 

本業のスクリーン印刷の技術を生かし、最終製品を市場に投入、それも国内ではなく海外へ、これから成長する海外市場へ視点を向けなければ賃金上昇ができないと強く感じる

昇華転写のマグだけど回転スクリーン印刷

とある大手のノベルティ会社のスタッキングマグ、製品には昇華転写用と明記されている、たしかに昇華転写の方が良いとは思うが、デザインによっては向かない場合がある

そもそも弊社は昇華転写の設備が無いし、ある意味昇華転写の機械を買えばだれでもできるかもしれない、、、機械にたよる仕事はすすんでやりたくない、最終的には価格競争になるからだ

素材はPPなので下処理を行いPPTインキで印刷すれば密着する

 

ということでベタ面が多いデザイン、100個今日到着し日曜まで、、というとんでもない急ぎ。しかしやるしかない、後回しにすれば自分が苦しくなるだけだ。スケジュールも詰まっていたのでどうにかしてみるという回答だが無事終わった

 

明日も忙しい、3連休もすべて仕事で埋まっている、幸いなのか雨模様なので出かけるよりは仕事日和だ

ステンレスボトル50個

弊社得意分野の小ロット回転スクリーン、今回は少し大き目なステンレスボトルに白1色、50個。製版をし、流用できるジグを多少調整し、印刷開始。

 

1時間もしないで完了、あとは密着をあげるために120℃で硬化。納期はまだ先だが、今週梱包をし、来週早々に出荷予定だ。こういう小ロットは弊社の強みだ、逆にロットが多いとしんどい(汗)

 

 

しかし今日も暑かった、暑い日に熱硬化はさらに暑いが、夏は暑いので冷たいビールがおいしい季節だ

 

細い文字列355メッシュは早朝に

今朝は100本ほどのプラボトルに印刷を予定、355メッシュで細い文字があるので温度や湿度が高い日中はやりにくい、そこで早めにねて早朝の1時間ほどで仕上げるスケジュールでジグとセットを夜のうちにおわらせた

 

夜に試しで数本刷り、問題が無いと確認し、あとは早朝に連続で仕上げるだけだ。文字列が細かいので9時以降気温があがる時間帯は避けたい。よるは疲れているので集中しにくい、ということで早朝にやるのが一番良い

夏場の窯乾燥は暑い

特殊インキで高温焼き付けしなければいつまでも乾燥しないインキがある、ガラス用や鉄用で最低でも150℃を30分ほど、常温で翌日まで放置してもベタベタなので強制乾燥は必須だ

今回は小さな円柱形の成形物にほぼ1周の印刷、始点と終点がほとんど余白が無いので難しい印刷だ

 

冬場はストーブのようにあたたかくなるのでちょうどよいが、やはり夏場は場内の気温を上昇させてしまうので熱くなる。少しだけ隙間があり、そこからやはり熱が漏れるのであろう、ゴムパッキンの劣化かと思うが、なかなかすぐに交換できるものではない。とりあえず温度があがるので使用しているが、日中には使いたくないかまだ。

 

夜21時過ぎに印刷を終え、そこから1時間ほどかけての温度上昇に乾燥。30分ほど焼き付けたところでスイッチを落とせば翌日には30℃くらいまで落ちているからちょうどよい。しかしこれが8月だと翌日でも窯のなかは50℃くらいだ、10時間経過してもあまり温度が落ちないので夏場は使用は避けたいが、夏場だから温度上昇が早い。逆に冬場は温度上昇が遅い、どっちもどっちかな(笑) すべてうまくいく世の中ではないので試行錯誤で楽しむしかない

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