印刷ブログ
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お猪口が500個

よくあるお猪口500個への回転シルク印刷がある、来週納期だが早めに動きだそうと思った。

今まではピンポイントで1か所、または裏表の1か所というデザインが多かったので回転治具も簡易なものでできたが、今回はほぼ半周するくらいのデザインなので簡易治具ではできないと思い、治具屋さんに相談してそこそこのものをつくってもらった

最後には調整を行ったが、自分でもつくれたとは思う。今回は1周ほぼぐるっと1回転を想定していたので、プロに頼んだ方が早いとは思ったのだが、よく試行錯誤してみれば簡易治具でも十分機能したのかもしれない

500個ロットなので弊社にとっては大ロットになる。印刷はおそらく1日で終わるが、高温乾燥させるにすぐ焼き付けができない。1日経過してインキがある程度自然乾燥で乾いた後に高温の窯にいれなければインクが変色してしまう。今回はノベルティなので1000インキを使うことにした。本当は1690インキを使いたいのだが、在庫している色では指定色を再現できない。1000インキでもノベルティとしては十分な密着力があるので問題はない。

お猪口への小ロット印刷は得意とする、100個くらいがちょうどよいかもしれないが、20個でも30個でも、まったく問題はありません。お気軽にご相談ください
ochko

取っ手のあるマグカップへシルク印刷

写真のような取っ手のある陶器マグカップへはなかなかシルク印刷を受けてくれるところがないらしい。

某有名なノベルティメーカーの印刷方法でもパッド印刷のピンポイントか昇華転写によるフィルムの貼り付け以外は方法がのっていない。回転シルク印刷でできるのだが、恐らくどうすればよいのかまでは考え付かなかったのであろう。それもそのはずで、取っ手がシルク印刷の版に当たってしまい始点が上手く設定できない。

弊社では何度か試行錯誤を行い、通常の回転印刷の機械では絶対に無理だと思う方法でアナログな印刷方式を発見し、取っ手付きマグへの回転シルク印刷を実現させている。そこまでたどり着くにはいろいろな工夫や試行錯誤を重ねたが今では弊社の武器となっている。

パッド印刷よりも1回で濃い色が印刷できるので個人的には回転シルク印刷の方が印刷としては気持ちが良い

取っ手付き陶器マグカップへの回転シルク印刷、可能です。お気軽にお問い合わせください
white mug

小ロットのニーズが多い

ここのところ小ロットのニーズが多い、先週も地元新潟県の夫婦が記念品にと漆塗りのたいそう高価なマグカップ20個を持ち込み、そちらに印刷をしてほしいという依頼があった

20個なのでメーカーでも受けないであろうし、購入したところでもできる場所がわからない、という回答で、ネットを探り弊社にたどり着いたということであった。このような小ロットは今後もどんどん続くであろうし需要はますます増えるであろうと思っている。

回転シルク印刷の扇形なので少々難しい印刷にはなると思うし、素材が高価な漆なので失敗が許されない商品となる。今週の夜か週末にでも集中して行えば無事終わらせることができるだろう
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小さなお猪口に回転シルク印刷

支給されたお猪口に回転シルク印刷で100個程、表側と裏側に2か所あるので、1回で回転させようと治具を見つけたがうまく回らないのであきらめて、1か所x100回の工程を2回行った。それでも1日かからず終わり、夜は高温で焼き付けを行い、今週中には出荷ができる体制になっている

インキは1690がちょうどあったのでそちらを調色し、蛇の目に近い色で印刷をした。小ロットなのでメーカーの印刷だと割高になるが、メーカーの場合は恐らく焼きを入れる前に印刷をするので絶対にとれない印刷となる

弊社の場合は焼きの後に無理やり密着させる印刷なので、長期間の使用・洗浄で徐々に薄くなるがそれでもノベルティとしては十分だと思う

小ロットのお猪口印刷、1色の単色であれば個数に関係なくできますのでご遠慮なくお問い合わせください

ochokonew

日本酒のお猪口に回転シルク印刷

先日はとある県外の、それもかなり遠い酒蔵さんより日本酒のお猪口に小ロットの印刷ができないか?という依頼があった。

もちろんできますよとご連絡を差し上げ小ロットでも問題が無い旨をお伝えした。お猪口への印刷はお猪口を作成するメーカーの方で小ロットでも対応はできる感じだが、かなり単価が高くなってしまう。もちろん焼き付けも陶器の600~800℃で焼き付けるので絶対に落ちないが、ノベルティで配布するには少々割高の単価になっている感じがした。

弊社の場合はその温度帯の設備はないが、それでも150~180℃で焼き付け乾燥をすればそう簡単には落ちない。試しに事務所にあるマグカップに印刷し180℃で焼き付けをしてここ3年ほどほぼ毎朝使用しているが、まったくビクともしない。もちろん飲食店のようなシビアな環境での使用ではNGだとは思うが家庭用やノベルティ用であれば十分だとは思っている。

弊社ホームページにもお猪口の印刷サンプルを掲載してある、これは地元長岡市の国際ビジネス研究会で日本酒で乾杯をする際に使用しているお猪口だ。ほんの30個ほどの小ロットではあったがそういった小回りをきかせることができる。

http://kanpro.net/images/service/pic_curve03.jpg

お猪口への小ロット印刷、お気軽にお問い合わせください

ステンレスボトル1本に回転シルク印刷

とある方よりステンレスボトル1本に印刷をしてほしい、という依頼があったので印刷を行った。データもすべて作成し、そして回転シルクの治具を作成し、テスト印刷

版があまり綺麗にぬけていなかったので、クレンザーで洗浄して再度印刷したら綺麗にできた。1本という極小ロットの回転シルク印刷なので、割高ではあるが、恐らく他社の製版代よりも安い価格で1本を仕上げたと思う。1本なので版に治具などいろいろと単価をかけてしまえば決まらない案件だと思ったので、可能な範囲でのご予算をきいてみて、そこでこのくらいという単価でやることにした

週末には乾燥が終わっているので、週明けにもすぐに発送して差し上げようと思っている。何かの記念日のボトルらしいので、もらった方が喜ぶような仕上がりになったとは思っている

極小ロットの回転シルク印刷、まずはお問い合わせください
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アルミマウンテンボトルに小ロット回転シルク印刷

ちょうどタイミングが良く2つの案件で同じアルミマウンテンボトルに回転シルク印刷の依頼があった。

タイミングよく同じ期間にデータ入稿と商品が届いたので同じ治具とセットアップをそのまま使用でき、スピーディな仕上げとなった。最初の案件は事前に用意しておいたが、2つめは商品が到着したその日の夕方に仕上がってしまった。納期1日という最速の仕上げだが、アルミ製のボトルの塗装面への印刷なのでSG740と硬化剤を使用し高温乾燥を行うので2-3日は乾燥後におきたい。それでも週明けには出荷できるとは思う。

ロット数も1つは80本でそのうち40本は1色、もう40本は別の色だが版が同じなので色変えだけでできてしまう。もう1つの案件は白1色で70本程、こちらのほうがほぼ全面へのぐるっと1周なので難しいが、最初の案件も両面だったので難易度は高かった。しかし無事両方とも終わりほっとしている。

土曜日だが金曜の午前中に来週月曜納期の案件で増産依頼がきたので、土日も稼働しなければ間に合わない。noと言ってしまえばよいのだが性格上なんとかしたいということで、何とかします、と答えてしまった。しかし師走、このくらいでへこたれるわけにはいかない。あとほんの数週間だ、フル稼働で乗り切ろうと思っている
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飽和ポリエステル製のマグカップへ

某ノベルティ大手のトレー〇ワーク〇社よりの飽和ポリエステル製のマグ、こちらには密着するインクがあるが商品によってやり直しができなかったりできたり、様々だ。

今回支給されたのはなぜか溶剤への対抗性があり、失敗してもふき取りができる、個数は小ロットで30個ほど、特になんの問題もなく仕上がった。印刷面積が取っ手の部分を避けるようにほぼ50%となる。メーカーのカタログでは昇華転写になっているが、工夫と治具させしっかり用意すればほぼ全面印刷ができる。取っ手の部分からおよそ2cmくらい離せば恐らくぐるっと1周もできるとは思うが、フルカラーにはならず1色扱いになる。

昇華転写のみといわれている形状でもシルク印刷ができます、詳細はお問い合わせください
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昇華転写しかできないと言われる取っ手付きプラマグに

メーカーのカタログでは昇華転写かパッド印刷のピンポイントしか印刷できないとなっているプラスチック製のマグに回転印刷を試みる。

取っ手付きのマグは取っ手の部分が回転を妨げるので全面印刷が難しい、それでも工夫次第では取っ手より少々余白を取ればぐるっと回転印刷で1回転できる。

何年か前に取っ手付きマグの案件があり試行錯誤しなんとか回転できる受け治具を作成した。それが今では重宝されているかのように多少の調整だけでいくらでも取っ手付きマグの回転シルク印刷に使える。最初は相当な時間と工夫が必要だったが難しい印刷は一度できれば自分の経験となり、武器となる。

来週はエプロンやノベルティへの小ロット印刷が多いので、難しい回転印刷は今週中に仕上げようと思っている。師走の忙しい中だが、短納期で対応できるようしております、年末までの案件、まだまだ納期は間に合います。
お気軽にご相談下さい

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クリアボトルへの回転印刷

先週に続きもう1種類、今度は同じボトルだが大サイズのものがあった。依頼数量は50本、メーカーのロットを大いに下回る小ロットの回転印刷だが弊社では問題なく対応できる。逆に数量が多いと困ってしまうので、大ロットは得意ではない。

100個前後くらいが弊社にとってはちょうど良いロットだと思うが、50個でも30個でもまったく問題はない。逆に1000個を超えるようなロットだと単価をたたかれてしまったり安くということになるので、小ロット専門の弊社にとってはあまり合わない仕事になってしまう。1000個を超えるのであれば製造国の中国で印刷してしまったほうが恐らく安いとは思うが、納期がかかるかもしれない。

土曜日はこちらのボトル50本を終わらせ、大きなコットンバッグ50枚を仕上げた。日曜は子供と出かけてのんびりしたが、夜は別の件で打ち合わせがあり遅くまでの会合となったが、解決策も出たしいろんな意味でよい週末になったとは思う

今週は水曜が勤労感謝の祝日ではあるが私は仕事をすることにしている、仕事に感謝する意味でも祝日にもかかわらず仕事をしたい
15%

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