印刷ブログ
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たった1枚の立て看板にスクリーン印刷

地元の知り合いが東京に発酵製品専門のお店を開店する、ということでそちらの看板にスクリーン印刷

1枚だが、弊社の得意技だ。 木材なので表面がかなりボコボコしているが、味があってよい。 濃いめ目の木材なので白を3回ほど重ねる。これでも150メッシュで3回、高濃度白を使用

東京にオープンするらしい、東京の方でご興味あればぜひ立ち寄っていただきたい
「FARM8 STAND ~ Hacco to go! ~」
場所:東京都品川区戸越4-8-6
内容:発酵のファーストフード店。持ち帰りできる発酵メニューを用意

企画・運営
株式会社FARM8
http://farm8.jp

hacco to go

塔婆にスクリーン印刷

まさかやってくるとは思っていなかったが、お墓に立てる塔婆のシルク印刷依頼がきた。

てっきりインキジェットか何かでやっているかと思っていたが、よく考えればシルク印刷でやれば安くて早い。もちろん1つ1つ異なる塔婆はそうはいかないが、ある程度の数量がまとまればシルク印刷が断然お得だ。

しかし少子高齢化なのか、、、なんだか刷った後に寿命が縮まったような(笑)

できれば結婚式とか誕生祝というようなスクリーン印刷案件の方がうれしいかな
touba

神社の木札に2色シルク印刷

神社によくある2色の木札、こちらへ2色のシルク印刷。

数量は少々多めの300個+程度、印刷は木材なのでQsetインキを使用する。

連続印刷もできるが、半分くらいになったらそこで一旦stopして版を洗浄、その方が綺麗に仕上がるからだ

2色なのでまずは赤を先に仕上げ、乾燥したところで2色目の黒を印刷、データが抜いてあったので重なりも問題なく印刷でき仕上がった。

木札や絵馬等、数量が多ければシルク印刷の方が早くてコスト的にも安くなる。
kifuda

桧風の入れ物にシルク印刷

桧でできたような小さな入れ物、その角に小さくシルク印刷。

データ的には細い部分があるので355メッシュで製版。フィルムも写真製版の物を使った方がより綺麗に再現できる。

ロットは50個程、製版は終わっていたので商品が届きすぐに印刷。その間1時間ほど。木曜での最速シルク印刷となった。

外は荒れ模様なので工場でせっせと印刷をしたり明日の製版を用意したりと。物流も荒れているので恐らく金曜も土曜もあまり動きは無いとは思うが、週明け納期の物があるのでそちらは土曜に発送しなければならない。

あとはガラスの容器へのサンプルが6種類ほど、傘1本へのサンプルなど、極小ロットが続くが、この雪なので週末もでかけずにコツコツやろうと思っている
hinoki

木製の看板にシルク印刷

木でできたA1サイズよりもちょっと小さ目のカフェ?らしき看板に1色で印刷、恐らく組み立てると表裏が看板になってどちらから見ても同じようになるのだと思う。

大きさがあるが、データをわけて小さい版に入れ、それぞれのロゴや文字列を分けて製版・印刷すればコスト削減になる。原寸の大きさのままで余白も入れて製版をするととんでもない大きさになり当然ポジフィルムや版のアルミ枠も大きくなるので割高だ。しかし1回で位置合わせが終わり、1回で刷れるという利点があるのだが、それは印刷屋の勝手な都合であってお客様目線ではない。私はそういう印刷屋にはなりたいとは思わない。

こちらの手間暇が増えても如何にコスト削減をし、割高だから企画が流れてしまう~ という理想と計画がお流れになってしまう状況を、理想と企画をどうやったら予算内に実現できるかに変化させる、コンサルティングも兼ねたインサルティング(印刷とコンサルティングを合わせてしまう勝手な造語)だと思う

分けて印刷ができるデザインであれば大きなものでもコスト削減可能です。お気軽にお問い合わせください

kanban-wood

升に印刷

よくある日本酒の升、こちらに急ぎで130個程印刷がはいった。

なんだか同じような事がかさなり、今週は升への印刷が続いたが、1つは先日のブログの丸い升で回転シルク印刷、今回はよくある正方形の升なので平面のシルク印刷だ。

升の表面になにかしら加工がされている感じなのでインキはSG740、密着は問題はなかった。一応高温乾燥させ、翌日出荷。入ってきたその日に印刷し、翌日に出す。毎日あるわけではないが弊社では珍しい事ではない。

しかしこの升、いい香りがする。乾燥窯を開けたら桧の香りがただよっており、なんとなくよい感じだった
kakumasu

丸い升にぐるっと回転シルク印刷

日本酒を飲む升に印刷だが、今回は正方形の升ではなく丸い升にぐるっと1周回転印刷となった。

つなぎ目が5mm前後くらいで、ほぼ1周なのでかなり難易度が高い。枡も1つ1つ手作業で作られている物なので微妙に形が異なる。恐らくほとんどの回転シルク印刷屋では断ってくるかもしれない案件だと思う。

こういう難しい印刷があるとワクワクしてしまう反面、毎晩悩まされストレスになってしまう場合がある。しかしやってみればできる、何にでも挑戦しなければならない。

とりあえずテストをしてほしいということなので、回転治具を作成し開始点と終点がピッタリになるように試行錯誤をする。テストではほぼ0.5mmの狂いもなく仕上げることができたが、本番までにもう少し微調整を行い、完ぺきにちかくなるようにしたい。

今回は量産で300個くらいになるそうだ、丸い升への回転シルク印刷、小ロットでも可能です。
masublog

百万塔へのパッド印刷

百万塔という法要に使用する塔がある。こちらの台座にぐるっと名入れができないか、という問い合わせがあったのが数か月前。

案件がきまり回転シルク印刷ではできない事が判明し、さてどうやればよいかの試行錯誤が続いていた。サンプルを1つ預かりそこそこできるところまでいったが、、、金曜日にその百万塔が納品され参ってしまった。

1つ1つ手作業でつくってあるので塔の大きさがことなり、凹んでいる部分の凹みも皆ことなる。折角うまく回転する受け治具を作成したが、サンプルと本番の傾斜が異なっているので全く使えない治具になってしまった。

これを考えて作成するまでに何週間も悩み続けたが、土曜の午前中でそれがパァになったと気づいた時には本当に参ってしまった。それから再度いろいろな調整を行い、土曜日は調整が終わったかと思えば、結局はその形が異なることに気付いたのが量産を始めようとしていた日曜だった。午前中から午後までなんとかならないかといろいろと考え、ようやくうまく回転することができる治具にたどり着き、量産を始めた。

しかしやはり形が異なるのでうまくはいかなかった。ロスもでたが、木材なのでインキが乾燥してから表面を研磨すれば印刷を消すことができる、不幸中の幸いかもしれないが、その方法でNGになった品は研磨を行い、再度印刷をすることになる。

こういうときに限って納期が無い、金曜にもちこまれて火曜までにほしいという事だったから、なおさら精神的にも参ってしまい、胃が痛くなっていた。ここのところ何年も胃が痛くなることはなかったが、久しぶりに過度のプレッシャーがかかったのだと思う。

3/4は完成しているので、あとは研磨とやり直しだけなので、今が気が楽になっているが、今週もまた慌ただしい日々が続きそうになっている。
100man
今回の百万塔へのスライドパッド印刷が今迄で一番難しい印刷になったとは思うが、解決するアイディアを手に入れることができた。これでどんどんまた印刷できる成形物が広がっていくと思う

解決の糸口をつかんでテスト成功

2週間ほど前に預かった百万塔の台座への印刷だが、ようやく特注のパッドが届いた。特注といっても既存の型のパッドなのでそれほどでもないが、これがなければできないという成形物だ。

そのパッドを使い数日前に思いついたアイディアでテストをしてみたが、やはりNGなのがわかった。扇形の回転角度があまりにも大きすぎるのでNGということになった。こうなれば何か別の方法がないかと試行錯誤したが、たまたま思いついた方法を簡易治具で作成、スライドさせてみたら見事綺麗に印刷ができた。

あとは微細な位置合わせに、印刷の開始位置と角度、高さ、インキの選択をすればほぼ完ぺきに印刷ができるようになると思う。商品は恐らく来週に到着するであろうと思うから、この3連休でじっくりとテストと練習を行い、本番に備えればと心にも余裕が出てきた。

難しい印刷の解決の糸口を見つけた日程気持ちが良い日はない、木曜の夜は1-2杯くらいひっかけるつもりで帰宅した。

このパッドは幸いにもそろそろ買い替えになっているボールペンなどへにパッド印刷する際に使えるので、ちょうど良いので、それもプラス素材になっている

追加で1個パッド印刷

香合というお仏壇の焼香を入れる器のようなものがある、正式な名称はわからないがこちらの蓋の裏側に記念の名入れ印刷を20個程。

印刷は終わったが1個商品不良があり、追加で1個だけ印刷をしてほしいという依頼だった。セットを全部外してしまって位置決めも最初からしなければならないので、少々大変ではあるが、実際にパッド印刷をやっている人にしかわからない。

幸いにも位置決めや印刷もそれほど難しくない形状だったので、5分ほどで完了。セットがしたままであれば30秒もかからない。昨晩は同じくパッド印刷でしかできない形状の時計40個程に印刷をした。

今週はパッド印刷が多い、来週も難題を控えているがなんとか解決することになるとは思っている
shoukou

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