印刷ブログ
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シルク印刷をすると太らない?!

気になることではあるが、世の中をみるとお金を払ってでもダイエットやスポーツジムに通う方が増えていると思う。デスクワークが増え第3次産業が増えているせいかもしれないが、体を動かす仕事が減っているのかもしれない。

シルクスクリーン印刷をしているとダイエットに無縁だと思ってきた。私は決して小食でもなくお酒も飲む。夏の間は暑い日にはビールを1L以上のみ、ラーメンといった炭水化物も食べる。しかし健康には気を付けているとは思うし、決して大食いだとも思わない。

しかしながらなぜか太らない。夜中まで仕事をしてそのままラーメンを食べに行ってしまうときもある。だめだとはわかっていても安く・うまく・大量に出してくれる大吉といういつもシャッターが閉まっているラーメン屋が長岡市にはある。知らない人は閉店だと思ってはいらないが、知っている人は自分でシャッターを開けて入り注文をする。

こんな生活をしていてもまったく腹が出てこないと思ったが、実はシルクスクリーン印刷をするときはスキージを引きながら腹筋に力が入っていることに気づいた。常に運動しながら印刷をしているような感じでよい体操にもなっている。そしてそれが仕事になる、わざわざスポーツジムに通わなくともバランスのとれた体型を維持できる。こんな良い仕事はないと思った

副市長との会合

昨晩は地元の副市長ともう1名の方での会合だった、すっかり意気投合してしまいいろいろな話に花がさいて、今後この町の変化に進化を望めるような会合でもあった。そのせいもあってか午前はバタバタしてしまいブログを書くのをすっかり忘れてしまった

会合に行く前に弊社に立ち寄ってもらい、シルク印刷の平面、局面、そしてパッド印刷をお見せした。副市長は東京学芸大学卒なので在学中にシルク印刷をやったことがあるらしく、見ていただいてすぐに理解いただけたので話ははやかった。

何の機械もなくすべてがアナログの手刷りの弊社のような小さな工場でもいろんな方からの小ロット印刷依頼がやってくる。明日からは移動で忙しくなるが、急ぎの案件はとりあえずないので移動中の仕事に集中できるとは思う。連休もあり来週は祝日も重なるのでその間仕事をすすめれば問題はないと思う

難題が続く

土曜は試作依頼のあった冊子上のアルバムの側面に5色印刷をやっていた。側面の1色はすんなりと終わり、固定治具もできたのであっという間ではあったが、小口の5色が進まない。

昨晩も深夜まで試行錯誤したが、100%ズレない治具がどうしてもできない。重ねる色なので重なる部分はデータを太くしてあるが、それでも微妙なズレがでる。平面で平らな素材であればよいが、冊子なので高さが20㎝近くあり、吸引盤では刷れない。

上下に移動できるホールド台に下駄をはかせ、高さ20㎝まで版を調整できるようにしたが、それでも冊子の重さにより微妙にずれる。ほんのコンマ何ミリのズレでもNGになってしまうデザインなので前にすすまない。

冊子の抑えは印刷のホールドでしっかりと固定でき隙間なく冊子が並ぶようにはなった。あとは上部の固定だが、これはそうとう重量のある金属の治具を作成でもしなければダメだとは思っている。とりあえずの試作なので納期に間に合わないが、そこら辺を明日説明して今後どうするのかを検討してもらうことになる。

お金をかけてでも金属製のがっちりとした治具を作るのか、またはそこまでやらないのか。できないわけではないが、時間とお金がかかる試作になっている。他の仕事も止めるわけにはいかないので日曜日は土曜にできなかった仕事をすすめることでフル活動する週末になりそうだ

開封梱包も重要な仕事の一部

成形物とりわけノベルティ類に印刷をする場合、通常パッケージに梱包されている商品が搬入されてくる。

簡単なビニール風の袋に入っているものもあればたいそう豪華なそして開封が大変な箱に入っているものもある。ものによってはテープできれいに梱包してあるのでそれを剥がして開封して印刷、再度梱包となる。

モノによっては開封と梱包の方が手間暇がかかってしまい、印刷代だけではその内職がカバーできない場合もある。最終的にはその商品が搬入されてみてからでないとわからないので見積もり時には内職費用を査定することができない。 シール類であれば梱包もなくそのままだが、ノベルティ類はそうもいかない。

皆さん安く印刷してほしいということは共通しているとは思うが、開封・梱包の内職代でほんの何円でも構わないので予算をとっていただくとありがたい。弊社の考えとしては1時間あたりでどのくらい開封・梱包できるかにより県の最低賃金を個数で割って計算するようにしている。印刷以外のことはアルバイトやパートさんでも誰でもできることなので、高くならないようにと思い、梱包の内職はこういった計算をすることにしている。実際は自分でコツコツやる場合が多い。弊社はあまり請求はしないようにしてはいるが、醜い手間暇のかかりそうな梱包があった場合は多少なりとも内職代をお願いすることにしている。

梱包の場合も海外物は指紋が付着していたり汚かったりするので印刷時にきれいにしたりと手間がかかる場合があるが、これはどうにもならない。印刷の現場だけを見ていると単価が気になるかもしれないが、最初の用意からセットアップ、洗浄、そして梱包まですべてを考えれば印刷は刷るだけではないということになる

PPインクの白しか使わなかった

昨日は珍しく朝から晩まで1種類のインクしか使わなかった日になった。PP成形物用のインキで、それも両案件とも白なので朝の始まりから夕方まで白1色だけで終わった。

こんな日も珍しく通常であればいろいろな色を使ったり異なる種類のインクを使ったりするが、PPインク1色だけというのは初めてかもしれない

1つは流れのPP成形物への印刷で細かい文字列があるので、何度も洗浄をする。もう1つはPP製のマグカップであり有名なノベルティ会社より直送され、完了後に最終顧客へ直送となる。PPのマグカップも細かい文字があるので20~30個くらい印刷しては版を洗浄して合計300個を仕上げた。まる1日かかったが、洗浄や再現性を考えるとこのくらいの手間暇をかけなければPP製の成形物へ細かいデザインの印刷はできない。

PPはやり直しがきくので比較的気楽にできるが、目詰まりが激しいのでメーカーの超遅乾溶剤で希釈してもダメだ。PPマグにはT-950という超遅乾溶剤を使ったがそれでも20個ちょっとで目詰まりがおきる。これが冬場ならばおそらく倍の40個くらいはいけたかもしれない

別のPPケースにはイソホロンを使い、超遅乾溶剤の上を行くくらいの超超遅乾溶剤という感じで印刷をしているが、こちらも夏場は作業性が落ちる。夕方から夜にかけて涼しくなるので、弊社は夏の3か月の間は昼間には目詰まりの多い案件は行わずに夜に作業をすることが多い。ある意味フレックスタイムで働くような現場ではあるがこういう工夫をしなければ印刷はできない

台風で涼しくなっている 印刷にはちょうど良い

台風で天災でしんどいかもしれないが、ここのところの猛暑でなかなか印刷が進まない。目詰まりが激しいのでどうしてもつまりの出るインク、とくにPP系は作業スピードが遅い。

一昨日も夜の涼しい時間ではあったが、PPインクで細かい文字を印刷していたが、たったの3回で目詰まりをおこしてしまった。合計枚数が多い案件になるのでこれでは作業性が悪いと思い、データ修正をしてもよいかクライアントと確認したが、特に問題はなさそうなので少々データを調整して目詰まりしにくいようにしようと思う。幸いにも納期は長めにもらえそうなので、夜の涼しい時間をみつけてすこしづつ作業をしようと思っている。

今日の午後には台風が去るとは思うが、今日は外出もせずにコツコツと印刷をしようと思う。昼間でも比較的涼しい日になりそうなので作業のスピードも速くなるとは思っている

少量印刷が主体だが、たまにロット数が多い案件がやってくる。ロット数の多い案件をたくさん抱えることはできないので、ロット数が多い案件は長めの納期や分納で対応してもらえると助かります

PS素材でも

PS=ポリスチレンという素材がある、密着するインクもあるが、最近のPSは海外生産モノが多い。

海外で製造しているとなると日本の基準とは異なり、成分も異なる。極端な話でいってしまえば50%使用していればPSと名乗り、残りの成分が何が混ざっていようが関係ないという国もあれば100%PSでなければという国もある。

ノベルティ関連は海外製造の商品が99%を占めているので注意が必要だ。特にメーカーでも気づかないほどいきなり成分が変わっている場合もある。毎回同じ素材・商品だからといって油断もできないが、そこまでメーカーも把握しきれていないであろうし、製造元がメーカーにも伝えない。ノベルティ=安い商品なのでそこまで気を使わないのであろうと思う。

トレードワークスという会社さんがいろいろなノベルティをカタログで揃えている、こちらを購入し弊社に持ち込み印刷をされる方が近年増えている。トレードワークス社のカタログを見るとなんとなくその理由がわかる時がある。印刷面積が限られていたり、ロット数が限定されていたりと、弊社は面積もロット数も関係なくなんとか印刷をする。小ロットの時代が到来していると感じたのが4-5年前だった、それが今はどんどんと増加していると思えば、大企業の時代が終わり、中小企業の時代が到来しているのかとも感じてしまう。

同じ先進国のドイツは中小企業がプレイヤーとなって、ほとんどがGmbH(有限会社)となり、AG(株式会社)はあまり存在しない。ドイツに5年ほど仕事で在住したが、中小企業のプレイがものすごく連携されており、そして大きな名前や肩書などにしばられず、独自の技術をもち、そして政府が中小企業の繁栄をサポートしている。

日本はといえば相変わらず大企業と政治家との結びつきが強すぎていっこうに変わらない。捨ててしまい切り替えるべき産業もたくさんあるとは思うが、天下りに組合、そして結びつきがあまりにも古く強いのでいつまでたっても古い体制を脱却できずにいると思う。

仕事柄印刷だけではなく諸外国にも出かけることが多いが、外国の方とビジネスをしていると日本の遅れに危機感を感じ、そしていずれは追い越され、日本人が安い労働力で雇用される時代がやってくると感じてしまう。東南アジアではまだ成長が続き、日本を追い越せでやっているが、早くから近代化と民主化をなしとげたシンガポールや香港はすでに日本を超えている。

ゆでがえるになり胡坐をかいているうちにどんどんと追い越されてしまう、すべてがそろい快適な生活をおくれる日本ではあるが、その分緊張感に危機感が失われ、気づけばどんどん追い越されてしまう時代になっているとは思う

だんだんと涼しくなってきた

今週も様々な試作印刷や印刷が待ち構えている。1つ難しい印刷があるが、今日その素材を確認することになるのでその後の判断でどうなるかを決めることになるとは思う。

コルク素材ではあるがデータがベタで細かい、おそらく300メッシュでもなんとかきれいにできるかできないかのデータになっている。ベタでヌキなので場合によっては2-3個刷っては版を洗浄することになるかもしれない。一応その覚悟はできてはいるが、なんとかそこまでしないでもスムーズに印刷ができるようにしたいと思っている。

グラスコップへの印刷試作に機械の面板、いろいろな案件があるが今週もあっという間に終わってしまいそうな感じではある。来週で8月が終わる、もう夏の終わりかと思えば時間が経過するのが早すぎる

TPR サーモ・プラスチック・ラバー 素材

聞きなれない素材だが、TPRという素材があるらしい、ゴムではないがゴムのような柔らかい素材でシリコンのようにも見えるが、シリコンではなさそうだ

とりあえずいろいろなインクで試してみたが、密着はしない。すべてのインクを調べれば密着するのかもしれないが、時間もなく、おそらく高価なインクになるとは思う。

これは課題の1つとなるが、溶剤でふくと艶が消え多少密着がよくなっていたので、必ず解決できる素材だとは思うが、時間がなさすぎるので将来の課題になっていしまう。

難しい素材や印刷程わくわくしてしまう。

世の中が動きはじめた模様だ

お盆明けで台風が関東を直撃しているには残念なニュースだが地震台風国家にとって避けることのできない天災だとは思うので仕方がない。

16日から本格的な稼働を開始したが、やはり世の中はまだ完全に動いていない模様で、静かな1日であった。夕方前には新潟市方面で用事があったので、早めにでかけて下道でのんびりとむかったが、目立った渋滞もなくスムーズに行動ができた。

今日は難しい大きなアクリルの整形物へのパッド印刷をしなければならない。インクののりが悪く形も難しい、しかも失敗ができない素材なので夜の静かな時にでもやろうかとおもっているが、こんばんは打ち合わせがはいっているので夕方になるかもしれない。

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