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ポリアセタール素材

ポリアセタール素材にインキが密着しないのは理解しているが、フレーム処理をしてもまだ密着しない。

昨晩はトーチを借りて表面を更に高温で処理、SG740インキを使ったが今朝の剥離試験でNGだった。これでは何が原因なのかがわからないが、あきらめるわけにはいかないので今晩は別の方法で2種類ほどインキを試そうとおもっている。

解決できないからできません、と言えば楽なのだがそれでは何のために仕事をしているのかがわからない。密着しなければ密着するように工夫をするのが人間であり、そのための脳を持っていると思う

今週も引き続き忙しいが、冬支度も始めなければならない時期になってきた

海の町 新潟市

日曜日はあいにくの雨模様だったので、朝にほんの少しだけ仕事をして子供をつれ同級生のパン屋に行き、簡単な朝食を済ませ、それから新潟市に向かった。

私は新潟県の第二の都市(とはいってもたったの22万人くらいの人口だが)長岡市出身であるが、新潟市が好きだ。理由は簡単で大きすぎず小さすぎず、近くに海岸(海)があり、そして30分も運転すれば山もあり泉質が良好なエメラルドグリーンに光る月岡温泉まである。

新潟市の大きさはちょうど良い感じで歩いていても人にあたるような感じも無く、ストレスも無い。かといって夜が閑散とするシャッター街というわけでもなく程よい人口だと思う。

水、山が近いということもあり、そして海鮮料理がなんとも美味い、そこに日本酒がくればもう最高だと思う。これだけの良い街をなぜもっと首都圏に宣伝しないのかとおもったりもする。新幹線で2時間以内で行ける美味い都市だと勝手に思っているが、私としては地元長岡市を盛り上げなければならないという変な使命も感じている

明日からまた仕事で忙しくなるが、仕事がある毎日に感謝したい。

東京の活気は異なる

金曜の夜から土曜の夕方までは別事業のお客さんが海外より来日されていたので、東京で食事と飲み会を行った。最近は忙しく彼らとはずいぶんご無沙汰していたが、元気そうでなによりだった。

ちょうど金曜の夜ということで新橋付近を歩き焼き鳥屋さんに入ったが、やはり東京の人の多さに活気には参ってしまった。このまま長岡で埋もれるわけにはいかないというプレッシャーも感じた。あれだけの人口集中があるのでノベルティ印刷等の数量は圧倒的に多いのであろうと思うが、小ロットの案件が限りなく多いと感じる。

大企業くらいのレベルであれば何万という発注をすれば中国の工場で全てやってくれるであろうが、中小企業が多い日本でのロット数は100~1000の間が一番需要が多いと思ってる。

人口が集中しているので家賃も高ければ人間らしい生活ができるひとは数少ないと思ってしまう。なにもかもが人工的にできている首都圏に住むとなんとなく感性というものを失ってしまうのかもしれないとも感じた。

昨晩も遅くまでベニヤ板の印刷があったので、今日は家族と新潟市にでかけようと思う。明日からも忙しくなるので今日くらいはのんびりしようと決めた。といいつつ朝から仕事をしたり製版をしてしまっている。このブログを書き終わったら出かけようと思う

POM素材は難しい

POM ポリアセタール 素材に基本インキは密着しない。フレーム処理かコロナ処理を行い、SG740インキを使えば問題なく密着はする

処理装置の設備があれば問題は無いが、それほどPOM素材への印刷が頻繁にあるわけでもなく、ましてや小ロット対応で装置を導入するにはリスクが大きい。弊社なりのアナログな自作フレーム処理はできるが、あまりお勧めはできない。どうしても~という場合はアナログ的なフレーム処理を行い、SG740インキでPOM素材にパッド印刷をしたことがある。

フレーム処理もどこかに外注してそのあとに印刷すれば良いのだが、いつまでも処理の効果があるわけでもなく、できれば処理をしてすぐに印刷をした方が効果がある

POM ポリアセタール素材への小ロットのパッド印刷やシルクスクリーン印刷、可能と言えば可能です。写真はフレーム処理やコロナ処理をせずにSG740インキを引っ掻いた結果です、見事密着しません(笑)

POM

快晴が2連続

昨日に続き外は雲一つない秋晴れとなっている、非常に気持ちが良くこのような日はこれからめったにないので日光浴でも楽しみたいところではあるが、屋内で仕事をしているのでそうもいかない。

かわりに少しでも落版をして版の紗張り達に日光浴をしてもらおうかと思う。こういった日でもなければ干すことができないので、午後にでもほんの少し合間をみながら落版をしよう

今週は祝日の関係もあって1週間が短く感じるが、休みなく働かなければならない。仕事が好きな人間なので休日無く働いていても全く苦にならない。私の夢と言えば高級車でも豪邸でも無く、一生現役で仕事を続けられる引退しないいつまでも印刷をやりつづけるおじいちゃんで居続ける事だ。70歳でも80歳でも、身体が動く限り引退しようとは思っていない

冬支度

そろそろ新潟県にも本格的な冬が到来しているくらい寒くなってきたので、落版や掃除、ストーブなどいろいろと冬支度をしなければならない時期になってきた

冬場の新潟県は関東と異なり日照時間が少ないゆえ、落版などをしたときの版の乾燥が大変になる。今のうちに晴の日をあらかじめ狙って落版して片づけをしなければならない。

長い冬が終わればまた春がやってくる、春の訪れを待ち遠しくできるのは雪国ならではの感性かもしれない

紅葉の季節がやってきた

土曜日は仕事をして夜は最後のポスター仕上げを行い、A1の紙ほぼ全面に蛍光黄緑を7色に変化させて印刷をおこなった。

3時間ほどで終わったが仕上がりが良く気持ちの良い土曜の夜になった。1つだけミスった個所があったが、それはそれでOKだったので安心した。世間はハロウィーンで盛り上がっていたが、私は作業場でインクまみれになったハロウィーンでもある

日曜日は子供を連れて朝から晩まで電車にのり、紅葉を楽しんだ。雨になるかと思えば途中からの快晴、とても気持ちが良い日曜日となり、電車に揺られながらの晩酌はこれまた最高だった。途中子供と電車の中で寝てしまい乗継をミスしてしまったので、帰りが21時過ぎになってしまったが、乗継途中の時間つぶしで入ったお店の店主といろいろな話をして盛り上がったのも良かったと思う

明日はまた祝日にはなるが昨日休んだばかりなので、祝日は必要はなく仕事をしようと思っている

koyo

スライムみたいな色

昨晩はデザイナーの方立ち合いの元、水曜日から続けているポスター2枚への印刷を完成させた。

仕上がりは1枚で良いのだが紙なので予備としてもう1枚、2枚の印刷となる。しかし1つ1つシビアなあわせがあるので、連続印刷はせずに1つ1つ印刷をして洗浄、セットを繰り返した。

色は5色、蛍光色で版は3版。位置合わせや洗浄に時間がかかったので1日3時間x2日間の夜の時間を使い集中して行った結果、合計2枚を6時間で仕上げた。これは仕事とは言えないくらいの非効率な作業になるとは思うが、完成させなければならないという事を思えば効率などどうでもよいと思っている。効率を考えていればシルクスクリーンの小ロット印刷やパッド印刷等できるわけがない。

効率よりは仕上げるという意気込み、技術、そして何よりもやっている事を楽しむ気分があると思う。シルク印刷業界は後継者がいない分廃業が続いているが、私はこんな面白い仕事は無いと思って続けている。そのうち後継者を考える時期がくるとは思うが、それもまだまだ先なのであまり心配はしていない。それよりはいづれ私一人ではできないと思うので、同じ仕事を楽しんでやってくれる共同経営者という人物を探そうとおもっている。

写真は昨晩使った蛍光インキの黄緑。メジュームという透明インキに蛍光黄色と緑を混ぜ、調色した。なかなか綺麗に仕上がったポスターだとは思う

ポスターへのシルク印刷、こだわりの1品をつくりますのでお問い合わせください
ink

大きなドライラック

弊社にはなぜか巨大なドライラックがある、私の小さかったころからあるので恐らく昔のステカンに使用したものだと思う。

当時は私も小学生だったが記憶に残っている。学校から帰れば祖父はいつも木材を切り、ステカンの枠を作っていた。その当時はほぼ家族総出で仕事をやっていた、私も忙しい時はステカンの布の位置合わせ、ラックに載せたり、いろいろな仕事を手伝っていた記憶がある。当時は小学3-4年生だったかもしれない、遊びにいったり仕事をしたり、勉強はある程度やったがそんなに一生懸命にやったとは思わない。

中学生になっても仕事を手伝ったり、当時出てきた赤ベースフィルムをカットするパソコンの操作を覚える事になり、フィルム出力は私の仕事でもあった。機械すきの私の性格を父親が見抜いたのであろう、当時はまだ画期的だったパソコンとカッテングマシーンを導入し、私に覚えさせてフィルムを毎日といってよいほど出力した記憶がある。

こういった理由もあってなのか知らないが私は仕事が好きになってしまい、学校よりも早く仕事をしたいという気持ちが強かった。学校の方は幸いにも大学まで出て、すぐに仕事を始めた。

世の中にはイヤイヤ仕事をしている人も多いかもしれない、仕事をしなければならない、生きる為に仕事をしている人が多いとは思う。もちろん生活する為には仕事をしなければダメではあるが、折角なので仕事は楽しくやりたい。私は生きる為に仕事をしているのではなく、仕事をするために生きていると思っている。 英語で言えば、 you dont work to live but you live to work.  だとよく海外にいるときには言われた
rack

大きな印刷がくるとてんてこ舞いになってしまう

今週来週といつもやってくるおおきなベニヤ板への印刷に船舶の監視ライトらしきカバーの大型ビニール印刷がはいっている。

大きな案件はそれほどシビアな位置合わせ等が無い分、アナログの印刷なので大人二人がとりかかって1日かかる事が多い。ベニヤ板の案件などは4種類+4色あるので、2週間くらいかけて仕上げる事になる。そこに細かい案件や流れの案件があるのでてんてこ舞いになってしまうが、夜や週末を駆使すれば終わらせることができる。

一度に重なってしまう場合があるが、これは仕方がないと思っている。こちらの都合の良いように仕事があるわけではない、それぞれには納期があるのでそれを守れるようにきちんとこちら側で段取りを組まなければならない。それも仕事の1つだと思っている。

今日から天気があまり良くない、そろそろ冬がやってきたのかもしれない。今週末の1日くらいは紅葉を見せに子供を連れて出かけたいと思うので、平日は連夜残業をする覚悟でいる

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