市販の紙袋に1色の印刷依頼があった。マチ付きなのでどうしても袋の中に薄い板を入れて印刷しなければガタガタするので綺麗に印刷ができない。
枚数も大小2種類で各100枚、小ロットの典型的な印刷、と言っても良いであろう。こういった小ロットを弊社は得意としております。今回の色は特色となり、色合わせもはいったが、それもすぐに完了、量産は1日で終了、あとは搬出を待つのみ
小ロットの紙袋印刷等、お問い合わせください。
別事業の案件で外にでてはいたが、なかなかハードなスケジュールになっている。移動もあり途中でソファで寝たりしながら、そして火曜の早朝に東京から新潟まで運転しなければならない。
以前はなんとなくこなすことができたハードスケジュールでも最近は体がなかなかついてこない。都市部では景気が上向いているように感じるが、地方ではまだまだ、そればかりか景気など上向いているのか?というくらいあまり良いニュースや受注を感じることすらできない。
しかしながら黙っているわけにはいかない、何かを創造し進めていかなければ単なる地方の零細企業で終わってしまう。凶と出るか吉とでるかはわからないが、チャンスがあればどんどん進めるしかないとおもっている。
今週はインキのつきにくい素材へのパッド印刷が待ち構えているが、事前テストはしてあるので、あとは位置決めと最終テストを行えば問題なくスムーズにいくであろう
スイスアーミーナイフに印刷依頼があった、大本のメーカーのスイスで印刷ができるようなことがメーカーのHPに記載されてはいるが、納期が6週間くらいかかるらしい。そこまで待てる方もそう少ないのでは?と思う。
1色で社名を入れるくらいであればシルクスクリーン印刷で簡単にできる。スイスアーミーナイフへの印刷、可能でございます
弊社ではデザインはできないが、たまに簡単な修正や変更をする場合がある。自分の力量でできる範囲内であれば特にデータ加工代金などはとらないでいるが、それほどイラストレーターが得意なわけでもないので、難しい加工や修正などが入る場合は外注しなければならない。
データを1から作成してデザインするとなればデザイナーの方により値段は様々だと思うが、おそらく1万円以上はかかるであろう。たまに数千円でデザインまでおこしてほしい、という依頼を受けるがどう考えても難しいとは思う。私の素人デザインであれば可能ではあるが、あきらかに素人すぎるデザインになり、点と線をむすんだだけのような感じになるのであまりお勧めはしていない。
デザインができるようになれば良いとは思うが、これはセンスの問題であるだろうから私は印刷に集中しようとおもtっている。
画像は日本酒を入れる桐箱1個へ3色のシルク印刷を行った写真であるが、通常であれば1色1色洗浄して印刷をしなければならない
幸いにも3色の重なりがなかったので、1色終わったら次の色へと合計3色を洗浄せずに終わらせることができた、それも個数が1個という超小ロットなのでできた事であろう。これが数が多ければインクが飛んでいるので洗浄しなければならない。
極小ロットなので値段はつけにくいが、ギフト用途やサンプル用途で1個特別な物を作りたい、という要望もある。ご予算さえ教えていただければできる範囲か否かをお答えすることはできるであろう。
先日Upした日本酒のボトル印刷したものを今回の桐箱に詰め、特別な方への特別な土産としてお渡しする予定になっている
お盆が終わった、振り返ってみればお盆前はバタバタしないであろうと思った期間がバタバタのまま過ぎた感じであった。閑散期になるとわかっていたので、昼間はアルバイトを入れて、夜に印刷の仕事をしていた。
さすがにもう若くない、と感じたので途中で身体がどうなるかわからないくらいの疲れになったが、それでも好きな晩酌は数日おきにきちんとこなしていた(笑)
今日からまた新たな気分で仕事が始まる事になるであろう、いろいろと試作もありやりたいことも出てきてはいるので、1つ1つ処理しようと思う。
写真は およそ 1000x750㎜ (1メートルx75センチ)の印刷を行う前段階の写真。ここまで大きいともうシルク印刷とも言えず、たんなる大型巨大印刷、、、としか説明ができない
幸いにも弊社には大きな版の枠と紗がのこっており、このような大きなシルク印刷(巨大スクリーン印刷とでもいうのであろうか。。)が可能だ。しかしながら、セットアップ、印刷、洗浄に莫大な時間がかかる。
インクも目詰まりを起こすので印刷物やインクの種類を選ぶことになるであろうが、スクリーンのメッシュが比較的大きいので(200-250メッシュ程度)それほど目詰まりがおこるわけでもない、が、1つするのに2-3分くらいかかってしまう。
ここまで大きいと印刷圧力もことなるので2つ同じ物ができないが、それでもなんとか近づけることはできる。
昔は長台印刷と呼んでいたらしいが、今はこのような大きなシルク印刷はインクジェットに取られてしまっているであろう。しかしながら、インキジェットでインクが密着しない素材の場合はシルク印刷(あるいはシールを貼る?)で対応となる。おそらくほとんどの場合はシール対応するであろうが、どうしても印刷をしなければならない、という場合は弊社のような長台が役に立つのでは?! 1年に1回くらいは大きなシルク印刷案件が出る。
これまた1本という超低ロット(小ロット)の印刷となるが、日本酒4合瓶に印刷をしている。
色は3色、シルバー、ゴールド、白の3色となり、いままでの中では最大の色数となるが、それ程難しい合わせではない。色の重なりが無いので開始位置さえ気を付ければ問題なく印刷はできる
インクも必要な分だけの少量を出し、硬化剤を混ぜ今回は自然乾燥させる。なんといっても中身に日本酒が入った状態での印刷となるので、高温で焼き付け乾燥をするわけにはいかない。そんなことをしてしまえば折角の大吟醸という良いお酒が台無しになってしまうからだ。
日本酒の製造工程の中で火入れ殺菌という工程があるが、それらは約60℃前後で殺菌をして出荷前にやることになる。これをやらないと生酒のまま(厳密に言えば2回の殺菌工程があるが、この大吟醸は殺菌をしていないいわゆる 生生 という物であった)であるが、その場合は冷蔵保存が絶対となる。
ガラス瓶等の印刷は100℃以上の高温で焼き付けをしなければならないが、それでも自然乾燥で十分な効果が得られる。もちろんガリガリカッターや強い溶剤でこすれば落ちてしまうが、何度も繰り返し使わないようなガラス瓶の場合はシルクスクリーン印刷で十分と言える。
ビールのジョッキのように何度も洗浄して使うようなガラス印刷の場合はそれ専用のインキに600℃近い高温でガラスと一体化させるような硬化方法でやることになるが、ロットや価格が合わないであろう。そんな時はシルクスクリーンの回転印刷が出番となる。
ガラス瓶や日本酒の瓶に印刷、小ロットからご対応できます