印刷ブログ
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祝日はおおいに活用

今日は祝日になるが、こういう日こそいろいろとやらなければならない。明日からのB1ポスター印刷用に版を作製しなければならないが、B1のベタが入るので大きな版が2つ必要になる。乳剤の塗布はそれほど時間がかからないが、乾燥させるのに時間がかかる。ドライヤーで行えば早いのだが経費削減で自然乾燥させ、今夜にでも露光しようと思う。

こういった少しの削減が単価を安くすることにつながると信じている。予算がある仕事では双方の事を考えながらどれだけ最高の仕上がりを予算内で安く仕上げるかを考えなければならない。

明日は追加の別のボールペン名入れを行い、本年度はあとどのくらいの仕事になるかが読めないが、手があまるようであれば落版をしたり掃除をしたりと、普段できない印刷をしようと思う。年末年始だからといってのんびりできるかと言えばそうでもなく、いろいろとやることがでてきそうだ

ボールペンがいっぱい

年内のイベントであろうか、ボールペンが沢山来た。名入れも1600本程、急いでいるわけでは無いが2日ほどで完了。印刷よりも開梱梱包の方が時間がかかったような(笑)

スピード印刷、インキの相性さえ問題なければ即日印刷も可能です。年末年始の休みがあっても、弊社は仕事さえあれば、大みそかでも正月でも稼働します。正直正月のテレビ番組等あまり面白くないので仕事をしていたほうが気分がいいです。。。

貧乏性かな(笑)
penpen

パッド印刷は奥が深い

先日に続きボールペン名入れをパッド印刷でやっている。合計1600本ちょっとだが、昨日から初めて今日には全て終るペースで進んでいる。依頼主も納期が短いので大丈夫かと聞いていたが、最速でやれば1日で終わってしまう。しかし他の印刷もあったり開梱梱包もあるので、1日ではなくやはり2-3日かかる。開梱梱包がなければ1日で終わらせることも十分可能だ

パッド印刷をしているといろいろやりながら気づく点がある。ヒゲが出てしまう現象があり、それは空気中の静電気による原因だ。湿度を上げれば良いが、そのような設備・場所でも無いのでパッドを上げるスピードを遅くすればヒゲが出ない。希釈もゆるくすればよいがやはりパッドのスピードを変える事がベストのように思える

あとは押しの強さ、転写する際の強さ等、いろいろな調整が必要となるが、これはマニュアルには書けないほど、環境、刷る人により異なる。

綺麗に転写できるようになる環境を見つけたらあとは数量をこなすだけだ。これがまた気持ちいい

pad

市販の紙袋

市販のごく普通にある紙袋への印刷、それ程難しいわけでは無いが、様々な工夫が必要となる

1.治具
吸引スクリーン印刷機に吸い込ませなければ被印刷体が版にくっついて色むら・流れが出てしまう。1つ1つ薄い板を袋に入れて印刷。かなりの手間暇、、、ですが、やらないと印刷できません

2.インキ
ニス引きされているような紙質なのでSG740で印刷。色も特色指定なので、調合。赤を強調したいらしく、しかも地は黒い袋(笑)。これは大変、白の上に赤をのせれば良いのですが、あまりにも文字が細いので白→赤のせは不可能と判断。その代りに蛍光色やオレンジを混ぜてなるべく近い色に再現、そして最後は2度刷り

紙なのでインクを吸ってしまい沈みが出るが、先方指定のDIC色には近づいた模様。

両面印刷、乾きが悪い冬場なので、1日寝かせてもう片面を仕上げ、3日で完成。計500枚

今日はボールペン名入れ合計1600本、短納期ですが仕上げます 師走ですね。
bag

円柱のボトル

写真には円柱のボトルに名入れ1色してあるものがあるのだが、こちらはまだ公開できない商品らしいのでほぼ全面モザイクとなります。

急ぎで欲しいらしく、このような形状の場合治具と位置だしに時間がかかるため、長めの納期を依頼してあったが、なんとなく予感が的中、最後には急ぎとなった。日曜の夜になんとか治具と位置を決める事ができ、そのままスムーズに終わらせることができたので、今日の納品に間に合わせる事ができそうだ。

SG740の特色、硬化剤がはいっているので焼き付けもしなければならないが、印刷も扇形型に回転させなければならないので、そう速くもできず、印刷しながらストーブで焼き付けを行った。

これはかなり難易度の高い扇形回転シルクスクリーン印刷であったが、終わってみればパッド印刷の3回押しでも良かったような気がする(が、お客さんの方がインキを濃いめに沢山盛りたい、ということでシルクスクリーンになった。素人が見ればどっちがなんだかわからないような気もするが 笑)

bottle

平面に見える被印刷体でもパッド印刷?

ペンケースに名入れ、50個程があったので印刷を行った。こちらはシルクスクリーン印刷でできそうな物ではあるが、凹んでいる小さな丸の模様がペンケースにあるので、パッド印刷でなければインキが入らない。

こんな条件であったが、弊社の得意とする小ロット印刷が活躍したと思う

1.数量は合計50個
2.青いケース25個は白で名入れ、赤いケースは25個で黒の名入れ
3.素材はポリプロピレン
4.凹みがあるのでパッド印刷は必須
5.凹みが出るので1つ1つ中に治具をいれなければならない

25個刷ったあとに色の差し替え、こちらもほんの15分ほどで洗浄、乾燥全てが完了し黒ですぐに印刷。ポリプロピレン素材は下処理を行い、そこにインキと硬化剤を混ぜて行う。以前同じ素材でなかなかインキが付かなかったときに調合したインキがピッタリであったのを記憶しているので、ポリプロピレン素材でもすぐにインキの選択ができた。

白は1回では薄いので、3回程パッド印刷で押し、黒は2回でそれなりの色が出た。

あとは梱包、お届けするだけである。1つだけ、、、、終わってから気づいたが手間暇のわりには単価が安すぎた(笑) まぁこんなこともあるであろう。通常の見積よりは多分1/3くらいの破格になっていると思う、、、、 

pencase

難題 - 外国製の持込ボールペン

先日届いたボールペンは日本のメーカーのものでもなく、表記は全て英文であった。

英文には精通しているので、読んでみたが材質表記は全くない。製造元はメキシコ、Paper Mateというメーカーらしきロゴが印刷されている(が、かなり雑である、、、最後の方のMマークがほとんどすべてのペンでかすれているのが確認できた)

素材がわからないのでインキをつけてみるしかない。汎用性の高いなんにでもつきそうなSG740に硬化剤を入れたらあっけなく剥がれた。プライマー処理にFPPインキと無理やり硬化剤を混ぜて印刷、今朝剥離したら剥がれない。爪で強く擦ると取れるが取れない場所もある、困ってしまう物ではあるが、もう少し実験をしてから結論を出そうと思う。

なぜ他社さんが小ロットの持ち込みのボールペン名入れを嫌がるかが理解できたような感じだ(笑) しかし誰もやらなければ、誰がやる? という精神でチャレンジしようと思う。たいていの素材はなんとか工夫すればインキが密着することは経験からも言えるので問題はないであろう

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正体不明

今日は2種類の素材にパッド印刷予定となっている、パッド印刷が2種類同じ日にくるのはなかなか無い事ではあるが、1つはペンケース。画像からして平なのでシルクスクリーン印刷でできるであろうと思うが、丸い模様が凹んでいるのでパッド印刷をしなければインキが入らない。こちらはポリプロピレン素材となり、以前問題なく密着するインキのコンビネーションを見つけたのでそれでテストしようと思う

もう1つは海外のペンらしきもので、素材すらわからない。既に白でメーカー名が名入れされているので密着するインキはあるのであろうが、素材がわからないのでこちらもテストをしなければならない。ロゴがあるのだが、パッド印刷の苦手なベタ面となるので、ロゴありと無しの両方でテストしてみようと思う

素材がわからない、両方小ロットではあるが、こういった案件を弊社ではてがけている

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少し無理をしているが、師走

昨晩は夜中12時に印刷が終わった、とは言っても普通にやれば21時には終わるであろうペースだが、父親として子供と一緒にいる時間を夕食から就寝まで確保したい。幸いにも子供が昼寝をしていなかった模様で20時過ぎには寝たので、そのあとに風呂に入り、印刷を開始した。

二人でやれば早い工程だが、一人しかいないので2時間近くかかり、洗浄まで含めて時計をみたら24時を過ぎていた。そのあとは書類だのいろいろ整理して、1時には寝る事ができたが、これから急ぎのラミネート加工を依頼しにいかなければならない。

今日もいろいろと出たり入ったりがあるが、仕事があることに感謝したい

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