印刷ブログ
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なぜか多い依頼

不思議と同じような案件の相談が続く場合がある、先週~今日は特にその感じがあり、年末年始の影響かもしれないが、ボールペン名入れの相談が続いた。小ロットで50本でも20本でも、それをやってくれる場所があまりにも少ない、ということであろうか。

少量でも名前を入れれば商品にもなるし、贈答品でもシールを貼るよりは印象に残る。そのペンがどこか他の方に譲渡され、そこで気づくブランドや社名等もあるかもしれない。1つインパクトの強いボールペン名入れを行えばそれまた面白いであろうと思う。取っ手の部分だけではなく、ペン先ギリギリに名入れしたり、いろいろと工夫をすればボールペンの山に埋もれずに、効果を発揮するかもしれない

無限大の可能性

シルクスクリーン印刷やパッド印刷は印刷の中でもかなりマニアックな部類に入るらしい、それを見て育った私には印刷=シルクスクリーンかパッドだと思ってしまうが、普通の方にとっては紙印刷、白ベースとなる。

その違いを説明するのにもなかなかスムーズにいかない場合が多く、素材の色が白でなければ”色の沈み”をまず説明しなければ後々のトラブルにもなりかねない。

素材が平面でなければ曲面印刷となるが、これを手間暇をかけて小ロットでやろうという印刷会社もなかなかない、もちろん50個や100個だけのボトルの印刷のために治具作成をする時間がもったいないのであろうか、それでもそれを作成するのがおもちろくて私はウキウキしてしまう。奇麗に回転する 治具ができると、これまた楽しいし印刷が終わった時の達成感もある。

こうしたある意味自己満足もあってか、続いていると思う。趣味でやっているわけでもないが、毎日が楽しく、チャレンジするような印刷案件がくると自然とその日が楽しくなる 

傘に名入れは難しい?

正直難しいのか簡単なのかがわからない(笑)。傘の布の部分を分解せずにそのまま印刷もできる、密着するインキもある(今回はポリエステル生地だったのでそれ用のインキがあり、使えた)、ただ素材がインキを吸い込むので色の沈みが出てしまう。

今回は青、エンジ、黒色の傘30本に白で名入れを行った。エンジと青はそれほど目立たないが、黒はやはり沈みが激しい。2回重ね刷を行ったのである程度色は出ているが100%白にはなっていない。もちろん一旦乾かしてその上にまた白を印刷すればかなり白100%に近くなるであろうが、位置合わせができない。

1つ課題が残っているようであるが、それでも市販の傘小ロットに名入れ印刷としては十分という色が出ていると思う。常に挑戦、日頃からチャレンジ

kasa

寒くない?

今年はなんとなくだが、冬の到来は早かったが、気温的には寒くない。製版をしていてもまだ手が凍るような寒さでもなく、気にならない。今朝も2つほど製版を行う事になるが、そろそろ時間があればたまった落版をしなければ本格的な冬到来に間に合わなくなってしまう。

落版は水を多く使うし、版を乾かさなければならない。夏場は日向に5分もあてればすぐに乾くが、ここ新潟県は冬の日照りが極端に悪く、毎日雨か雪という感じになってしまう。そうなれば乾燥も容易では無く、苦労してしまう。

夏は夏で暑く湿気があるので、やはり春先、いや、秋がベストと言えるかもしれない。今年は秋が短かったので紅葉どころではなかったが、冬もまた雪景色で綺麗なのも待ち遠しい。

少量の名入れ印刷

3年前までは下請け的な印刷で、何かにチャレンジする、ということは殆ど無かった模様である。先代からのやり方で、面倒な印刷や少量の印刷は断っていた傾向があった。

しかし私はそこにマーケットがあると感じた、どこでも少量の名入れを断るか高く見積もられる、そんなに沢山いらないが少しだけ印刷したい、という自分の希望もあったが、それをやってくれるところがいない。

パッド印刷で1-2個のゴルフボールに名入れしたいが版代が高い、それを解決するために手動パッド印刷機械を導入した。これは早ければほんの30分もしないで製版~印刷までができる。これができるようになってからはいろいろな印刷ができるようになり、事業も展開してきたと思う。まだまだ宣伝すらしていないので、知らない方が多いのであろうが、弊社は小ロットで多品目の名入れ印刷をてがけるようにしている。

前例が無い印刷等、試行錯誤でやるようにしている。常日頃のチャレンジがあるので飽きない、面白い。今日もどんな印刷がくるのか、楽しみにしている。師走となったが、最後まで全力で走り続けたい

急ぎの名札名入れ

これも先週に依頼のあった急ぎの名札、しかし材料が先方手配でなかなかこない、、金曜の夕方に来た。聞けば月曜には欲しいという。

この名札印刷はかなり難しい、1色ではなく、合計で4色。裏刷りとなる。社名の色で2色、かなり細かい赤をのせるので慎重に刷り、今日の段階で名前の墨1色までは終わった。

あとは明日に白ベタをうてば完成。作業をしているのが日曜の夜中の1時頃、普通の印刷会社ではとうてい受けないであろう案件、なんとかします!

name-plate

月末

11月最後の日となった、今日も通常通り稼働することになるが、家の事や障子の張り替え、データ作成、等々、できることをコツコツとやることになるであろう。明日の日曜日は少しだけのんびりさせてもらおうと思うが、急ぎでやらなければならない名札3色の印刷仕事があるので、子供が寝た後に夜集中してやろうと思う。

両面で見えるステッカー

これはバスの車内に貼るステッカーで、外からも中からも見える、というタイプである。通常中で見えれば良いのだが、ある程度大きなステッカーであれば外からも見えてほしいという要望がある

まずは逆刷り、そのあとに白ベタ、プラスXXX、そして表刷りを行えば完成する。XXXのところは企業秘密とでもいって良いであろうか(笑) シルクスクリーンをされているかたであればだいたい想像がつくかと思います

写真はひとまず逆刷りが終わったところです

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プラスチックへ

どこかのメーカーの基盤に取り付けるような物らしい。

平面であれば簡単にできる印刷だが、インクはいつも密着試験を行わなければならない。塩ビとアクリルで異なる、SG700でよかったり、SG740、2500番インキであったりと

インキメーカーに問い合わせればホームページ上で公開されている情報をそのまま伝えられるだけなので、あまりあてにならない(笑)。なんだかんだ硬化剤をいれて無理やり密着できる方法があるので、なんでもやって実験するのが一番よかったりもする

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朝のコーヒー

先代から続いている習慣であろうか、弊社はコーヒーをサイフォンで入れている。これは何かのこだわりであろうか、先代がそうしていた。豆も普通では無くいろんな種類のフレーバーを揃えたり(それでも安く見つけている)して、楽しんでいる。

因みにサイフォンのようなガラス製品にも弊社はパッド印刷で名入れができます。写真は市販の物ですが、ここにオリジナルロゴ等をいれるとこれまた面白いかもしれない

saifon

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