印刷ブログ
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2層になっているポリエステルカバーにシルク印刷

2層になっているカバー、つまり印刷台に密着ができない素材が世の中にはある。 1層であればバキュームやのり、又はTシャツ台ですれば問題は無いが、2層になっているとそうはいかない。

何かを差し込もうとしても差し込めない、なので難易度が高い。しかしながらコツさえつかめば問題にはならないが、もともとの成形物のNGで印刷が綺麗にできない個体が出る。

今回は予備があったのでなんとかなったが、2層の中にあるスポンジが突起している個体が何個かあり、どうしても綺麗には刷れなった。これはもうお手上げとしか言いようがない。

2層になっているカバーなどへのシルク印刷、とりあえず可能です。
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ガジェットポーチに白を濃くシルク印刷

先週テストを行ったノベルティのガジェットポーチへのシルク印刷、ポリエステルだがこの素材はとにかくインクを吸い込む素材だ。通常のポリエステルとは異なり、かなりのインキを吸収するので1回刷りでは全く白にはならない。

3回重ねても白になるかどうか、というレベルだが、素人目にはあまり気にならない程度かもしれないが、印刷職人としては白の濃度が気になって仕方がない。 これも職業病なのかもしれない。

メッシュとインキの粘度を調整、そしてほとんど希釈をせずにあとはあるコツをつかいながら、2回の重ね印刷。今日だけで400枚程すったが全くズレが出ないように版のセットも工夫してある。

数年前だったらこのような印刷は恐れていてできない、と断るレベルではあったが、今は何度も経験を積んでいるので自信を持って印刷ができる。100%すべてが同じで完ぺきになるとは言えないし、そうはならないのが手刷りのシルク印刷だが、かなりの濃さになっているとは思う

インキ吸収の多いポリエステル生地、白印刷可能です。
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1つだけの抱っこ紐にシルク印刷

弊社得意の極小ロット、1個という単位、これ以下の数量は世の中に存在はしない。

赤ちゃんをだっこする抱っこ紐のようなもので、海外メーカー製。その紐の部分に何かしらの社名のロゴをシルク印刷。

素材はポリエステルとかかれていたのでポリエステル用のインキを使用したが、どうみても綿にしかみえない。。。ポリエステルインキでも綿には密着するので、ひとまず素材表記を信じて印刷

あとは梱包して発送をするだけ、データ入稿から2日程度。世の中なかなかうまくいかない、人手が足りない時に急ぎの大量がやってくる、今週末も連続稼働になりそうな予感がしてきたが、仕事があることはありがたい事だと思っている
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イソプレンゴムとポリエステル

ポーチのようなノベルティだが素材がイソプレンゴム & ポリエステル ~ となっている。いったいどちらがどう素材に使用されているのかわからないが、混ざっているのかなんだかもわからない。

新規の取引先だったので写真を送付してもらったが、同じ新潟県内なので土曜に来社したいということでサンプルを持ってこられた。写真を見た感じでは以前印刷で悩まされた素材にかなり似ているので一度の印刷では白が沈んでしまうと確信を持てた

持参されたサンプルを拝見し、案の定その時とほぼ同じ素材だったので必ず白が沈むということがわかり、データを拝見したがこれまた細い。前回も100本程のメガネのバンドではあったが線が細く悩まされたがなんとか仕上げた記憶がある。

今回もデータを頂戴し、製版を行い土曜の夜に試し刷りを行ってみたが、1回では沈む。2回重ねるとズレやにじみが出るかとおもったが、前回からのコツをつかんでいるのでズレもなく、綺麗に白に仕上がった。同じような素材を何度も経験するとだんだんとコツをつかみ経験値が上がってくる。

数量は1000個程という弊社にとっては大ロットにはなるが納期があるので、なんとかなりそうだ。

土曜は無事にタイヤ交換も済ませ、子供に手伝いをさせながらいろいろと仕上げることができた。師走が始まっているがまさに師走のように走っているが、あまり無理をしないようにしたい
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折り畳み傘カバーにシルク印刷

折りたたみ傘カバー、ポリエステル製なので2種類のインキが密着する、今回はシルバーだったのでちょうど弊社に在庫であったインキに銀粉を混ぜて印刷を行った。密着も事前確認できているので、問題は無い。

細かい文字や点があるので遅乾溶剤をいれて希釈したらあまり目詰まりせずに、懸念だった目詰まりもそれほどではなく連続印刷ができるのでホッとした。

枚数が多いのと皺が出たり位置合わせが難しい商品なので恐らく3日くらいかかるとは思うが、出だしは好調だ。カバーがすっぽりと入って印刷しやすいような治具を作成、あとは慣れだと思う

傘カバーへのシルク印刷、小ロットでも可能です。お気軽にお問い合わせください
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黒いポリエステル素材に白は沈むか?

ポリエステルの素材に白で印刷、何度もやったことがあるのだが、素材によって白の沈みが激しかったり全くなかったりと。。。何が違うのかわからないが、なんとなくわかってきたような気がする。

今回も傘のカバー?のような黒いポリエステルに白で印刷、あらかじめ沈みの懸念があったので1つ試し刷りを~ という事で既存の版でやってみたところ、沈みが全くなかった。ほぼ白100%に近いので自分でも驚きではあったが、メッシュもそこまで低メッシュではなく、普通に120メッシュでやってみた。 文字が細かいので100メッシュ以下だと恐らく再現ができない。

今週も気づけばもう木曜だ。。。 来週納期の案件もあり、1つ難しいかもしれない案件をかかえている。それが終われば師走が到来、そのまま冬に突入かもしれない。会社のバンのタイヤ交換すらしていないが、降ったらすればよいと考えている。

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ここのところよく出る折り畳みバッグ

ポリエステル製でおりたたみができて、ポケットティッシュ程の大きさになるバッグがある。これがここ最近、エコやレジ袋削減の目的であろうか、なんだか出ているような気がする。

とはいっても大量ではなくお店のロゴを入れて100個だったり、今回は新潟県にある某美容室のノベルティだろうか、年に1回少々量の多い印刷がやってくる。メーカーも在庫切れらしく、とりあえずある分の100枚ちょっとを先行納品、残りは12月になるそうだ。

ポリエステルだが似たような素材とバッグには何度も印刷をして密着は確認できているが、一応SG410でテスト、剥離も問題は無いので早速仕上げる。

冬場なので乾燥には少々時間をかけたいが、それでも常温乾燥で十分ではある。

ポリエステルの折り畳みバッグの難点は開封と梱包だ。印刷の際にも皺が出る、梱包も綺麗に折りたたまなければものと状態に戻らない。印刷より一番手間暇がかかるかもしれないが、何事も慣れだ。
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100均のポリエステルバッグにシルク印刷

ポリエステルなのでSG410でインキはOKだ、白を強く出したいので、コンクホワイト、そして紗張りはメッシュ100を使った。メーカーのHPにはこちらのインキの推奨紗張りが200~300くらいと明記されているが、そんな高メッシュだと目詰まりをするインキだし白だと低メッシュでなければ白く再現ができない。メーカーの数値はあくまでも目安であり、経験でそれらを自己判断し、使いやすいよう自分なりに工夫や試行錯誤をする。

印刷は慣れているのでそれほど大変ではないが、折り畳みのバッグなので、バッグの表面に印刷をするために一度バッグを開かなければならない。その後印刷をして乾燥後にまた折りたたんで元の状態に戻すのだが、これがなかなか難しい。

もちろん100%同じには戻せない旨、あらかじめ了承をいただいている。乾燥も早いので夕方に刷って翌日の午後には梱包、そのまま出荷ができる、ロットは60個前後、弊社にとってはごく普通のロットになる。

小ロットのポリエステルバッグなど、シルク印刷可能です。
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ポリエステルの生地にシルク印刷

写真のようなポリエステル100%のトレーナー風の衣類、こういった印刷はやはりアパレル専門に印刷をしている会社様の方が得意だとは思う。

設備も、インキも、乾燥機もすべて揃っているからだ。 かといって弊社できないわけではないが、なぜか? と言われると説明が難しい。

なんといえばよいのだろうかいろいろ考えた。わかりやすい例で言えばうどん屋さんとラーメン屋さんの違いかもしれない。設備や方法はほとんど同じだが、肝心のスープ(インキ)が違う。

うどん屋さんに生ラーメンを持っていけばもちろん茹でてはくれるが、スープが無い。もちろんうどんスープでよければ問題はないだろうが、ラーメンのスープとなれば1から作らなければならない。

硬い物(アパレル以外の成形物)へのシルク印刷と柔らかい物(アパレル系)へのシルク印刷も似たようなものだとは思う。

1年に何回かはやるアパレル印刷だが、小ロットや知り合いに頼まれたもの以外はアパレル専門のプロに任せたほうが良いと思う

写真はポリエステルなのでSG410インキで密着は問題ない。
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ポリエステルの折りたたみ団扇

折りたたんでしわくちゃにして収納ができるような団扇があるらしい、ということでそちらの団扇のところにロゴを1色。

ポリエステルなのでインキは何種類かあるが、印刷がしやすいインキと伸縮や折り曲げにもつよいSG410を使うことにした。あらかじめテストを行い、乾燥後にしわくちゃにして収納したがびくともしない。

データが細かかったので、少々調整を行い、版は3回ほど作成した。やはりインクが多く出たほうが良いと思ったので、最初は120メッシュだったが、少々多すぎるので、150でちょうどよかった。

数は100個程、入稿から仕上がりまで4日ほど、版の作り直しやデータ調整がなければ1日くらいで仕上がったかもしれない。

治具は収納する部分のプラスチックのおさえが突起しているので、団扇だけを上げることができるような受け治具を作成し、使った。こちらも手作りだが十分に使える。

何でもDIYで作成、これはシルク印刷やパッド印刷では必要なスキルだと思っている。幸いにも私は昔からDIYが好きなので自分で何でも作成し、使うようにしている。

ポリエステル製の折りたたみ団扇に印刷、小ロットでも可能です
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