印刷ブログ
BLOG

...111112113114115...

持込コクヨファイルに名入れ

先日は持込のコクヨファイル500枚に名入れを行った、とは言ってもまだ終わってはいない。表紙と背表紙を同時に印刷はできないので、ひとまず表紙を印刷することにした。ほぼ全面に印刷が入るのではあるが、下の方に小さな数字が入るので、1回の工程でやろうと思うとどうしてもうまく文字が出ない。2工程に分けて行う事にしたが、500回を合計3工程やっていると納期が間に合わないので、2工程を二人で同時に行うことにした。

2時間ほどで半分終わったので今日の午前で残り250枚、あとは午後に背表紙を全て印刷できれば完成となる。他にも仕事があるのでそちらを見ながら同時進行させなければいけないが、明日は持込の傘に名入れをする予定になっている。

今週はどこまで忙しくなるかわからないが、週末は再度上京しなければならない。土曜の早朝に出て日曜の夜戻りになるであろう
1

3月らしい始まり

昨晩遅くに東京から新潟に車で戻った。関越トンネルを抜けたらまだ雪が降っていたので速度規制にタイヤ規制など、様々な規制があり自宅に到着するのが深夜を過ぎてしまった。それでもゆっくりとシャワーを浴び寝る事ができた。長時間の運転にもかかわらずあまり疲れが無く目覚める事ができた。

今朝は朝早くから別事業の輸出の梱包に書類作成、そちらが終わったらすぐに印刷のデータのフィルム出力に製版にとりかかっている。自社内で全てできるので急ぎの納期でもすぐに対応ができ、短納期でも納める事ができるようになったが、多忙になる日々が多くなってきた気がする。それだけ自分でやらなければならない仕事が増えている事であろうが、こんなにうれしいことは無い。

今週の前半に集中して納期の短い案件が飛び込んできているが夜も続ける事ができるので、問題なく納品はできるであろう。3月らしくなってきたが、納期は厳守ということでどんどん仕事を処理してゆきたい。

パッド印刷やシルク印刷に関しての問い合わせや小ロットに関しての問い合わせも増えてきてはいる。弊社はどんなロット数でも受ける事ができるし(逆にロット数が多いと納期がかかってしまうのが、弊社のネックでもあろうか。。。)、短納期も自営業の強みで夜中までかかろうが仕事を仕上げることができる。

3月の出だしもいい感じで今月は最後まで楽しみな月になりそうだ

パッド印刷で回転

金曜日は朝早く車で新潟を出発、東京まで出かけた。東京には毎回訪問する取引先があり、そこの社長と話をするためだけに訪れることになったが、私としては手ぶらでいくわけにはいかないのでいつも新潟の珍しい日本酒をぶら下げていくことにしている。東京では手に入らないような地元でしか出回らない日本酒を飲んでいただきたい、という思いもあるし、なんといってもお酒好きな方なのでこちらとしてもなんとか喜ばせようという気になってしまう。

今日も持参した日本酒をそのばで開けてもらいほんの少しであるが味見をしてもらったら気に入ってもらえたようでうれしかった。本当であればそのまま酒盛りでもしながら話ができればと思ったが、朝の9時から酒盛りをするわけにはいかないので、コーヒー越しの会話となった。

その中で出た内容がパッド印刷を回転させるというものであった。通常パッド印刷は被印刷体を治具で固定し、その上にパッドで転写印刷するという方法ではあるが、パッドそのものを固定して被印刷体を動かすことにより、回転印刷ができてしまうという内容であった。物理・原理的には理解できるが実際にやったことがないので早速家に帰ったら実験をしてみようと思う。成功すればかなりの広い範囲で、それもいままでできない範囲のパッド印刷ができることになる。新しいマーケットが開けると思えばわくわくしてしまい、いてもたってもいられない。

週末は神奈川に滞在し、妻子とともにどこかに出かけたり、別事業の貿易業務の買い付けで都内のお店をめぐることになるであろう。日曜の夕方には東京を出発、深夜前までには新潟に到着する予定だ。来週も仕事がはいってきているので、忙しい週になるであろう。 

コクヨフラットファイル

急ぎの案件が来た。コクヨのフラットファイルに名入れではあるが、表紙と背表紙の部分の2か所になる。表紙はそれほど難しくは無いが、背表紙の所のデータがかなりギリギリまであるので、1㎜の寸法の誤差も許されない。治具さえしっかりと固定すれば問題はないであろう。

今日製版をして明日朝一で試作となり、試作を確認後に量産となるが、数量が500個の納期が3日ほどしかないのでかなり急がなければならない。表紙と背表紙を一緒に印刷はできないので、合計で1000回の印刷となる。多少残業すれば問題なく終わる数量でもある。

問題は価格であるが、かなり低い予算での仕事となる。何かしらの理由があるとは思うが、表紙と背表紙に1色で名入れするのにここまで安い価格を出す印刷会社はいないと思われる。そのまま見積もった価格の1/3程の値段が指値であったが、やるかやらないかで言えばやることになる。たまに予算が無く低価格での印刷を頼まれる場合があるが、それはそれで受ける事にしている。

金曜日は早朝から東京に出かける事になり、午前中は東京の業者さんの所に顔を出す予定だ。特にこれといった用事があるわけでもないのだが、3か月に1度くらいは顔を出して挨拶をしたいと思う方である。私は勝手に師匠だと思い込んでいる方であるが、パッド印刷の魅力をを私に伝えてくれた方でもあるので、毎回訪問するといろいろな話をしたり、変わった印刷を見る事ができるので私には勉強になっている。東京という土地柄マーケットが非常に大きいのでいつもご多忙な方ではあるが、私もこの新潟の地からシルクスクリーン印刷やパッド印刷の魅力を伝えてゆきたい。

まだまだ知られていない印刷方法ではあるが私たちの日常生活には必ずと言ってよいほど使われている印刷技術であるのは間違いない。週末は妻子と共にどこかに出かけようと思う。

薄い塩ビプレートに名入れ

先日は簡単な名入れではあるが数量が多い印刷を1日かけて行った。0.5㎜程の薄いプラスチックの板ではあるが、合計で1700枚程、スミ1色でシルクスクリーン印刷の代表例ともいえるような印刷かもしれない。単価的には20円程で、機械でやるほどの量でもなく手刷りで行うちょうど良い感じの印刷ではあった。

シルクスクリーン印刷の強み、メリットは単色か2-3色であり且つ数量が100個以上であれば価格が安いというところだ。もちろん100個以下の小ロットにも対応はできるが、場合によっては単価が高くなってしまう場合がある。小ロットの依頼が増えている現在では数量の最低をこちらから希望することなどできず、何個でも何千個でも受けるのが基本ではなかろうかと思ってはいる。さすがに単価20円の物を1つだけ印刷して20円の請求書をあげるわけにはいかないので、最低料金というものが発生することになるが、昔とくらべれば製版の技術もポジフィルムの出力も簡単にできるようになったので、高い金額ではなくなってきた。

先日等も取引先より500枚程のコクヨファイルに名入れ依頼があったが、こちらは予算が限られているそうであまり出せないらしい。通常の3分の1程の金額でできないか、と相談されたが断れば案件自体が無くなるという事で、受ける事にした。さすがに毎回同じ価格で背表紙に表紙の2か所に印刷となれば、手間暇かかるので同じ価格ではできないと伝えたが、予算に合わせて柔軟に価格を設定できるのは自営業の強みかもしれない。

今日で2月が終わりになるが、3月はどのような月になるのであろうかまた楽しみではある

fuyo

クリヤファイルのシーズン

そろそろ卒業式や入学式の新年度のシーズンになっていると感じる時期になってきた。毎年この時期になるとボールペン名入れやクリヤファイル名入れの仕事が増えてくる。つい先日も某技術大学のクリヤファイル2000枚に名入れの仕事が入った。これはもう何年も続いている仕事で、毎年大学で販売しているらしい。

名入れが終わったところへ今度は別の県警のクリヤファイル名入れ見積もりがきた。こちらも毎年行っている名入れなので、たぶん決まるであろう。クリヤファイル名入れ専門の印刷業者は山ほどあるらしいが、色と枚数によっては弊社のようなシルクスクリーン印刷屋でやってしまったほうが圧倒的に安い場合が多い。クリヤファイルもホームセンターなどで安い物を100枚でも買ってしまえば、あとは印刷費用だけで終わる。

10枚でも20枚でも印刷は可能であるし、私は自社の販促用として毎回10-20枚程だけ刷って、必要になればまた印刷する~という方法にしている。無駄な在庫を持たないよう気をつけているし、いる分だけ刷れるとわかればそれだけの需要も生まれるであろうと思っているからだ。

多くの名入れ業者が材料の持込を嫌う一方、弊社は持込を歓迎している。それなりの理由はあるのだが、一番の理由はキャッシュフローを損なわないからだ。持込の材料にインキがうまく付着するか否かを心配で持込材料を断る印刷会社もいるようであるが、それでは何のための印刷会社なのかわからない。いろんな物への印刷にチャレンジするからこそ印刷会社といえるのではなかろうか
gidai

場内の保温を自作

先日は塩ビ板の穴あけを1700枚程行い、あとは様々な事をしていたらあっという間に1日が終わった。配達にも出たのだが、このところの大雪で路面も雪だらけで、普段であれば30分で終わるところが1時間以上もかかってしまった。

そろそろ2月も終わるところなのであるが、まだまだ雪が降り続くような感じである。適度な雪はスキー産業等を潤わせるが、あまりにも多いと農業の作付に影響が出てしまうので懸念もある。

ちょうど頼んでいた透明の厚手ビニールシートが届いたので早速カットして、場内を半分に仕切った。これをすることにより少しでも場内の温度を保つことができればと思う。今までは外が零下であれば場内は2-3度という過酷な状況下で印刷をしていたが、少なくとも10度前後まで上がればと思う。夏場は日陰になっているので、25~30度がちょうど良く保たれているが、冬場の寒さに関しては対策が必要だと思い、自分で採りつける事にした。まだまだ隙間はあるが、大きな通路をふさげただけでも良いと思っている。

そのうちパッド印刷はそれ用の空間を作り、温度湿度管理をしなければならない。今年の春先にもで暖かくなった時点でまたいろいろと日曜大工をやろうと思う。

それにしても自作は面白い、私は何かが1からできあがる工程を楽しんでいるのだから、印刷なんかも楽しくて仕方がない。

2月最後の週

気づけば2月最後の週になっている。今朝も雪が降り続き雪かきをしたあとにこのブログを書いている。昨晩は幼馴染と食事がてら一杯ひっかけてきたが、早めの帰宅だったので、ゆっくりと休むことができた。

今朝は印刷が終わったクリヤファイルの梱包をしたあとに、今週印刷する塩ビプレート1700枚の穴あけ作業をしようと思う。これも何十枚か重ねて穴あけをすればすぐに終わる仕事なので、あとはデータ校正をまって製版をすればいつでも印刷にとりかかる事ができる。

今日中には先週注文していた厚手のビニールシートが届くと思う。こちらをカットして場内の温度管理に使おうと思っている。自分でカットして作成すれば費用もかからない。外注すれば簡単な事ではあるが、自分で作るという楽しみが私には面白くてやめられない

2月は28日までなので通常の月よりは短い分時間が早く経過するように思えるが、春が待ち遠しい。

一仕事

土曜日は長岡市の隣町三条まで知り合いを訪ねて電車ででかけてきた。いろんな業種の方との食事会で、違った視野や職をもっている方との会合でにぎやかであった。やはり人間考えや普段の生活が同じだと偏りがでるので、たまにこのような異業種の方との交流は刺激があってよい

帰り際はかなりの大雪であったので、近くの駅まで送ってもらい、そのまま電車を待った。日曜は午前中に地元長岡市の国際交流協会のホストファミリー説明会の体験談を語る役割があったので、早めに寝ておいた。体験談も無事に終了し、日曜の午後はゆきかきをした後に硬化剤を入れて印刷をするバス停の印刷を行った。

ほんの4枚程ではあるが、硬化剤を入れるSG740というインキなので、乾きが悪い。両面印刷なのでちょうどつけている部屋のストーブの前で片面を乾かして、そのあと反対の面の印刷を行った。全て終わったのが15時頃なので、少し早いがゆっくりしようかと思う。

幼馴染にでも電話をして自宅で日本酒でも呑もうかと思っているが、外にでるかもしれない。

カッティングシート

かなり昔にはなるが、弊社には当時出たばかりのカッティングシートを切るマシンが存在した。当時はいくらしたのかはわからないが、何百万円もしたことと思う。それは私が中学生の頃に導入されたので、既に20年以上経過している機械ではあるが、いまだに現役である。

当時は赤ベースというフィルムを作成するシートがあり、デジタル化されていないフィルム作成の時代ではあった。Windows等も存在しなく、全てはDOSベースで巷ではNECの98等という物が流行っていたような時である。DOSベースのシステムに文字を打ち込み、書体を選択して寸法を決定、あとは自動的にマシンが赤ベースを切ってくれたようなものであった。それがあれば自社内でフィルム作成ができ、当時はほぼ毎日使っていた。先代の父親が機械音痴だった為、フィルム作成は全て私の仕事となり、学校から帰るやすぐにフィルム作成の依頼がほぼ毎日あった事も記憶している。

物によっては書体ではできないイラストや特殊文字もあったが、そちらはポインターという物を使い、点と線を1つ1つなぞってデータを作成、フィルムを出していた。どんな機械なのか、好奇心があった私は日本地図を1つ1つなぞり、それを出力しては喜んでいた。仕事にはならなかったが、それを見た人はそうとう驚いていたようである。

カッテングシートも当時は高価なもので、いろいろやらせてもらったが、今は弊社としては行っていない。カッテングシーとと切る業者がそこらじゅうに出てきているのも現状であり、且つシートそのものの値段も暴落している。依頼があれば切ったり、必要があれば赤ベースでフィルムを出すことはできるが、殆どの大型印刷はインクジェットでできているので、フィルムの出力もほぼA4サイズのプリンタでできてしまう。

使える機械なので捨てるわけにはいかないが、20年も経過しているマシンなのでいづれは処分しなければならないであろう。子供が少し大きくなったらいたずら用として使わせて、アナログ的な古いパソコンとはこんなだった、と教えるのも良いかもしれない
cvut

...111112113114115...