印刷ブログ
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ステンレス製フードポット

先日投稿した某国製のフードポット、300個ちょっとに回転シルク印刷が終わった。

終わってみれば、、バーコードの貼ってある場所がバラバラ(剥がして貼り直し)、塗装が貧弱でバーコードを剥がすだけでも表面の塗装がボロボロと取れる個体もあり、、、

ネットで単価を見てみたがびっくり、1個1000円を超えている商品。印刷代金は超格安(予算が限られている模様)、勝手な想像だが商品単価が高いので印刷費用を抑えなければ、ということかもしれない。理由があってどうしてもという予算でも弊社は印刷を引き受けることにしている。毎回同じだと少し厳しいがたまにどうしようも無い理由やそれなりの理由があればやるしかない。

低予算でどこでも受けてもらえないような印刷、とりあえずご相談ください

ahaha

EVA素材に印刷 

EVA素材という正式名称?がエチレン-酢酸ビニル共重合樹脂という長ったらしい素材の名前がある。

弊社に持ち込まれたのが写真のようなビニル風?の素材だった。なかなかインキがつかないのでメーカーに問い合わせたところコロナ処理を行わなければならないという事。

弊社にはコロナ処理の設備が無い、かといって買うわけにもいかない。メーカーのアドバイスも100%は信用できないのでいろいろと試す事密着するインキが見つかった。100%とは言えないがほぼ100%の密着だと判断できるくらいの密着度である。あらかじめ密着がわるいと説明してある取引先なので今回の密着では恐らく問題なくOKが出るであろう

EVA素材でもエチレン素材と酢酸ビニル素材の混合比が異なるらしい。どちらかの比率が高ければそれに密着するインキを試してみる価値はあると思いやってみた結果だった

EVA素材への印刷、とりあえずお問い合わせください(笑)

EVAsakusan

あわただしい週の始まりとなりそうだ

3連休は少しのんびりしたかと思ったが、月末までの納期の案件が続くことになり、更に今週末は来客がありそのアテンドが続くのでなかなか作業が思うように進まないであろう。

合間を見つけて作業をこなしたり夜を効率よく使う事により恐らくほとんどの案件に対応できるとは思う。

気温も上昇している頃なのであまり無理をすると体調を崩すかもしれない。しかし夜の方が涼しいので作業的にも楽になるであろうと思っている

大きな丸い機械へのパッド印刷

写真のような大きなUFO形をしている成形物があり、こちらに社名と商品名を入れるパッド印刷の案件が1年ほど続いている。

なかなか難しい形状なのでいつも100%の出来栄えとは言えない、毎回いろいろ試行錯誤してはインキの希釈に苦労している。希釈をかなり多くして20秒程感覚をあけるとある程度綺麗に転写されるコツまでは掴んだが、それでもまだまだ納得がいかない。

これほど難しい案件なのでなんとか物にしたいとは思うが、今後も続く戦いかもしれない。

難しい形状への印刷、まずはご相談ください
racrim

EVA素材は?

EVA素材はコロナ処理が必要らしい、しかしいろいろと試してみると。。。

SG740かSG410インキに硬化剤を混ぜるとそこそこ密着する。しかも昨晩これらの印刷をもう一度別のやり方でやってみようと洗浄溶剤で落とそうとしたがインキが落ちない。。。そうとう頑固に密着している模様だが、セロテープ剥離では取れる部分と取れない部分がある。

もう1つアイディアがあるので下処理を行わずにEVA素材に密着ができるか否かをテストしてみようと思う。これがOKであれば新たな印刷チャンスをつかむことができるはずだ

EVA

沢山のPP容器に印刷

小さなPP製の容器に大量に印刷が決まった。月に何万個も出る、弊社には超大ロットともいえる案件かもしれない。

1つ1つ印刷していては終わらないので専用治具を作り、データも綺麗に加工・整列してもらいあとは印刷するだけとなった。印刷しているうちにいろいろと気づいて修正や改良する部分が出るとは思うが、アナログの印刷なので常にやりながら進化・工夫をすることになる

PPで未処理素材なのでインキは特殊なPPTインキを使用。いつも弊社で使っているFPPインキよりは密着が断然よい

小ロット限定というわけでは無く、大ロットの案件も可能です

ppcaseblog

印刷して型抜き

薄い塩ビの板でネームバッジを作成する案件、最後には指定寸法で型抜きがある。

1つ1つ位置をあわせて抜型で押し付け型抜きをする。非常にアナログ的なやり方ではあるが、この方がコストが安く且つ綺麗に仕上がる。電動のこぎりで切るよりはバリも出ない。

ロットが多くなればメーカーに最初から抜いてもらえば良いのだが恐らく1000個以上注文しなければならないかもしれない。抜型も簡単なものであれば4000円くらいで作成できるので、場合によっては社内でフットシャーリングで長方形の素材をつくり、最後に抜型で抜けばOKだ

kata

ダイノックシートに印刷

ダイノックシートという素材があるらしい。3M社製のシートで多少ゴワゴワしている感じ?サンドペーパー風のシートと言えば良いであろうか。

このシートに白でシルク印刷、インキはSG740で密着確認ができた。恐らくSG700でも良いのであろうが、ここはSG740にすることにした。

製版を行い、10種類くらいのデザイン、各数枚程。朝に持ち込まれその日の夕方に仕上がり。超特急ではあるが弊社ではごく当たり前の事でもあります

ダイノックシートにシルク印刷、可能でございます

dynoc-sheet

今日の夕方まで?

今朝に持込の材料があり今日の夕方まで仕上げで? という依頼は弊社では珍しくは無い。

急ぎの案件でもなんとかしてしまう、その代り前日にはデータを貰い、製版を行い万全の準備を整えておく

そうすれば朝から印刷を開始でき、午後に乾燥させれば十分夕方までに間に合う計算となる。もちろんすべてがそうなるわけではないが、今回は特殊なステッカーに白印刷なので位置合わせなども比較的早い。

写真はその製版を今朝天日干ししている状態。通常現像したあとに後露光を行い、版の硬化を高める。夏の間だは日差しが強いので天然の紫外線を使い表側を露光すればガッチリとした版ができあがる。

電気代が高い世の中なので天然の太陽のエネルギーを借りたほうが経済的だ

han

硬化剤を入れるパッド印刷は難しい

昨日の午後はパッド印刷でグラスに名入れを行った、個数は200個だが、途中あることに気づき全てやり直しすることになった。

ガラス製の成形物への印刷はインキの密着が難しい、可能ではあるがベストの状態と条件をそろえてあげなければいけない。

1.脱脂
成形物の表面の脂分をまずアルコール等で落とす作業。これをしなければインキの密着が100%とは言い切れない、脂の上にインキをのせているような感じになってしまうからだ

2.インキの希釈
希釈が薄いと気泡がでたり滲んだり、色が薄かったりといろいろ不具合がでる。完璧にはならないがある程度の濃さを出すには希釈が大切である

3.硬化剤を注入する頻度
硬化剤はどんどんゲル化してくるので粘度が濃くなってくる。印刷の勝手も希釈が濃くなったりゲル化がはじまるとやりにくいので、ある程度のインキに硬化剤を混ぜて1時間以内に印刷する。そのあとはまた新しいインキに新しい硬化剤を入れ、版を洗浄して印刷を開始する

とまぁ印刷が完了するまでいろいろな工程や手間暇がかかっている事は確かではあるがこれをやらなければ綺麗に印刷することができない

今日も忙しくなる、今日明日で残業をしてできるだけのりょうをこなさなければならない

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