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再び雪

そろそろ春がやってきたかと思えば週末から今日にかけては雪が続いている。日曜日は久しぶりに家族サービスをして近くのスキー場にそり遊びにでかけた

最近のスキー場は以前とは異なり、子供レンタルが無料だったり、特定の日は子供リフト券が無料だったりと経済的には優しい施設になっている。スポーツで汗を流す事になるので中で遊んでいるよりはいいかもしれない。

来年は上の子を連れてスキーレンタルをし初歩のボーゲンを教えようと思う。リフトに乗るにはまだ早いであろうし、転び方や曲がり方、止まり方を教えてからリフトにのせ滑ってみようと思う。子供は呑みこみが早いので来年のシーズン終わりにはリフトにのって一緒に滑れるかもしれない

印刷の方も短納期の大ロットがひとまず終わったので今週はそれほどばたつくわけでもなさそうであるが、気を抜けない。製版もあり落版もたまっているので効率よく動かねばならないと思う

難しい回転印刷

ロゴの大きさをどうしても変える事ができない、というボールペン名入れがあった。小さくすればパッド印刷ですぐに終わるような内容ではあったが、ロゴの寸法にどうしてもごだわりがあるらしい。

パッド印刷の印刷範囲は120度くらいとなるが、それでも歪みが出る場合があるので、120度というのは理論上の数値であろうと思う。なんにしてもやってみなければどう出るかがわからない。

今回の物は120度を超えるロゴの大きさだったので、回転印刷しか方法が無かった。いろいろと試してみたが、うまくいったので夜の静かな時間に集中し、全てを終わらせた。あとは梱包をして月曜日に出すだけだ

少し風邪をひいてしまったので明日はゆっくりすることになると思う

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小ロットなパッド印刷

インキ剥離試験が終わったハンコ20本程に名入れをした。最初に作った版がどうも綺麗でなかったので再度版を作り、細かい銀粉を混ぜたインキに硬化剤を混ぜ、印刷した。

刷り始めればほんの30分もかからない、しかしそれまでのセットアップにインキ試験など、様々な下準備があるので、簡単とも言えない。

丸いハンコなので印刷後にコロコロ転がってしまうので、それを配置するのに苦労した。ハンコの名前に垂直に名入れできるよう、1つ1つ目で確認しながらゆっくりと終わらせた。

夜は某大手企業の名入れボールペンを曲面印刷でおこなったが、こちらはかなり苦労したが出来栄えは良かったのでほっとしている。
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ハンコに印刷

これもいつものクライアントさんよりの依頼でハンコに記念品として名入れをしたいとの事

素材もわからないので、ひとまずオールマイティのインキSG740と硬化剤(たいていの場合、これでつく場合が多い)を試してみた。今朝剥離をしてみたら取れないので合格としようと思う。

あとは銀の色を調整しなければならない。先日使った銀は銀粉がかなり粗い取り置きのインキだったので文字があまり綺麗にでなかった。今日は細かい銀粉のインクをつくり、本番で仕上げようと思う。

本数も20本程なので1時間もかからないで終わるであろう。こういった小ロットを弊社は得意としています

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テープ剥離と爪引っ掻き剥離

2日前に硬化剤を入れて試験をした2種類のインキの剥離試験を行ってみた。

素材は真鍮ベース+クロームプレート加工となり、1つは黒もう1つはクロームだけのように見えた。色が異なるからといって必ずしも同じインキがつくとは限らない、というところが何度も印刷をしていると気づく点である

結論からしてSG740インキに硬化剤を入れ、自然乾燥で2日経過、セロテープでも爪引っ掻きでも問題はなかったので、このまま量産にはいろうと思う。今回の案件はボールペンだがパッド印刷で印刷できる範囲外の大きさなので回転印刷をしなければならない。それも小さいペンなのでローラーを回しても印圧が足りないので回転しない。

いろいろと試行錯誤し、前回できた方法でやることになるが、幸いにもSG740インキは乾きが悪いインクなので版の目詰まりはなさそうだ

試さなければわからない

何事も試さなければならない、DIY Do it Yourself の精神でもある。

昨晩は真鍮ベース+クロームプレート加工がしてある持込のボールペンにインキ密着試験を行った。2種類のインキでどちらがつくであろうか、硬化剤を入れる2液性のインキなので乾燥までに時間がかかる。ボールペンなので高温での強制乾燥もできない。自然乾燥、そして冬場なので本格的に乾燥・硬化するのには2-3日かかるであろう。

そう悠長に待っていられないが、1000シリーズやSG740のインキは日数が経過すると密着度が増すので、はやくても明日の朝にセロテープでの剥離試験を行おうと思う。

無事に帰国

先日まで中国だった、昔の友人の依頼で彼が現地でレストランをやっている為にいろいろと頼まれたことがあり、少し長かったが中国に行くことになった

滞在期間中はいろいろな事をみたりしたが、やはりまだまだ経済成長する余裕があるように見受けられた。食品など添加物も多く、日本の技術を使えば良いものができると感じたりもした。

昨日よる遅くにもどったので仕事がたまっている、事務作業は夜行う事にして、まずは印刷やデータ加工、フィルム出力や製版をやらなければならない

わけあって中国

いろいろな理由があり、今日から中国だが、日曜には新潟に戻れる。以前の知り合いよりの頼まれごとできているが、なかなかネット環境が悪いので、メール送信すらできない。ウェブメールも入れないのでかなりの規制がかかっているのであろう。

本ブログにはアクセスできるが、facebookはVPNを介さないと見れないし投稿もできない。それでも独自の経済圏をもっている中国はスケールがおおきそうだ、印刷の現場を見るチャンスはないとは思うが、もしあればどんな風にやっているのかをみてみたい 

急ぎの連続、しかしやらねばならない

昨晩は急ぎのバスフロント幕、ターポリンという素材に2色印刷が入った。こちらは先週から依頼があり、納期はある程度あったのだが、昨日になっていきなり最短で欲しいということになった。印刷は夜までやったので、あとは今日の午前中に仕上げる事ができるであろう

もう1件は某大手企業のボールペンに名入れ1色、一見簡単そうな印刷ではあるがロゴの大きさの指定があり、これがパッド印刷の許容範囲を超えている(120°以上)。一度はパッド印刷で試験をしてみたが、やはりうまくいかなかった。そこで曲面印刷(回転印刷)をおこなってみたら意外と綺麗に出たのでこれは問題ないであろうという判断となった。こちらの回転印刷も見てしまえばものすごくアナログな手法ではあるが、以前ボールペンにベタ印刷があった時に考案した方法で役にやっている。もう少し時間があれば工夫をしてそれ専用の機械を自作したい。

大手企業のロゴなので写真はNGだと思い、投稿は控える事にするが、以前いた業界のトップシェアをもっている企業のロゴだったのでなんとなく懐かしかった

誰かがやってくれるであろう

タイトルに明記したが、誰かがやってくれるであろう、という事は誰もやってくれないに等しい。どなたかの名言ではあるが、名前を覚えていない。しかしこれは正しいと思う。

印刷の仕事をやっていても何をやっていても、誰かがやってくれるであろう、という事が現実になったことは殆ど無い。逆に自分が動いたことで始まったビジネスや新しい印刷はある。わが社も昔は平面のシルクスクリーン印刷だけで食って行けたような時代があったそうだが、インキジェットにすべてを奪われてしまい、仕事が減ってしまった。

そこへ私が異業種から跡継ぎとして入り、パッド印刷に曲面印刷(回転印刷)を始めた。異業種からやってきたので、怖いもの等無く、何もわからないままやったので苦労はあったが、シルクスクリーン印刷工であればやっていなかったかもしれない。

何も知らないで参入する、まさに異業種との懇親会のようなもので、知らない人の意見やアドバイスを聞いた方が思わぬ発見があったりもする

今週は鬼のように忙しいが、これほどうれしいことは無い。

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