カテゴリー: PP ポリプロピレンに印刷
金曜土曜はコンテナに出張印刷
金曜~土曜と新潟県北部、弊社より80kmほど離れた場所にある工場の倉庫でコンテナに印刷を行った
1色の両面、合計で1000台。GW前に500台を印刷し、1日に500台できる(両面なので1000工程)とつかんだので、80kmの移動を往復するよりは近場のビジネスホテルにとまり一気に仕上げようと計画した。
ハンモックの支え部分にパッド印刷
タイベックにスクリーン印刷
デュポン社製のタイベック、という紙?らしきもにスクリーン印刷
弊社では何度か行ったことがあるので、特に問題は無い。表面に小さな穴があるので、そちらにも綺麗に入るように圧力を調整しなければならない。
素材は各社様々だが、PP系のインキで密着する
今回のデザインはベタでヌキ文字、一番難しい部類だ。ひとまず校正サンプルを作成。
やっぱりPPにはインキ密着が悪い
先週末所要でとんぼ返りで北京に飛んだ、機内で少しでものんびりしようとたったの3時間だけ映画でも見ることにした。
ヘッドセットにはJALの印刷、恐らくPPのパッド印刷であろうと思う。やはり完全な密着がしない素材なのであろう、使用頻度が高いのかJALのマークがかすれていた。
プライマーではだめであろが、とある処理と無理やりの方法をすればかなり密着することを実験済みだ。インキメーカーが推奨しない方法で無理やりやればいいだけだ。JALが弊社に印刷を依頼してくれないかなと思い、爪ひっかきでひっかいておいたがこれまた職業病だ(笑)
なんでもトライ&エラー、人間はAIよりひらめきがあり、そしてAIに負けたくない職人になりたい。
北京でほんの2泊、書類やいろいろなデスクワークを処理することができたが、全く休んでいない。GWは1日だけなにもしない日をもうけてのんびりできるかな、いや、性格からして無理だな(笑)
クリヤーファイルのほぼ全面にスクリーン印刷
PPケースにQRコードをシルク印刷 そして耐性UP
ハッポートにシルク印刷
中国でも職業病
連休を利用した弾丸出張で中国とタイに出かけた。それぞれやることがあり、タイの方は地元長岡市の国際ビジネス研究会の見本市出展に伴い、出かけることになった。
途中の北京で取引先と会い、会食をしているテーブルにつまようじ入れがあり、そこに回転シルク印刷がされていた。かなり小さなつまようじ入れだが、ほぼ1周に印刷が入っている。恐らく機械をつかっているのだとは思うが、印刷難易度としては決して低い方ではないと思う。
しかし肝心の密着がまったくだめで、PP製らしき入れ物だが、爪でこするとすぐにとれてしまった。もっとも故意に爪で擦る人間など業界の人しかいいないのだが、、、その業界も中国の人口10億人に対していったい何人いるだろうか、というレベルだとは思っている。