モノタロウで買えるPCV製のファイル、こちら100冊ほどにスクリーン印刷。こういった平面のスクリーン印刷は私がやらなくとも慣れてきた従業員ができる。セットと製版だけやり、あとは刷ってもらう
慣れれば問題なくNGを出さずに完成。1時間ほどだった。あとはどんどんチャレンジしてもらえれば平面は問題なくできるであろうと思う。私は難しい事や曲面の小ロットを集中的に行う
モノタロウで買えるPCV製のファイル、こちら100冊ほどにスクリーン印刷。こういった平面のスクリーン印刷は私がやらなくとも慣れてきた従業員ができる。セットと製版だけやり、あとは刷ってもらう
慣れれば問題なくNGを出さずに完成。1時間ほどだった。あとはどんどんチャレンジしてもらえれば平面は問題なくできるであろうと思う。私は難しい事や曲面の小ロットを集中的に行う
数日前のブログで紹介したが、PVC素材にはACTインキが密着する、しかし金粉を入れると急速なゲル化が始まり使い物にならない。
そこで同じPVC素材に密着する(私の実験、確認では密着していた)スーパーナイロンインキに金粉を混ぜシルク印刷。問題なく仕上がり、納品。
いろいろな素材への印刷、そして試行錯誤に経験が積み重なればどんな素材がやってきても怖くは無い。
今週はもう1つ密着性の悪い素材へのテスト印刷があるが、密着するであろうインキ2種類ともNGだった。もう少し頭をひねって考えればなんとか密着するインキがある、というアイディアは持っている。それは来年に持ち越し、今年は無理をせずに1年を締めくくろうと思っている
100均で売っていたというPVC製の柔らかいビニールボール。
こちらに企業ロゴを入れてほしいということで1個試作。パッド印刷でやれば問題はないが、少々柔らかいのであまり高面積までパッドを押し付けることができない。
ワンポイントでも十分に目立つので問題はないと思う。1個試作、採用されると思ったら試作後に却下の連絡(涙) 折角の試作でも採用されないとなるともったいない。
サンプルは基本難しい印刷以外はサンプル代をいただかないようにしていたが、ここ最近サンプルだけで音沙汰が無くなる場合が多々発生しているので、今後は再検討することにしようと思っている。
もちろん常連様に対してはそのような事がないと思うので、できる限りサンプルは刷ろうと思っている。
野外解体作業のところに貼るターポリンという素材で大きな2m四方のビニールシートにシルク印刷の依頼があった
大きさがあるので通常はインクジェットで出力をすると思っていたのだが、ビニール専門の業者様の方で強度が欲しいということで、どうしてもシルク印刷でやってほしいということになった
製版でも2m近い版を使い、平台でも大きなスペースでやることになるが、ここまで大きな印刷は滅多にやらない。恐らく2-3年に1回あるかないかの頻度だとは思う。
ここまで大きくなるとインクジェットフィルムで出力してはとんでもない金額と黒インクの消耗になる。ここは昔からの赤ベースフィルムを知り合いの看板屋さんでカッティングマシーンを使い切ってもらった。赤ベースフィルムは昔のロールがいまだに残っており劣化もしないのでまったくの現役で使える。
色数は合計で3色なので比較的やりやすい、5枚だが1800x1800mmのシートなので取り回しにはかなりの苦労をするであろうと思う。
サンプル時は形になっていたので相当苦労はしたが、今回の量産(とはいっても2ケタの数量ではあるが、こういった小ロットが弊社の得意分野となる)は形になる前の状態なので比較的印刷がしやすい
邪魔になるような部分を避けるような簡単な抑え治具を見つけ、あとは位置合わせをしっかりすれば印刷ができる。黒い鼻緒に白のシルク印刷なのでメッシュは粗いものを使用、2回刷りは怖いので1回で白がでるようにわざとメッシュの粗いものをつかった
通常のシルク印刷屋の場合は恐らく形を見る前の商品名を聞いた時点で断ってくるに違いない。できないことをできるようにするのが技術向上であり仕事だと思う。いつもやっていることを繰り返すのは仕事とは言わず、作業だと思う。
他社が断るような印刷案件、お気軽にご相談ください。
PVCはポリ塩化ビニルとでも言うらしいが要するにビニール素材のことらしい。この素材でできている市販のスリッパにどこかの公民館の名前を金1色で印刷となった
スリッパは盛り上がっているのでそのままでは印刷ができないので、治具を押し込んでなるべく平らにするような形にしなければならない。
PVCなのでSG740でインクをつくり念のためにスリッパの裏側に試し刷りを行い密着試験はOKだった。硬化剤を入れた場合と入れない場合でも比較してみたが、あまり変わらないので硬化剤はいれないでそのままのインクで印刷をすることにした。金粉を入れるので硬化剤を混ぜるとゲル化がはやいので必要がなければ使わないでおいたほうがよい。
数量は150足なので印刷工程としては300回となる。かなりの容積なので150足でも場所をとるが、意外とペースを早くして終わらせることができた。途中何度か版を洗浄したが、問題なくスムーズにいった。