印刷ブログ
BLOG

...117118119120121...

5月も終わり

5月が終わった、蓋をあけてみればいままでない程の落ち込みではあったが、なぜか毎日のようにスキージを動かしていた。数社程と相談し、いつも急ぎで難しい案件をなんとか通常レベルに戻せないか、ということである程度の在庫を積み上げることになったからだ。

 

もちろん在庫を積み上げる=すぐに納品はできない、場合によっては1年先になるかもしれないが、それでも必ずといってよいほど出るであろう案件なので万が一のことがないことだけを祈るしかない。GW明けから続けていた案件は恐らくこの先1-2年の在庫であろう、材料費はいったん立替なので資金的にも圧迫されるが幸いにもそこまで高価なものではない。

 

もう1つはまだやったことがない難しい案件だが、先週ほぼほぼOKが出たのでこの先1つ1つ仕上げて行くであろう。これも難しいし、GWあけからほぼなにかしらの形でやっているが上手くいかなかった。そんな試行錯誤の日々であったり今週から始まる案件の準備だったりで5月が終わった。売上としては悪いが、この先の仕込みだと思えば良いと思っている

 

恐らくこれから動き始めるであろうと思い、妻子を連れて外のテラスで食事ができるところまで出かけた。新潟県の加茂市にあるお店だ 天気がよかったので最高の日になった。こういう自然がのこる新潟県はこの先の新しい生活での移住先の候補にもなると思っている

クルリト デイリーバッグにシルク印刷

表題の件だが、刷りながらお洒落なバッグだと思った。7/1からだか始まるレジ袋有料化に備えてかもしれないが、枚数は多い。この袋ならば繰り返し使えて、持っていてもお洒落だと感じた。

 

ポリエステル生地でかなりインクを吸い込む素材だった、少しでも希釈すると白が薄くなる。全く希釈しないと刷りずらいが仕方がない。2回かさねてそこそこの白を再現した。

 

色も様々で、一人暮らしであれば十分な大きさの袋で、コンパクトに折り畳みもできる。こういう袋が今後流行るのかもしれないが、有料レジ袋がいったいいくらになるかもわからない。1枚100円くらいにすれば全国民が自分のバッグを持参するであろうが、数円程度の有料化であれば恐らくあまり変わらないと思う。

 

私が住んだ諸外国では1枚20~50円くらいとるので、自分の袋を持参する人が多かった。やるときはやらないと中途半端な政策で終わってしまうと感じる

密着しないと言われると

何かの素材でできている成形物、他社で試したら密着しなかったらしい。素材情報も何もわからず、、、その見本が送られてきたが、本気で密着テストをやっているようには見えない。。。たんに既存のやり方でNGだったからそれで密着しない、という結論になっただけのように見える。

 

いろいろとやっていると見た感じでこのインキがOKかな?という勘が働く。どういう理由からと聞かれると答えることができないが、経験からくる勘としか言えない。。これをマニュアル化、数値化してほしい、そしてAIに、、、、とは理想だが、それができればやりたいが、勘は数値化・プログラム化できない。。。

 

それでは仕事とはいわずに、今までのやり方をやっているだけだ。仕事とは創意工夫で考え解決することだと思う。いろいろなインキと方法で試してみたが、昨晩のやり方で少し高温で乾燥させたら問題なく密着した。温度、硬化剤、下処理で結果は異なる。こういう創意工夫を蓄積し、自社なりの強みと経験になってゆくと思う。

 

コロナで少しはスローになっているかと思うが、実はこのくらいがちょうどよいのかもしれない。いろいろな研究ができる時間があったほうが会社を強くできる開発ができる

ポリスチレン製のマットスクエアミラーにシルク印刷

ノベルティ大手の商品、素材はPS ポリスチレンだ。あまり聞かない素材で珍しいと言えば珍しいが、ちょうど弊社にはPSに密着する最適なインキがある。

 

SG740でも良いのだが、やはりPS専用のインキの方が密着が良い。滅多に使わないインキだが、スタンダードカラーならばある程度は揃えてある。特色になったら仕方がないのでSG740に硬化剤で無理やり密着度をUPさせる。特色専用に1㎏インキを買っても採算が合わないからだ

 

いろいろな工夫をして仕事をこなす。今週は比較的スローだが、17時には一人になりブログを書いたり明日の用意をしたり、なんだかこんなペースでずっと仕事ができれば健康になれるかな(笑)

濃い黒 コンクブラック

白には顔料の多いコンクホワイトがあり使用頻度は高い。実はその他の色にも顔料が多いコンクタイプがある。黒には使わないだろう、、、と思っていたが、アクリル素材への隠蔽性をUPする為にコンクブラックを注文してみた

 

今迄は1回刷り、通常のブラックではあったが、やはり2回刷った方が細かいピンホールや隠蔽性がUPする。しかし1回で仕上げてほしい、、、とのことで模索してコンクブラックにたどり着いた。結果は、、、ダメだ(笑) やはり手間暇かけても2回重ねて刷らないとだと感じた。先方はズレが気になるそうだが、コンマ㎜単位でズレが出るか出ないかというレベルだ。そこまで細かいことを言われてしまうとお手上げだが、、、

 

やはり何事も楽して~は通用しないと感じた。特に弊社でやっている手刷りでしかできない案件等なおさらだ。

 

ポリエチレンPOE素材の傘にシルク印刷

黒いビニール傘、POE素材でできているものに白で印刷。GW前後はパタッととまってしまった案件ではあったが、先週あたりから徐々に動き始めた。弊社は今週がどうも一番暇になりそうだが、来週あたりから連続で印刷をしなければいけない案件があるので、今週は少しペースを落として過ごそうと思う。

 

土日は天気が良かった、久しぶりに出かけたが、約束通り密を避ける場所を選び子供とのんびり過ごした

クロロプレンゴム(CR)にシルク印刷

CRゴム、ネオプレンとも言われるらしい。こちらの素材がもちこまれテスト、1回目はNGだった。2回目はいろいろ変えてみて試作、とりあえず密着させる方法を見つけたような感触がある。

 

もう少しやってみて、結果が出るであろうが、恐らく印刷は全く問題は無い、あとは密着性をどこまで向上できるかで案件がきまるとは思う。今月はGWがあったりコロナの影響で、かなりスローにはなった。何かしらの仕事はやっていたが、やはり数字的に見れば昨年の半分程度にまで落ちている、自粛に緊急事態宣言がきいているのであろうあが、徐々に戻ってきているような感じもある

ポータブルエコバッグにシルク印刷

7/1からレジ袋有料化になるらしい、私は随分前からエコバッグを持ち歩くか、段ボールに入れて食材を持ち帰るのでレジ袋はほとんどもらったことがない。欧州に住んでいた時もレジ袋は有料でそれも50円くらい。アジアにいたとき、台湾や中国でも有料だった、それも10年以上も前の話である。

 

ようやく日本でも有料になることだが、いくらになるのかすらわからない。2-3円とかであればエコバッグを持参する人は少ないであろう、極端に高くしなければ人々の環境意識は変わらないと思う。

 

レジ袋有料化にともなってか、近くのお店?の方がやってきてポータブルエコバッグに名入れを依頼してきた。70個、白1色、皺を伸ばすのが大変ではあったが、午前中で完了。あとはおさめるだけだ。この先こういう名入れが増えるのであろうか?少しは期待したい

スピードを上げるにはどうしたら

弊社には継続してやってくる案件がいくつかあるが、そのうちの1つはPP製のケースを沢山する仕事だ。年間で言えば恐らく100万個くらいであろうか、正確な数字は把握してはいないが、とにかく毎日やっている。

 

それでも同じことをコツコツ繰り返すのではなく、どうすればもっと早く、そして綺麗にできるか?を模索する。高校時代に悪い学生だった私は夜中まで麻雀をしていた記憶がある。その時の牌の並べ方がまだ手に染みついている、、、のでPP製のケースを並べるのは早いと思っている。

 

ネットで麻雀マットが2000円程であった、試しに買ってみた。PPケースを並べてみた、スピードが違う、やはり滑りが良い、方向の位置出しも早い、そして綺麗に並べることができる。これで生産性がUPしたと感じた

 

悪さしていた学生の頃の経験が今役に立つとは思ってもいなかった。人生何事も経験なのかな。。。

ラワンベニヤ板にシルク印刷

ラワンベニヤという薄い2.5㎜程のベニヤ板。こちらはもうかれこれ7年か8年も刷っている、とある商品ではあるが、こういう時に在庫として積み上げる。夏場は暑くて体力消耗になるので、いまのうちに一気に積み上げる。

 

コロナの影響で弊社も少なからず打撃はあるが、そこまで深刻ではない。今のうちにできることをやっておき、在庫を積み上げて他の仕事を進めることができるように準備する。恐らく1年分のベニヤの在庫をつんでしまったであろうか(笑) まぁあとは発注書が来たら出荷するだけなので、ある意味気分的には楽になる。急ぎが対応できない多色の大きな板だからというのもある

 

...117118119120121...