印刷ブログ
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たった1個のタンブラーに回転スクリーン印刷

これぞまさに弊社の得意技という印刷だった、サーモス社の大きなタンブラーに天地ほぼめいいっぱいに、そして1周グルッと回転スクリーン印刷

シールを貼るよりは直接印刷をした方が綺麗で購入感が出る。 幸いにも治具はちょうどよいのがあったので、製版を行い、セット、そして印刷。少々手間取ったが1時間ほどで仕上がり。

1個からでも問題なくできるが、版をつくらないといけないのでどうしても割高になってしまう。今回はかなり大きなデータだったので1版まるまる使ったが、ピンポイント程度であれば版代もなんとかなってしまう。

このまま続けて8個それぞれ異なるデータをタンブラーに行った。木曜の午後はタンブラーだらけの超小ロット印刷が続いたが、仕事らしい仕事ができた。夜は試作を行い、早めに帰宅をした。とは言っても22時だったが(笑)

今週はもう1つ、今までで一番難しい印刷が待ち構えている。それを考えると落ち着かないし寝れない、しかしこれで2回目だ、いろいろな試行錯誤を行い、スムーズに仕上げようと寝床に入りながら想像しているが果たしてうまくいくであろうか?! 世の中やってできない事はない、やればやるほど自信がつき、そして経験値があがる。まるで子供のころに楽しんだドラゴンクエストのようだ。そろそろパルプンテを覚えたい(笑)
1pc

マグカップ16個にパッド印刷

ノベルティのマグカップ、そのもの自体に不良があり追加印刷で16個。 量産は500個だったが、マグの個体が汚いものがあったらしく、16個だけ追加で印刷

幸いにも治具をそのままにしていたので、すぐにとりかかれた。

16個なので大きな窯で焼成するわけにはいかないので、弊社にある小ロット用の小さなコンベクションオーブンで焼成。2回にわけたが、問題なく完了

前焼成、後焼成で2回乾燥。インキが白なのですぐに高温にするとインキが焦げてしまう。これはもう経験からしてのやりかただ、温度を上げても焦げないインキを使用しているが、ねんにはねんを

小ロットのパッド印刷、お問い合わせください
hotmagu

PETボトルに細かい文字列で回転スクリーン印刷

某有名なボトルメーカで作成されている透明のボトル

こちら200本程に2色で印刷、毎回リピートのある小ロット案件だ。弊社はこういう小ロットの回転スクリーン印刷を得意としている

文字も細かい、幸いなことに連続印刷ができる素材のインキを使用するので目詰まりが少ない。文字列も1pt以下の物が多く、バーコードまである。

2色なので1色目を初日に、2色目を翌日に、そして完成。 全てお見せはできないが、かなり細かい文字列だらけのデータを直接印刷している。メッシュは300で綺麗に再現ができている

小ロットの回転スクリーン印刷、お問い合わせください
bottlehosoi

中古乾燥機をGet

弊社には2種類の温風乾燥機がある、1つは昔からあるドライラックが丸ごと入る大きな乾燥機、もう1つは小ロット用にとオーブンが少々大きくなった市販でも買えるコンベクションオーブンだ。

どちらも使い分けて使用していたが、小ロット~中ロットのノベルティの焼成には少々使い勝手が悪かった。いつもなんとか工夫して使ってはいたが、焼成の回数を増やしたりしてなんとか対応していた。

たまたまヤフオクを見ていたら中型で使い勝手がよく、まさに探していた!という温風乾燥機が中古で売りに出ていた。新品の半額以下だったのでおもわず飛びついてしまった。

これならば今まで時間がかかっていたマグカップやグラスの焼成も、100個~300個であれば1回、又は2回くらいでできる。 温度が200℃までしかあがらないので低温乾燥になるが、ノベルティには十分だ。

これがあると内で、作業効率が全然異なる。今年はある程度の設備投資を行っているので作業性にロットの大小にかかわらず仕事ができるようになると感じている。あとはそれを操る職人を育てることに集中しようと思う
kansoki

テニスボールに回転スクリーン印刷

テニスボールのような毛だっている成形品にはスクリーン印刷は向かない。

テニスボールへはフロッキー転写という方法が向いているのだが、回転スクリーン印刷でもできないことは無い。特殊な版をつくり、それ専用で濃い白がでるインキを使い、テニスボールが上手く回転する治具を自作する。

それだけでも大変な仕事になるが、一度やってしまえばコツとやり方を覚える。

できないことは無い、なんでもチャレンジをすれば既存の印刷方法ではない新しいやり方でできる事が世の中にある
Tennis-ball

日曜大工

土日も引き続き仕事で終わった感じではあったが、土日の方がはかどる。何度かブログでも明記していることなのだが、平日は荷受け、電話、来客で思うように仕事が進まない。 スクリーン印刷をしている時に止めてしまうと版が目詰まりを起こすからだ。

パッド印刷に関しては目詰まりがなく、硬くなれば希釈をすればよいので、なんとでもなる。平日はなるべくパッド印刷や目詰まりの少ない印刷を行うよう心がけ、週末や夜に目詰まりや止めたくない印刷をすすめるように自分でスケジュールを調整する。

こうなると365日仕事をしているかのように聞こえてしまうが、それでは身体がまいってしまう。日曜日は午前中にサンプルや校正を済ませ、午後になってからは梅雨時期の前にどうしてもやっておきたかった子供のベッドフレーム2組(長女と長男)をDIYで自作する為にホームセンターに出かけた。

あらかじめ構想はできていたので、必要材料を購入し15時からカットを開始、穴あけや寸法を調整しながら途中足りなくなったねじやL字金具を買いに出かけ、18時には終わった。安い木材と桧のすのこを使った簡単なベッドフレームだが、掃除がしやすいように、その他ベッドの下に収納スペースができるように簀子を持ち上げれば明けられるような仕組みにして仕上げた。

幸いにも弊社には木材やプラスチック加工をするための電ノコとドリルがある。それらを駆使すればDIYでいろんな家具ができる。 子供たちの部屋も通常よりは狭い部分に窓が面しているので、そこに寝れるようあらかじめ計測、そちらに合せて木材をカットして仕上げた。3時間かかったが、ほぼ完ぺきな出来上がりで、今まで絨毯の上に置いた布団が湿気る事もなく通気性の良い快適な梅雨を過ごせるとは思う。

今週も毎晩遅くまで試作に難しい仕事が続きそうだが、身体の様子を見ながらコツコツとすすめようと思っている。 今週の日曜日は晴れ間が出ていれば作業場のコンクリートの平面度を出すためにセメント作業をしようと計画している。こういうDIYが私は大好きだ、なんでもできることはチャレンジをしてできるようになりたい。
bed

形の異なるマグにパッド印刷

外国製の陶器のマグ、こちらはいつもやっている印刷なので問題は無いが、、、形に取っ手が1つ1つ異なるので印刷場所によってはかなり大変だ

今回の印刷場所は取っ手とは反対側、上部飲み口より下の指定寸法。これはもう大変だが、やるしかない(笑) 500個を1つ1つ目視で確認しながらズレが出た個体はその場で消してすぐにやり直し

取っ手のついている位置が全てことなり、マグの高さもバラバラなので位置決めができない。

2日かけて500個を完成、まだ側面に名入れだったら楽だったかもしれないが、取っ手の反対側もできます~と言ってしまった自分に後悔した2日だった(笑)

今日も引き続き難しい案件、土日も超難題がまちかまえているが、突撃するしかない。梅雨が来る前にどんどん仕上げなければ印刷環境が1年で最悪の梅雨に難題は不向きだ

なんだかんだ今週末も全て仕事で埋まってしまっているが、仕事があることは幸せだ。日曜はのんびり仕事をしながらラーメンでも食べに行こうかと計画している
hotmug

陶器やガラスを高温で焼きつける

陶器やガラスの場合は特殊インキを使用して印刷後に高温で焼きつける。

今週行っているのがノベルティのマグだが、こちら500個にパッド印刷で名入れだ。 インキは1690Nというインキを使用する、ノベルティであればこちらのインキで十分ではあるが、窯を高温にあげるのに時間がかかる。

150℃で30分焼けば密着性が増し良い状態になる。それでも業界では低温乾燥と呼ばれ、本当の高温乾燥は600~800℃くらいまで上げる、そうすれば食洗機にかけてもまず剥がれる事は無い。ノベルティであれば低温乾燥でも十分に密着する

150度まで窯の温度が上がるのに1時間以上、それから30分だ。そろそろ夏なので昼間に窯をあげると多少でも温風が漏れるので場内が暑くなってしまう。そういう場合は夜に窯をつけて、温度があがるまで事務処理等をしてすごす

500個だが、1回に250個程。窯の上部と下部で温度が若干ことなるので、ノベルティのマグを並べた一番下に温度計を置き、下の温度が150℃に達した時点から30分を計測する。上部に温度計を置くと下部と5~10℃は温度が違うので要注意だ
150C

スクリーンインキをパッド印刷で使う

インキメーカーに言わせれば表題はご法度だとは思うし、メーカーとしてはパッド印刷にはパッドインキを使いなさい、と言わなければならない

しかしパッドインキは高いし小ロット用に小分けで売っているわけではない。そしてパッド印刷はインキの仕様がスクリーン印刷と比較すると少ない(それだけインキの膜が薄い)

予算がある案件や流れのパッド印刷の案件であればパッドインキを買えばよいのだが、小ロットや滅多に使わないインキの場合はスクリーンインキを代用する

これもコツと癖があり、慣れないと大変な試行錯誤になる。カタログにはのっていないしメーカーもあまり言わないようにしているのかわからないが、私はスクリーンインキをパッド印刷で使うときは某インキメーカーの希釈溶剤を使用、あとは2回3回と重ね印刷を行うことにしている。

それでもやはりなれないと使い勝手が悪い。いつかはパッドインキを仕入れて刷れるくらいになるかと思うこともあるが、大ロットの案件はあまりやっていないので、おそらくスクリーンインキを使うことになるであろう。しかし全く問題は無い、パッドインキを使用したものと同じで再現ができる
t640

折り畳みコンテナにスクリーン印刷

PPでできた折り畳みコンテナ、かなりでかい、、、こちらの側面と天面にそれぞれ2つのデータをスクリーン印刷

ロットは16個程だったので少ないが、これまた側面の治具が難しい。更に1つの面は平行ではなく出っ張っていたり様々な形だ、、、途中で気付いたがどうにもならない。幸いにも消せる素材なので流れがでてしまった個体に関してはやりなおし。

フラットな個体はOKだったが、湾曲している物は何度かやり直しをして仕上げた。これは難易度が高い。。。。

折り畳みコンテナ、小さい方がやりやすいのかな?! お問い合わせください
kontena
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