印刷ブログ
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スクリーン印刷工房解放イベント

土曜日は近くの長岡造形大の教授とスクリーン印刷を習っている学生、新潟市のデザイナーさん総勢10名程で弊社のスクリーン印刷工場を開放し、スクリーン印刷を体験してもらった

ちょうど午前中にパッド印刷をやっていて、その版がそのままだったので、そちらを使いいろいろな成形物に印刷ができるパッド印刷を見てもらった。

その後スクリーンの製版、露光、そして水現像を一通りみてもらい、用意してあったトートバッグに黒1色、そして特色の蛍光ピンクを調合し刷ってもらった

2時間ほどだったが、これで2回目だ。いつも時間が足りないので次回は4時間つかって午後みっちりと工房を開放しいろいろとやってもらおうと思う
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鉛筆にパッド印刷をする

金色でピカピカ光っている光沢のある鉛筆、合格祈願とか彫がしてあるが、その反対側に地元長岡市の開府300年という事で祝~ という文字を印刷

本数は400本程、場所的にもシルクスクリーン印刷でできるが、やはり細かい文字列なのでパッド印刷の方が綺麗に仕上がる。

色は黒指定だが、光沢があるので目立たない、色替えを提案したが、黒のままで良いという。私的にはどうしても気になっていたので、自転車で行けるくらい近いお客さん、4本程刷って現物を見せにいったが、それでもこのままで良いという。

ということでそのまま全数を仕上げた。光の当たり具合によってははっきりと見えるが、それはもうどうにもならない。

しかし鉛筆、、削ってしまえばなくなるのだが、最近鉛筆を使う人も少なくなっているであろう。

鉛筆への印刷、お問い合わせください
gold enpitsu

円形のポリエステルバッグにスクリーン印刷

写真のような楕円形ポリエステルバッグ、こちら3個へスクリーン印刷

楕円なので位置合わせがほぼできない、それなりの治具をつくればよいのかもしれないが、個数は3個。超小ロットなので、1つ1つ位置合わせをし、版を3回洗浄すればOKだ。

その方が1つ1つ綺麗に再現でき、同じになる。超小ロットは手間がかかるが、こういう仕事が一番楽しい

超小ロットのスクリーン印刷、弊社の得意分野です
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ハンモックの支え部分にパッド印刷

広げればハンモックになる、その支えの部分はPP製だ。

だいぶ大変な成形物だが、こういうチャレンジをするのが仕事だと思っている

1回ではムラがでるので2回3回と重ね印刷ができるように治具を作成。数時間かかるかと思ったが意外とひらめきがありすぐにできた。5回重ねても全くズレが出ない治具を手作りで仕上げた

とある有名自動車メーカーのロゴだが、こちらを印刷して現物校正。なかなか難しい仕事だが、難しいことを毎日やっているので慣れてきている。

他社が断る案件、まずはご相談ください
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製版に向かない天気

今週は雨が多い、そして湿度が異なる。梅雨時期の湿度と比較すればまだ悪くはないが、それでも版が崩れてしまったものがある

湿度が高いと製版が非常にやりにくい、乳剤が湿度を吸収するのでそのまま露光しても印刷時に崩れてしまう確率が高い。

6月~7月は恐らくシルクスクリーン業界にとっては嫌な時期であろう、しかし四季のある日本、こればかりはどうにもならない。

今週もいろいろな案件が続くが、週末にむけて多少は楽になるかもしれない。GWは全く休まなかったので今週末は土日のどちらかを休み、のんびりしようと思っている。山菜採りにも行けなかったが、奥の山に入ればまだ間に合うかもしれない。冬場のデトックスは山菜が一番効果的だ

タイベックにスクリーン印刷

デュポン社製のタイベック、という紙?らしきもにスクリーン印刷

弊社では何度か行ったことがあるので、特に問題は無い。表面に小さな穴があるので、そちらにも綺麗に入るように圧力を調整しなければならない。

素材は各社様々だが、PP系のインキで密着する

今回のデザインはベタでヌキ文字、一番難しい部類だ。ひとまず校正サンプルを作成。

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USBの扇風機にパッド印刷

USBの扇風機にパッド印刷はそれほど珍しくは無い、しかし、正面の丸い部分、パッドで押すと凹むほど柔らかい場所だ。

メーカーではNGの部分なのは理解できる、しかし工夫さえすれば印刷はできる。パッドの選択にどの角度でパッドを押し付けるか等、あとはPPなので下処理を行いPPTインキで印刷すればOKだ

途中個体差があったりしたが、無事終了。連休最終日の日曜を使い仕上げた。

ゆっくりと休めばよいのだが、勘からしてGW明けの月曜日はバタバタとなるであろうと思う、そして急ぎが入ってくると予感しているので、GWは休まずに1つ1つ仕上げることを進めた。そのぶん連休明けの余裕ができ、スムーズにスタートを切れる。

連休はどこも混雑しており宿泊施設なども値段が高い、ならば休みをずらせばいいと思っている
blog USB fan

休みの方がはかどる

世間はゴールデンウィークだが、私はカレンダーに関係なく毎日仕事を続けている。コットンバックにスクリーン印刷だが、表面の汚れや糸くずを取らなければならない、ここは家人でもある息子にやってもらう、コロコロするだけなので面白がってやってくれている

休みが無いほどの仕事の山というわけではなく(そうであれば嬉しい限りだ)、世の中の動きと反する行動をとることにより、印刷の効率とスピードがあがる、という理由からだ。

祝日や土日だと:

1.電話が鳴らない(ほとんどならない)= 手刷りの手を停める事がなく連続印刷ができる
2.来客が無い = 同上
3.確認作業や質問等が無い = 同上

つまり仕事に集中できるという理由からだ。 平日だと荷物の搬入搬出、電話、そして来客がある。そのたびに手を止めるので版が乾燥してしまい、目詰まりを起こす。そこで版をすべて洗浄することになる。版の洗浄も時間がかかる、刷り台を占有するので止めたくはない、どんどん仕事を進めたいが、平日はそうもいかない。

まして難しい印刷の場合は途中でなにかが入るわけにもいかないので、静まりかえった夜や週末が最適だ。言ってしまえば難しい印刷ややったことが無い印刷等、効率が非常に悪い。いったいできるのかできないのかすらわからないまま進めるので非効率だ。そういう事を社員の前でやるわけにもいかないので、誰も見ていないところでじっくりと行う。

こういった世間が休んでいるときこそ最高の仕事日和となる、なので私の場合は昼間よりは週末や夜の方が仕事がしやすい。

大型連休はどこも混雑しているし渋滞も出る、出かけてもゆっくりできないとわかれば仕事をし、平日に代休をとって休めばよいと思う。これこそ本当の働き方改革だと思うが、果たして日本がこれを達成できる日がいつやってくるのか、は、政府主導ではなく国民一人一人の意識改革だと思う。
korokoro

紙ぶくろに細かい文字列を再現

市販されている紙袋、こちらに細かい文字列とロゴをスクリーン印刷で再現する

ロゴだけならば簡単だが、小さな・細かい文字列があるので難しい。 しかしコツとインキをしっかりと選択すれば問題は無い。合計500枚だったが、ほぼロスは出さずに全数を午前中で仕上げた。

午後からは同じ袋で小さいタイプがあり、こちらは中に板を1つ1つ入れなければ印刷ができない、それえでも昼前に開始、14時には終わった。

GW中日なのでそれほどバタバタではなかったが、それでも急ぎの電話が何軒かなっていた。明日からまた休みの方が多いとは思う、私はコツコツと難題を7日までに仕上げるので休みなく稼働するが、静かなので思ったよりはかどるであろう
miso

コットン性の布バッグへスクリーン印刷

よくあるナチュラルカラーのトートバッグへ1色のスクリーン印刷

見た目はそれほどでもないが、実際は難しい。。。デザインに潰れが出るとNGな部分があるので、1発で印刷を仕上げ、それも圧力を均一にしなければならない。

強すぎれば潰れるし、弱すぎれば擦れる。スキージの返しも重要だ。

そして枚数が1000枚、1つ1つ手刷りなので半日で300枚ほど、もっとできるがさすがに肩や腕が痛くなり、無理をすると筋肉痛になってしまう。もう歳かな(笑)

GW明けまでに仕上げればよいので1日300枚のペースでコツコツと無理なく仕上げることにした。GWの前半も雨なので仕事をしていたほうが良い、後半5-6と晴れ間がでるのでその2日だけ半日休もうと思っている。

4/28~4/30は休まず毎日印刷、電話や来客もないので相当はかどった。人とは異なる仕事のスタイルに日程、効率を優先させれば必然とこうなる。平日の9~6時の仕事ではなく、自分ができ集中できる時にやればよい。政府主体で働き方を変えたり、プレミアムフライデー(果たして機能しているのか?)よりは、自分で決め自分で実行する。 これぞ働き方改革だと思っている
inoutoto

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