製版に関して、いろいろ悩まされることがある。
夏場の製版は湿気が大敵、逆に真冬は水現像をする際の水の温度がかなり低く、うまく製版ができない事がまれにある。パッド印刷用の樹脂版に関してだが、夏場はうまくできた製版も冬の真水で現像したらうまくできない、という事が数回あった。案の定お湯を足して温度を5-6度程度まであげたら問題なく水現像ができた。
職場もすべてエアコンやストーブがあるわけでもなく、製版をするときの寒さが気になる。手も毎回凍るような感触だが、あと1ヶ月もすれば春がやってきて、夏~、という流れになる。様々な変化や試行錯誤があるが、やはり四季がある日本は素晴らしい、と毎年感じる。