月曜日の新聞でがれき処理に財政措置、という見出しが一面記事に出ていた。
なんだろう+まさか、と思い記事を読んでみたが、被災地のがれき処理を他の自治体に受け入れてもらうように財政措置(すなわち、がれきを受け入れれば金を出す)を検討しているとのことだ。読んでいてこれほどまでこの国は腐ってしまったのか、と思ってしまった次第ではある。天災でダメージを受けた被災地の方々には何の罪も無い、処理しきれないがれきを日本全国で少しづつわけあって処理すれば簡単になくなるのでは?と思う私の考えが間違っているのかもしれないが、去年の地震・津波にで出た残骸がまるで他人事のような状況だ。
全ての人が反対しているとは思わないが、反対派の考えにあきれてしまう。いくら放射線がでていようともきちんと検査して一定程度を超えていないがれきの処理を頼むわけなのだから、そのくらい快く引き受けるべきだと思う。子供に影響がでるだのでないだの、そんなことを言っているならば海外旅行で飛行機になんか乗っている場合では無い。あれだけ高度が高いところを10時間も飛行していればうける放射線量も多いわけだし、ヨーロッパにいるだけで日本の通常の放射線量を超えているという事実は全くと言ってよいほど報道されていない。報道してしまうと観光客が減るからなのであろうか?人間は長年すめばそれそうとに身体が対応するであろうし、変化もするであろう。
がれきの受け入れの財政措置も結局は全てが税金だ。なんでもかんでも金ですまそうとしている事に関して、 人間のおろかさを感じてしまってしょうがない。