紫外線と言えば肌に悪いだの目に悪いだの煙たがられているのが現状かもしれないが、印刷の製版をするときにはなくてはならない存在である。
一昔前までは気にはならなかった紫外線だが、今はほぼ毎日つきあっていると言ってもよいくらい、お世話になっている。冬場は日照時間が短いのであまり効果的ではないが、春先からの後露光に関しては日差しがよければ外に版を出して後露光している。これも自然の光を有効活用+節電という意味での策である。
私は朝を製版の日課のようにしている。理由は簡単で乳剤を夕方~夜のうちに塗布し、それを自然乾燥で朝まで乾かせるためである。強制乾燥させれば早いのではあるが、零細企業ともなれば節約できるところはとことん節約しなければならない為、なるべくすべてを自然でできるよう心掛けている。法人契約なので朝に製版をすることで電気代が安いわけでもないが、それでもピーク時の電力を抑えるように朝に製版を行うようにしている。
そろそろ春がやってきて桜が開花しそうな雰囲気が出てきた。都心ではもう桜が終わっているようだが、こちらではこれからが桜のシーズンだ