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休日出勤と海外転勤

昨晩のNHKのニュースで出た、今年度の就職した世代が会社や仕事に求める中で、これだけは避けたいという項目らしきものがあった。その中で代表的に出たものが休日出勤と海外転勤だったので、少し驚いた。

そのかわりプライベートを重視したい、という意見が強かったそうだ。各々の人生なのでプライベートを重視することはいっこうにかまわないと思うし、むしろ正解だと思う。

がしかし、この国際化の時代で、海外との商取引や情報の行き来が盛んになっている中で海外勤務・転勤をしたくない、という意見には驚きを隠せない。今や東南アジアや日本の近隣諸国はものすごい勢いで日本に追い付いている。中国はもう日本を超えてしまった経済大国ではあるし(貧富の差はまだまだあるであろうが)、そのうち韓国にも抜かれるに違いない。日本の若い世代にはどんどん外国にでてもらって(海外旅行ではなく)世界をみるチャンスを与えるべきではないであろうか。私は何度もこのブログにしつこいように書いているが、世界をみなければ己の位置がわからない。日本はどんどん衰退しているように見えてしまい、海外の空港であった日本語表記が今ではどんどん中国語に差し替えられてしまっているではないか。

政治家や国が何かをするのを待っていても始まらないであろうし、国頼りではもう先が無い。個人や少人数でどんどん動かなければたちまち遅れをとってしまい、気づけば衰退国のレッテルをはられてしまうくらいになるのではないか?と危機感を感じてはいる。

休日出勤に関しても休む時は休むべきであるが、仕事をしなければいけないときはしなければならない、という気持ちを持った方が良いのではと思う。週休二日でのんびりできるくらいの経済であればよいが、マイナス成長、不況に競争、週休二日でのんびりしている場合なのであろうか、と思えるくらいの現状だと思う。企業も企業で休日に働いてもらわなければならない場合はそれなりの賃金や手当を出せばよいであろうし、休日に仕事をしなければならないくらい忙しいという事は嬉しいことであると社員に実感してもらえるよう経営者が説明すればよいのではないか?と思う