本日はボールペン印刷が500本の日になった。
本格的な治具を作成すると専門業者様に依頼して数万円となるが、治具代を見せただけでノベルティ印刷の案件はすっとんでしまう。工夫をして自分なりにコストを抑え顧客が想像しているであろう価格まで下げなければいくら取れる仕事でもいつまでたっても取れない。繰り返しメーカーに納めるような流れの案件であればそれこそ本格的な治具を作成しなければならないのであろうが、1回で終わるような案件には別の対応をしなければ生き残れない。
私の場合は100円ショップで紙粘土を購入し、それで型を作成、ストーブで乾燥させ翌日に使えるようにしている。こうすることにより、数万円を100円以下で収めることができるし、顧客としても安く仕上がるのでうれしい限りだ。
創意工夫をして印刷治具や方法、刷り方を考えてなんとかコスト削減をし、価格に反映させなければこの先難しいのではないだろうかと思うときがある。だが、安売りをするだけでは体がまいってしまうので、それなりに工夫で削減できた部分に関しては利益として還元してもらうようにしたいところではある