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毎日が異なる、気が付けばもう5月半ば

最近思う事は毎日が異なる日々だということだ。昨日の仕事も今日は全く異なり、明日何がくるかも読めない。もしかすると明日は全く仕事が無いのではなかろうかと思えば、急ぎの仕事が舞い込んでくる。

仕事の計画を立てるというよりは、入ってくる仕事を的確にこなし納期を厳守することに重要性を感じる。今週は比較的スムーズに事が進んではいるが、明日何がくるかさえわからない。しかしそんな状況が自分を成長させているのかとも思うときもある。流れ仕事があればそれをこなしていれば売り上げは確保できるのかもしれないが、流れ仕事が無いくらいの小さな町工場の印刷屋なので、日々のご飯が食べれる事が重要な課題となる。

もう5月も半分が過ぎてしまい、もうすぐ1年の半分が終わろうとしている。月日の経過ははやいものではあるが、充実しているのであろう、と思ってはいる。

本日の午後は長岡市の市政モニターに応募したら受けてもらえたので、その初回会合に参加する予定だ。

丸太に印刷

週末は久しぶりにのんびりした。土曜は先週片付いていなかった3色印刷の最後の色うちを午前中に終わらせ、午後からはのんびりした。日曜日は快晴でもあったので、午前中は幼馴染とコーヒーを飲み、そのまま娘を連れて地元アオーレ長岡の広場で日向ぼっこをしたり、構内を見て回った。ここまでの大型投資を長岡市という地方都市がやったので、どんな感じになり、どのように活用されるかはすぐには結果は出ないかと思うが、無駄な投資で終わってほしくは無いと思う。

バブルの時代はさてお金を使ってどんどん物を作ればなんとかなったのかもしれないが、今は税収減に人口減、財源の確保とある程度の収益性を見なければ大型の投資はできないのではないかと思う。事業でも同じく、以前はどんどんリースや投資ができたのかもしれないが、今の弊社はコスト削減に日々の研究、なんとかある機械と人間の技術で印刷をこなせないかと考える方が多くなっている。

先日は丸太に印刷ができないか?という問い合わせがあった。1本の丸太を学校の校庭に埋めて記念碑にするらしい。そこに習字の先生が書いた楷書を印刷できないか、というものであった。丸太でも表面を削ってある程度平らになっていれば直刷りもできるが、処理も何もされていないそのままの丸太なのでパッド印刷でもあまりはっきりしない見栄えになってしまう。今回は透明の塩ビ板に逆刷りをして、裏面から文字を表現、あとはドリルで打ち付けることにした。

いつも思うが自分の印刷した物が世の中に出ている場面をみつけるとなんだかうれしい。今週は忙しそうな1週間になりそうだが、木曜の夜から月曜の朝にかけては東南アジア出張で機械のOEM受注にシンガポール向けの輸出案件をまとめてくるとんぼ帰りになりそうだ

A4版の厚いファイル入れに印刷

昨日からは連休前に決まっていた案件のファイル入れの名入れが始まった。ファイル入れといってもクリヤファイル等の薄い物ではなく、A4の紙であれば300枚くらい入るであろう厚みのあるファイル入れだ。

幸いにも表面は平らになっているので通常のシルクスクリーンで印刷が可能で位置合わせや印刷もそれほど苦にはなっていない。数量が1500個と多い為、弊社の作業場にギリギリはいっているような感じだ。合計3色なので調子よく仕上げていかなければ今後はいってくる案件の対応に支障をきたすかもしれないので、なんとか来週までには全て仕上げることができるようにしたい。

クリヤファイルや100円ショップで売っているものに名入れ印刷という案件がここ最近増えているような感じがする。価格の暴落でどんどん安い物へと流れているのは理解できるが、安い中国製の物の場合、不純物が材質に含まれている場合が多く、付着するインキの種類を断定するまでに時間がかかってしまう。XX100%となっていれば問題は無いのであるが、再生XX 60% XX40%といった風に混合されている場合はかなりやっかいになる。場合によっては表面をプライマ―処理した後に印刷しなければインキが付着しない例が多い。

いろいろな案件をこなしながら経験と知識を増やしていけるので面白い毎日である。今日はどんな日になるのか、楽しみだ

GW明けのバタつき ボトル印刷

GWが明けた。期間中は妻の実家に帰省、月曜日に以前の会社社長との会食があったので、新潟に戻ったのは火曜の夕方になった。

少したまっていたフィルム出力や出荷、メール処理等をこなし、火曜は早めに就寝しようかと思ったが結局は24時前まで仕事が続いたので、昨晩は早めに寝ることにした。

昨日の時点でなかなか難しい印刷依頼が舞い込んできて、いろいろと調べていたが、最終的には顧客判断となりそうな案件だ。既に便詰されている日本酒のボトルに印刷をしてほしい、という内容だがインキの乾燥で焼き付けをすることができない。普通の便であればそのまま乾燥炉に入れて高温で焼き付けすれば翌々日には納めることができるが、日本酒がすでに詰まっている状態なので焼き付けなどできない。自然乾燥でも密着するインキ探しで、数社程候補が出た感じではあるが、実際に試験してみなければわからない。

フィルムを貼ってしまえば簡単なのであろうが、高級感を出すためにどうしても印刷をしたいとの事だ。

実験段階にはなるかもしれないが、案件が決まったらいろいろできるので、これまた楽しみな仕事になりそうではある

ゴールデンウィーク明けと帰省

GWは妻の実家がある神奈川県にきていた。帰りは日曜日に設定したが、月曜の夜に以前の会社の人との食事会がはいったので、火曜にのんびりと新潟に戻ることにした。幸いにも往復は逆方向に進行することになるので、渋滞とはほぼ無縁であるが、ナビゲーションが無いので来る途中はいろいろと迷ってしまった。最終的には神奈川に到着できたが、夜19時過ぎをまわっていた。

今日は午後からシンガポールより来日していた来客を送り、その後秋葉原に移動し、会食となる。秋葉原ではどこかのカフェにでも入ってネットをつなぎ仕事をしながら会食時間を待つことになるであろう。無料でネットにつなぐことができる場所がなかなかないので、どうしても秋葉原を選んでしまうが、何か面白い場所や商品が出ているかをさぐってみることにする

これからの印刷とマーケット

毎日仕事をしながら思う事がある。それは弊社には流れの仕事が全くないということだ。以前私が子供のころの記憶をたどれば、それなりに流れの仕事があったように記憶している。あるメーカーの箱の印刷、化粧箱に捨て看板。ほぼ毎日が忙しく夜まで駆り出されて子供なりに手伝っていた記憶は途絶えない。

あのころが懐かしいと思うときもある。あの時代を経験した先代(父親になるが)は今の現状を見て一時は廃業しようと考えていたらしい。そう思うのも無理もないと思う。それなりに版代で儲けが出せていた時代とは一転して今は版代なぞ取れるかとれたとしても本当に微々たる金額になる。落版の手間暇を考えればトントンか赤字だと思うくらいに値段が落ちている。それでも弊社は幸いにも社内で全てできるのでまだコストは低い方だと思う

そもそも私がなぜ家業のシルク印刷業を継ぐことになったかと言えば、突然の先代の末期がん宣告により、急きょ仕事をしていたドイツを離れ、帰国することになったからだ。帰国の時はいろいろと考えたが、まずはお客様、お得意様第一なので、儲かる仕事なのか将来性があるのか等まったく気にはならず、お得意様に迷惑をかけてはいけないという思いで帰国を決断した。

実際に戻ってきてやり始めてみれば、面白い仕事ではある。儲かる儲からないかと言われれば儲けは全くといってよいほど無く、母親と二人でなんとか飯を食べていけるくらいの売上は稼げているといってよいであろう。子供のころに聞いた売り上げの金額からすれば1/5にも満たないくらいの額に激変している。だが、このまま胡坐をかいて座っているわけにもいかないので、コスト削減から売り上げアップまで毎日試行錯誤でやりくりすることにした。儲かっているときほど慢心が広がってしまい、何とかしなければ、どうすればコスト削減になるか等考えることはなかったであろう。幸い今の状況下におかれ、様々なコスト削減方法や売り上げUP、顧客拡大方法を学ぶことができたし、今後も常に続けていこうと思う。

儲けも仕事もそれ程無いが、日々試行錯誤をして頭を使う=脳の活性化につながっているかと思い、日々過ごしている

新潟県の喫煙率?

ふと思うのだが、たまたまかもしれない、運転しているとタバコを吸っている人を頻繁に見かける。

今までそれほど気にはならなかったのか、都内で勤務していた時は車に乗らなかったこともあったり、海外で車にのるときは他人などあまり気にはならなかった。帰省して地元新潟県長岡市に住むようになり、ほぼ毎日車ででている。そのたびに喫煙率が高いと思わさせる光景をみかける。

たまたまかもしれないが、女性の喫煙率がかなり高いように感じる。若い人から年配の女性まで、何も女性がタバコを吸う事が悪いといっているわけではないが、子連れの母親までもタバコを吸っている姿をよく見てしまう。

タバコの煙が害だとかいろいろ騒がれているが、正直運が悪ければ癌で死んでしまうので、喫煙が悪いともあまり感じないが、私はタバコをやめてからかなり体調も良く、毎日がすがすがしく、朝も新鮮に過ごせているのでタバコをまた吸おうと思わない。つきあいの酒の席で回りでぷかぷか吸われるとやはり昔の記憶が戻ってくるので、正直なところ酒の席で吸われることにはあまり気分が良くない。タバコの煙も私の方に来ないように吸ってくれるマナーがあればよいのだが、顔めがけて煙が出てきたときはかなり気分が悪い。

このまま吸わないでよいくらいに気力を保たねばならないと感じる

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