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3連休明け

3連休が明けて仕事が始まった。土曜日は仕事をして、日曜だけは久しぶりにのんびりと過ごした。新潟市の先にある西方の湯という温泉まで出かけたのだが、あいにく休館日でせっかくの温泉に入ることができなかった。そのまま次の温泉を探して瀬波温泉に到着、そこでゆっくりとお湯につかった。

帰りは渋滞もあってか、家に到着したのが20時過ぎとなり、そのまま幼馴染と一杯することになり、長岡市の大手通に足を運んだ。久しぶりの呑みでいろいろと話すことができた、人間だれしも悩みがあり、それを話しながらのお酒となったので、ずいぶんと遅くまで呑んでしまったが、月曜が祝日なので助かった。

今日からまた多忙の日が続き、明日は午後から市政モニター会議、夕方は自分の講座で海外留学、海外就労の体験談を話すことになる。明日が終わればまた仕事に集中できるのだが、金曜日は妻の最後の妊娠検診で神奈川まで出かけねばならない。7月いっぱいもバタバタが続くであろうが、仕事があることは嬉しい限りだ

お客さんとの晩酌

昨晩は仕事が終わり、21時過ぎにお客さんとその知人の方と近くの小さな居酒屋 玉よし というところでお酒を飲んだ。この店は10人も入れば満員で特に宣伝もしてはいないが、常時満員の知る人ぞ知る店らしい。

メニューもそれ程多くは無いが、どれを頼んでも素朴な懐かしい味でとてもおいしい。最近はいろいろな味や料理が出てきて世間を驚かせている、TVでもいろんなお店やミシュランだの言ってはいるが、昔からの素朴な味や懐かしい味、飾らないが原点のある料理など、そういった物が大変おいしい事になかなか気づかない。化学調味料だの世界の料理だのいろいろな情報と味が混ざっている中、日本古来の昔の味や料理というものがここまでおいしい物だと気づかされたお店でもある。

昨晩は話が弾み、0時近くまで呑んでしまったが、また息抜きで飲もうということになった

今日はいろいろな仕事もあるし製版もあるが、長い連休でどこかにでかけるわけでもないので明日も仕事をやろうと計画中だ。週末は電話が鳴らないので比較的作業がはかどり、週末無しではやっていけないかもしれない

窮地に追い込む

思えば自分の今までの仕事をたどると、毎回大変な事になっていたような気がしてならない。落ち着いた安定している企業で働いたということが無く、いつもアップダウンのある企業に就職していた。あるときは売却され本社ごと移転になり、見知らぬ異国の地で5000キロの移動があった、全米の中で皆が憧れる街での仕事から、逆転してワーストに入るような治安の悪い町での新しい生活。思えばいろいろな経験にもなった。

その後の会社も倒産して新しい会社を立ち上げそのまま営業開始だったり、海外市場の開拓でドイツに片道で出かけて、事務所探しから始まり、下宿先の地下室から仕事を開始したりと、今思えばレベルは低いかもしれないが波乱万丈ではあった。

今は家族の不幸を理由に、地元長岡市に戻り、家業を継いだ。継ぎたくて継いだわけでは無いが、継ぐと決めた以上、中途半端にやりたくは無いので、徹底的に見直しをして、何ができるのかを模索し続けている。先代の父親はシルク印刷はもうからない、仕事も減っていると半ばあきらめている感じではあったが、私から見ればこれほど面白い商売もそう無いと思うし、まだまだチャンスは世の中にころがっている。それをどうつかむのか、どう事業を方向転換しすすめていくのかが、今後の課題になりそうだが、先の見えぬ市場に仕事を考えるのが私にとっては面白い。

もちろん安定している企業でもなく吹けば飛ぶような零細企業ではある。こんな世の中だから安定している企業などあるとは思えないし、先行きも不透明、だがそれが現実であり安定志向や安全な生き方を求めるのは人間なのではなかろうか。その中でいかに無駄・無謀な事をせずに確実にチャンスをものにして生き抜いてゆくかが面白くなりそうだ

プライマー処理

昨日は何気なく印刷できるであろうクリップファイルに印刷をしていた。

ところが、2色目が終わったあとに恐る恐るテープで剥離をすると少し剥がれてしまった。何が原因なのかわからないが、爪で強くこすれば剥がれてしまう。印刷前の剥離検査ではびくともしなかったインキがいとも簡単に剥がれてしまうではないか。不思議に思い他のインキをつけて一晩たって剥離をしてみたが、結果は同じ。

最後の手段としてプライマー加工という液体で表面を加工し、印刷してみたら問題なく剥離試験合格となった。

素材が再生素材で半分以上は何が混合されているか不明な素材であったため、なんとなく嫌な予感はあったが、的中してしまった。以前も再生素材に印刷、なかなか付着するインキが無く苦労したが、今回はその時に使ったインキですらつかない状態となってしまった。

既に印刷済みの物なので、全てを落としてプライマー加工、その後に再印刷となることになった。2日の仕事が無駄になってしまったが、安易な判断と剥離するインキのまま納品は絶対にしたくないので、やり直しを決めた。

新規参入に障害

印刷業の他に、以前の職種で知り合った顧客からいろいろな依頼がやってくる。海外で日本製品を販売するということで、1つではなく多種多業界の物の依頼がくるので、なかなか面白い。その反面、いくら数量がまとまったとしても一切値引きもなければ定価のまま売ってくるようなところが多く、どうも納得できない。

輸出するから~と言えば、そこまでしないでよい、売らなくてよいというところまででてくる始末である。いくら内需が強いからといってせっかくのチャンスを捨ててしまうのはもったいないと思うし、海外に打って出れば新たなニーズがつかめるかもしれない、というチャンスの芽を切ってしまっている。

私は零細企業で海外営業マンとして商品を売ってきたので売れない時期の苦労と絶望感は人一倍強いと思う。それが売れるようになれば世界中のお店で商品が並んでいる、給与待遇うんぬんよりも、これほどうれしい瞬間は無い。こういった嬉しさを理解することができる人がどれだけいるのか、正直わからないが、出会えば話があってあっという間に仲良くなれるのではないだろうか、とも思っている。

地元長岡市で国際ビジネス研究会に参加しているが、こういった海外に打って出る企業が多く、楽しみにしている

新しい週の始まり

土日と仕事をしたせいか、今日が新しい週の始まりである月曜とあまり感じることができない。

今朝はあさからできたばかりの矢羽を隣町の三条市に届ける事から始まる。普段はあまり長距離になると届けるということはやらないのだが、今回は納期遅れもあり、申し訳ないという気持ちである。3週間前後で終了すると思ったサンプルも、印刷は1週間もかからなかったのだが、データ・フィルム作成で思った以上の時間がかかってしまった。次回からの案件に関して、大型のデータなし印刷は1ヶ月くらいかかるという事を念頭においてもらうということも学習できた。

サンプルがOKとでればすぐに量産になると思う。ベニヤ板の加工から、印刷まで、50-100セットはあるであろう大型の印刷になる。カット加工だけでも1日はとられてしまうし、電動のこぎりの音もあるので、夜のカットはなるべく避けなければならない。

他にも今週納期の印刷案件があるので、そちらも同時進行させなければならない。手提げ袋に印刷、木綿の布に印刷、そしてキャリーファイルに印刷だ。他にも何か印刷が飛び込んでくるかもしれないが、こうして仕事があることにうれしく思う

矢羽印刷がそろそろ完成

3週間ほど前に依頼があった矢羽印刷(上棟式で使う矢羽板)がやっと完成しそうだ。

データも何もないところから、データのトレース、フィルム作成に製版、ここまでするのに3週間もかかってしまった。サイズも大きい為になかなかすぐには終わらず、予想していた納期を大幅に過ぎてしまっての完了となる。取引先には迷惑をかけることになるが、次回の作成時は板のカットと印刷だけになるので、かなり早く仕上げることができるであろうと思う。

カットまでして持ち込んでもらえればベストではあるが、カットを弊社で行わなければならないので少し時間がかかってしまう。毎日のように電動のこぎりを使っているわけではないので、早い仕事はできないが、慣れれば50-100セットでも1日もかからずにカットが終わる事だろうと思う

全てが完成するのが楽しみではあるが、印刷の楽しみは自分の印刷したものが町に出回り、それをふと目にしたときの瞬間であろうか

いろいろな物に印刷できるのがシルク印刷 パッド印刷

今月は止まるところを知らずに仕事が舞い込んでくるので、うれしい限りだ。納期を多少左右してしまうが、連日夜遅くまで製版をしたり下準備をしたりと、この忙しい時期がうれしくてたまらない。夜中まで製版をしていても全くきにならず、むしろ涼しくてやりやすいと感じてしまう。

今週は矢羽の印刷の最終仕上げ、バインダーファイルに名入れ、病院の手提げ袋に名入れ、バスの車内広告ステッカー2部、新規オープン家具屋さんのバスフロント幕印刷等、あらゆる仕事を抱えている。

これらが終わったらどうなるのかと想像するだけで怖いが、先が全く読めない1回のみのロットの仕事が多い中、長期計画というものは全くたてることができない。来週のこの時間に何をしているかすらわからない状況だと思うが、流れ作業的なメーカーの仕事はどうしても怖いので積極的に取りに行こうとも思わない。これからは消費者向けのノベルティ印刷が、それも小ロットが主流になるであろうと思う。

そんなところにパッド印刷やシルク印刷、社内設備があるので何とでも対応できてしまう。もっといろいろな強みをもたねばと日々考えてはいる。

農園民宿かかし  群馬県の自然派お宿

7/1-7/2と、妻の里帰り出産の道中で、群馬県みなかみ町の山中にある、農園民宿かかし という宿に宿泊した。ちょうど近くにあるたくみの里により、そのまま15時過ぎにチェックインした。

事前にネットで調べてはいたが、私としては想像通りの宿でほっとした。チェックインを済ませのんびりとして、そのままお風呂に入り、またこのお風呂が近くに湧き出る鉱泉(PHは9以上)で、つるつるとしたお湯で肌にいい。アトピーにも効くらしく、アトピー体質の私にはちょうどよかった。

アトピーに効く温泉や鉱泉が多い中、私はこのかかし宿さんの食事に注目した。薬や鉱泉で肌が良くなるのは確かにあるかもしれないが、無農薬に自然食、野菜中心の食事がでる宿である。身体の不具合や不調はなにかしらのサインであり、身体のなかから治さなければならないと思う。単にアトピーに効くからといって温泉や鉱泉治療を行っても、肝心の食事が油物やファーストフード、スイーツばかりでは治るはずの病も治らない。

自然食と鉱泉の組み合わせでアトピーや肌の病気が治るのだと私は思う。

時間に余裕があれば2-3泊としたいところではあるが、妻の里帰り+仕事もあるので、今回は1泊のみの滞在となったが、また子供が生まれた後の紅葉の季節に訪れたい。今後も頻繁にいきたくなる民宿であった。

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