土曜日は台湾で大学の友人と会った。昼食をし、喫茶店で話しをしたのだが、そこで出た話しの内容がかなり濃いものとなり、今でも鮮明に残っている。結婚を考えている相手がいるのだが、なかなか踏ん切りがつかないという内容であり、結婚は良い事なのか?とストレートに私に聞いてきた。
善し悪しは本人が決めることで結婚することにより不幸になる幸せになるは世間が決める事では無く、本人がどう思うかで決まることであるので、何とも答えようがない。1つだけ言えるのは当人同士が前向きに物事を考えていればどんな困難でも乗り越えることができよう、ということである。これは人生でも仕事でも言える事で、結婚していようが未婚であろうが、関係ないと思う。しかし、人間は一人では生きてゆけないので、できれば生涯を共にできるパートナーを見つけたほうが良いと私は思う。
二人とも海外での勉強に就労もあるので、どうしても欲が出てしまう、というところは一致した。世界を見たのでもっとよい条件、国、人、生活に住む場所がある、という欲が止まらない。欲を出さなければ良いのだが、まだまだ世の中には良いものがある、良い場所がある、結婚になれば良い人がいる、と思ってしまう。1つの国を飛び出して外を見たから出てしまうハードルであろうか、もっともっとという欲をいかにコントロールするかで人生が決まるのではないのか、という結論にもなった。
欲が決して悪いわけではないが、上手く気付いてコントロールしなければ欲に流されるだけの人生になってしまう、という結論にもなる。お互い納得がいき、また次回の再会を約束し、友人は現在お付き合いしている人のところへいって話をしたそうだ。
私は今日まで妻子のいる神奈川に滞在、連休のおかげでのんびりすることができたが、明日からは仕事があるのでまた頑張る日々が続きそうだ。どんな仕事がまいこんでくるのかもまた楽しみのひとつで新しい週をむかえる。