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秋鯖の時期 

先日は引き続き大ロットのシルク印刷の作業を一日中続けていた。途中で明日のインキが足りなくなりそうに気づいたのだが、資材屋には在庫が無いため、途中で作業を止めなければならない事態になりそうではある。

他にも仕事が入っていないので本当はこの仕事を続けたいのではあるが、インキが足りなければ進めようがない。仕方なくほかの仕事の準備や落版、データ作成などを行い、今週後半の仕事を先取り、週末にかけて残業をすれば大ロットの仕事をすべて片づけることができると思う。いつ、どんなタイミングで仕事の依頼がどんな納期でくるかがわからない時代では、全て先を見越してどんどん仕事を進めなければいけなくなっている。毎回ブログにコメントすることにはなるが弊社は自営業なので夜だろうが週末だろうが、仕事があればどんどんこなしてゆく。社員もいなければ残業代だの面倒な計算や金銭の扱いも無い。仕事をやらなければ食べてゆけない、納期に間に合わない、信用を失う、ましてや仕上げてほしいというお客さんを助けなければならない、という使命感のようなものもあって仕事をすすめている。仕事が楽しいし好きでやっているから時間など気にはならない。週休二日だの定時帰宅、福利厚生などはまったくの無縁で、そこまで考えて仕事をしなければならない方には正直気の毒だと思ってしまう時もある。人間それぞれ価値観は異なるので仕事がすべてではないという事に関しては重々承知してはいるが、ほぼ全ての人間が仕事をして生きてゆくことになるので、どうせならやっていて苦にならない事を仕事にしたらどれだけ楽になるであろうか。

昨晩は幼馴染の経営する焼き鳥屋に行き、一杯やりながら秋鯖を食べた。秋鯖は嫁に食べさせるな、と福井地方では言うくらいトロなどと比較しても秋の鯖は脂の乗りが最高だ。私はトロやウニなどという世間一般に高級ネタと言われている魚よりは、庶民的な鯖、鯵、秋刀魚、鰯といった青魚類が好きで、これらの脂は体にも良いと聞く。気づけばもう秋、来週は10月になってしまう。妻子を連れておいしい秋の魚を食べにでも行こうかと思ってしまった
saba

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