印刷ブログ
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得意な分野で戦う

弊社は30年以上もシルクスクリーン印刷をてがけているが、昔は外注をしていた作業もあったらしい。ラミネート加工は社内でやっていたが、紙媒体への大量印刷、小さなシール等は社内で行わず外注が殆どだったらしい。

下請け、孫請けでまだもらえている仕事も大事ではあるが、それよりは得意な分野で自分でできる仕事を増やしてそちらに専念した方が良い、と私は考えるようになっている。よのなかインターネットの普及で価格競争も増しているし、ましてや若い方々はネット上で価格を比較して仕事を出す傾向がある。ネットの力を借りて弊社の知名度も少しずつUpしているかのように思えるが、価格だけを比較されてやらなければならない仕事はいずれなくなるであろうし、時間だけがとられてしまい儲けなど全く残らないのが正直なところである。ラミネート加工もその1つであり、自社内に機械はあるが、そのうち売ってしまおうと思っている。

どこでも値段を比較でき、安ければ受注できる仕事になるというラミネート加工なので、よほどの高価な値段がつかない限り、やめてしまってもよい、という考えになった。ラミネート加工は機械さえあれば誰でもできてしまう物になっているし、やっていても正直なところ面白くないのが現状だ。

そうわがままも言ってられない世の中になっているのは確かではあるが、少ないリソースでいかに仕事をまわしてゆけるのか?を考えた時に出た答えにはなっている。

弊社では今後もシルクスクリーン(平面に曲面の両方)印刷、パッド印刷を強みとし、技術の向上に磨きをかける事にすることが会社の目標となり、そこから何か生み出せるものが無い物か?模索を続けることになるであろう