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形ある物への印刷とは

ブログでも何度か書いたかもしれないが、形ある物への印刷というものは飽きがこない。弊社が得意としている印刷はシルクスクリーン印刷という印刷手法及びパッド印刷という手法ではあるが、一般の方にはなかなかイメージがしにくい印刷らしい。

それもそのはずで今は機械でも家庭でもボタンやマウスを押せば素人でもだれでも印刷ができるインクジェットが普及している。紙媒体に印刷となればもうどこの誰でもできてしまうくらいの世の中にはなっているが、紙以外のものへ印刷するとなればそうはいかない。そのうちボタン1つでどんな被印刷体にも印刷ができるような機械ができるのかもしれないが(すでにあるが高価で現実的な価格では無い)、何十年先になることであろうか。

それでも形ある物は1つ1つ形状や大きさが異なるのでそう簡単にインクジェットのA3やA4の紙のような印刷にはいかないであろう。1つ1つ治具を作成し、素材に密着するインキを選択、乾燥までさせなければならない。機械に頼ればそれだけ保守の費用も発生するし、コストもかかってしまう。

その点弊社では昔ながらの手法で手刷りのシルクスクリーン印刷やパッド印刷を行っているので保守費用など一切発生はしていない。手刷りとはかなりアナログで最近の方にはバカにされるであろう手法かもしれないが、殆どの小ロットのシルクスクリーン印刷は手刷りで作業されている。むしろ手刷りの方が早く効率的に作業ができ、且つシルクスクリーン印刷ならではの味を出すこともできる。

繊細な印刷で1つも狂いが出てほしくないようなものであれば高価な印刷機に治具、製版を行って量産すればよいであろうが、そのような仕事は中国や海外にどんどん出て行ってしまっているので、国内ではいくら探しても以前のようには出てこない。小ロットの印刷であれば扱いきれないくらいの可能性もある。

今週は比較的暇になるかもしれない、と思ったところで週明けにいろいろな仕事が舞い込んできてうれしい限りではある。また今週も頑張って一仕事こなそうという事になった

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