今週はいろいろなボールペンに名入れの試験を行った。計画中の商品へのインキの密着を試験するためで、いろいろなボールペンを購入したが、安くてもインキが問題なく付着する物と全く付着しないものにわかれた。おそらく付着しないものは不純物などがまざっており、再生材料を多く使用しているものと思われる。
一昔前にはなかったような現象ではあるが、だんだんと再生マテリアル(材料)という物が使われるようになり、インキの密着度も今までの経験や勘では通用しなくなり、毎回密着確認を行わなければならない事が多くなった。特に中国で製造されている材料や商品に関しては密着試験なしに印刷の仕事を受ける事は出来ない。以前大丈夫であろうと思って仕事を受けたが、インキの密着があまりにも悪く四苦八苦した経験がある。それ以来形ある物、紙や塩ビシート、再版物以外は全て密着試験を行っている。
今回のボールペンの試験もそうだが、中国製でこんなに安いのか?と思えるペンでも一発の印刷で密着したり、同じような物でも全くインキがつかない等、様々な現象が起きている。
今日は月末で何かとバタつくであろうが、週末から来週にかけてボールペンの名入れ依頼がきているので、そちらの準備もすすめることになるであろう