印刷ブログ
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ターポリンへの印刷

先日は丸1日をかけてターポリン素材への印刷を行った。カラーで合計6色なので、多少時間はかかったのではあるが、それでも1日ですべてを終わらせ、本日の午後には縫製の作業に出すことになる。インクジェットで出せばカラー印刷等楽なものであろうが、枚数が100枚と多いためにインクジェットでは時間もかかるしコストも高くなるのでシルクスクリーン印刷で仕上げることになる。

カラーであれば何でもインクジェットで仕上げればよい、とお考えの方もまだまだ多いであろうが、実はそんなことはなく、シルクスクリーンで仕上げた方が割安になる場合がある。もちろん写真や繊細なグラデーションを再現したいとなればインクジェットの方が良いであろうが、それでもシルクスクリーン印刷でできない、というわけでもない。そこらへんの使い方をうまく調整すれば安くて良い印刷物が予算にあった金額内で完成できる、という部分を説明しなければならない。

今日の午前中は地元某サッカーチームの小物であろうか、サンプル印刷があるので、そのアルミに塗装がしてある素材に3色印刷をすることになる。上手くゆけば量産化となり、チームのファンが購入すればするだけリピートの注文が来ることになるので、面白い印刷になるであろう。それなりに強度のある印刷をしなければならないので、当粗面との相性をみながら印刷することになる。

いろいろな被印刷体への依頼が入ってくるので挑戦の毎日ではあるが、面白い日々を過ごすことができて幸せを感じてはいる

週明け、妻子を新潟に戻す

週末があけた。土曜日は仕事をしようかと悩んだが、結局午前中だけの仕事に製版を行い、そのまま午後には高速道路にのって妻子のいる神奈川に出かけた。途中事故があり渋滞が発生し、結局ついたのが夜の8時過ぎで片道で7時間もかかってしまった。

娘は寝ていたので、私も軽くシャワーを浴びて長時間の運転の疲れを落とすかのようにそのまま翌朝まで寝てしまった。翌日は午前中に神奈川を出て、高速で群馬まで行き、水上の先にある妻の叔母が住んで働いているたくみの里に向かった。ここはよく立ち寄るところで、旧三国海道の面影が残っており、私は好きな街の1つである。

そこでコーヒーとお土産をごちそうになり、関越トンネルをぬけずに三国峠越えをしながら紅葉を楽しんできた。今年はいつもとは違う紅葉で少し早いのか遅いのかがわからないような感じではあったが、そのまま長岡市に抜けて、夜6時過ぎには帰宅していた。娘も久しぶりの我が家なので少し驚きがあったようで夜は泣いてしまったが、今朝になったらごく普段とかわらぬ表情でいた。子供というのは順応能力がすばらしく、大人と違いすぐになんでも溶け込んで慣れてしまうから勉強にはなる。大人は変なしがらみやプライドがあるためになかなか新しい環境に溶け込むことができないが、子供はそれが無くすさまじく早い。

今日からは妻子共に1か月程暮らすことになるが、また雪が降るころになれば里帰りをすることになる。それまでの1か月はバタバタすることになるが、生活も仕事も充実しているので飽きもこなければ疲れも感じない。

今週は引き続き大型のシルクスクリーン印刷で上棟祝いの矢羽根印刷があり、そこへ3kgの米袋へのシルクスクリーン印刷もある。この方は私のブログを見つけて問い合わせをしてきたらしい、私などのほんの米粒のような存在の人間と零細企業の会社のブログを見つけて頂けただけでもうれしくて感動してしまった。良い仕事をやって次回につなげられればと思う

週末はのんびりすることにした

今週末は仕事があるが、やはり季節の変わり目もあるので無理をせずにのんびりすることにした。

ちょうど2週間後にセミナーの講師をひかえているので、そちらの準備をしたり、ホームセンターに行って冬の用意をしたりと、普段できないことをやることにする。仕事の方は梱包等を行うだけで、実際の印刷は月曜からフル活動すれば来週中には全て終わらせることができると思うので、土日はやらないことにした。場内だけでもきれいに片づけて製版を1-2つだけやって今日は終わりにしようと思う。

明日の日曜日は妻子が雪が降るまでに一時的に長岡市に戻ってくるので、朝から車で東京方面へでかけることになる。そのまま妻子を乗せてUターンして戻ってくることになるであろうが、せっかくの紅葉の季節なので途中下車して紅葉でも楽しもうかと思う。そこまで車を運転して体が大丈夫かが気になるが、1日だけなのでなんとかふんばってゆきたい。

紅葉と言えば気づけばもう11月になってしまった。。。時間の経過があまりにも早すぎて驚きを隠せないが、年末になると気分が上昇してますますやる気が出てしまう。

パッド印刷か曲面印刷

先日試験を行ったドリンクボトルへのパッド印刷であるが、曲面印刷の方が上手くいくのではないかと思い、一応製版をして試験を行ってみた。

もともと最初に受けた同じ素材の名入れは名入れの面積が大きく、しかもボトルが1つ1つ歪な形状をしていたので、曲面印刷をやってもうまくいかず、結局はパッド印刷で処理したという経緯があったので、今回もパッド印刷になると覚悟していたところであった。

ところが送られてきたデータが以前より小さくなっていたので、ひょっとしたらと思い、曲面印刷をセットして実験をしたら、これが見事に上手くいった。パッドよりも鮮明に、しかも短時間で作業が仕上がるので私としてもうれしく、顧客の方でも満足行くであろう結果にはうれしさを隠せなかった。これで納期にも十分に間に合うし、あとはセットさえしてしまえば2時間もかからずにすべてが終わってしまうことがわかったので、気持ち的に楽になってきた。

今週から来週にかけては何かとバタバタする仕事があるので、気持ちが楽になるとそれだけ作業にも余裕が出るようになり、無理に夜や週末に仕事をしなければならない状況を回避できることになる。それでも仕事はたくさんあるので、どんどん進めてゆき、次なる案件への準備を整えようと思う

bottle

パッド印刷試験がうまくいった

先日はベニヤ板への印刷依頼があったぶんの板を電動のこぎりを使いカットし、夕方になっていた。その後は別件のベニヤ板への干支印刷で、製版をしなければならなかったので、少し厚盛りにして版を作っておいた。その方が文字や細い線がくっきり出るようになるので、デザインによっては工夫をしながら製版をすることになっている

その後夜には来週納期になっているドリンクボトルへの名入れがパッド印刷であるので、そのための製版を行い、試験印刷をしてみた。ほんの数週間前も同じドリンクボトルへの名入れがあったのだが、その時の文字間隔が開いていたので、前回は300本のボトルだったが、2工程にわけたので600本と同じ作業工程になった。今回は文字の間隔が狭く、もしかすると1回で押せるかもしれないと思い製版、試験印刷をしてみたが、見事1回で印刷できる事が判明し、かなり気が楽になった。270本であるが、その2倍の工程をするとなれば急がなければ納期に間に合わない。しかし270本、1回の工程で終わらせることができるとわかれば、気が楽になる。

そのままフィルムの作成など夜に処理したい案件を終わらせたのが、22時頃になり、ちょっとだけ晩酌をと思い、近所の幼馴染の焼き鳥屋で熱燗におでんをいただいた。すっかり寒くなり、カレンダーも11月になっているので、そろそろストーブが必要になるであろう時期にもなっているが、残り2か月を有意義に過ごしたいと思う

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