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価格破壊ではなくロット数破壊

先日は配達をしたり、カレンダー配りをしたりと、年末恒例の仕事を行っていた。今日も引き続きカレンダー配りとチラシを配ろうかと思うが、1か月ほど前に思いついたアイディアの紹介もかねて取引先を回ろうと思う。

先代の父親が亡くなり急きょシルクスクリーン印刷を継ぐことになったのが約2年ほど前にはなるが、早二年、遅かれ二年、経過したことになる。そのまま先代が行っていた事をやっていれば売り上げも落ち、そのまま廃業になるか副業でアルバイトにでも出なければならないくらいであったかもしれない。現に1年前の同じ時期には年末年始で仕事がなくなっていたので、アルバイトに出た時もあった。年末年始だからといって家にいて休んでいる程余裕もなく、外に稼ぎにでかけなければならないような時もあったくらいで、今年はどうなるかと思うくらいではあるが、アイディアを出して本業を伸ばすことに専念しようと決めた。

その1つが小ロットという価格破壊ではなく、ロット数破壊のアイディアだ。シルクスクリーンやパッド印刷業界ではロット数がいまだに多い。先週もボールペンに印刷する仕事があったのだが、安いペンが売っている業者を見つけて、そのまま印刷してもらえば早いと考えたが、500個以下は印刷しないということで、ペンだけ仕入れて弊社で名入れを行った。500個という数値は効率を考えれば決して少ない数かもしれないが、消費者目線からすればたいそうな数になる。100個くらいがちょうど良い数かもしれない、20個かもしれないが、私の考えたアイディアでは100個というラインを区切りとしてアイディアを進めている。

価格破壊はだれでもできる事であるし、お互い首を絞めて最後には皆窒息死して辞めてしまう商売になるが、ロット数破壊は価格を落とすわけでもなく、単に作業の手間暇をどう考えるか?で勝負が決まる事だと思う。

考えたアイディアの商品+名入れの企画が吉とでるか凶と出るかはわからないが、紹介してみようと思う。いづれホームページを立ち上げて紹介して、どんな反応が出るかもやってみようと思うが、どうもホームページをいじるのがあまり好きではなく、ほったらかしになっているのが弊社のページでもある。