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仕事と経営者マインド

今仕事を行っている方といろいろと話をする機会があった。仕事とは何か?経営者とは何をするのか、何を考えるべきか、どうあるべきかなど、仕事に対する話でもりあがった。

 

二人とも会社員で勤めているというわけでもなく、小さいながらも経営者として事業を営むことになっている。それぞれ悩みもあれば不安もあるが、共通していることと言えば仕事に対する思いであろうか。世の中ではお金がほしいので仕事をする、という考えの方が多いであろうし、それは間違っているとは思わない。お金がなければ生活はできないし、仕事をすることにより対価としてお金(給与)をもらうものであろう。それが経営者ともなると事業の先行きに戦略、コストに資金繰り、将来の展開などいろいろと考えなければならないことがたくさん出てくる。来月の給与でいくらもらい何を買うなどということはあまり考えず、ひたすら事業のことにマーケットの変化、商品やサービスの開発を行うことになる。お金の為に働くというよりは、仕事をやることにより何かを成し遂げそれを繰り返し人間として会社として成長し生存していく事だと、雑談ではあろうが二人の中で意見がいつも一致する。

 

世の中お金を稼いでお金をつかいまくる金持ちもいれば、お金の使い方を上手く行い、素振りも見せない金持ちの方もいる。あるないではあったほうが良いであろうが、お金を手にしたことにより身振りが変わってしまうのは良くないと思った。残念ながらそのような人物が私の身近にいることになってしまったのであるが、以前の会社を退職するにあたり、その方とのやりとりは少なくなり、いずれ音信不通になるであろう、と思ってはいる。私はコツコツと仕事を行い、小さい会社ながらも家族経営的な感覚でここの会社に頼まなければいけない、あそこならなんとか印刷してくれるであろう、という不況にも競争にも負けない会社にしたい。大きく成長し会社を大きくするよりは、日本一、いや世界一というオンリーワンの技術を印刷会社として持ちたい。現在は残念ながら弊社だけしかできない印刷の技術というものがないが、短納期に小ロット、それに何にでも挑戦してみる意欲だけは他社には負けないと思っている。この先何十年も印刷技術と付き合うことになるであろうが、私が死ぬまでにはわが社にしかない技術を開発したいと目標を持っている

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