先日は久しぶりの営業周りに出た。普段であれば印刷の仕事に製版などがあり、外回りなどあまりしないのではあるが、12月は世間に忘れられたかのように仕事が少なくなったので、こちらからアイディアを持って出る事にした。
カレンダーだけでは面白くは無いので、他の業者がやっていないアイディアを持ち、あいさつ回りを3-4件程こなした。そこに1本のボールペンに名入れ済みの物と1枚のクリヤファイルに3色で名入れしたものを、ワンコインセットということで紹介した。
自分なりに探してはみたが、ボールペン名入れを100本で受ける業者もなかなかなく、そこへクリヤファイルを付けてセットで販売しているところも見当たらなかった。各商品1色の名入れで100セット1万円、材料費も手間賃も版代も全て込みでやると言ってまわったら皆驚いていた。普通であれば製版だけでも1万円とる業者もいるであろう、そこを弊社は材料と名入れ、全て込みこみで1万円というのだから驚きでもある。サラリーマンのワンコインランチで500円でお昼が食べれるというのは巷では有名な話にはなっているが、そのワンコインをまねてこちらは100円でボールペン1本に名入れとクリヤファイル1枚に名入れ、材料も入ってしまうのだから魅力があるのかもしれない。
さすがに1セットでは大赤字になってしまうので、最低100セットでのご注文をお願いしてはいる。合計1万円+消費税でボールペン100本とクリヤファイル100枚に名入れがされているのだから、決済のハンコの数も少なく、会社によっては担当者レベルの判断で購入ができる場合もあるであろう。保険のセールスや外回りをする営業マンにとって名前や会社名が入ったペンやクリヤファイルに資料を入れて外回りができれば他社とは差別化をすることができる。それも名入れの内容は好きにできるし、名入れの場所もある程度の寸法の制限はあるが、自由自在にできる。
小ロットでの仕事をいまだ受けない印刷会社が多いのは手間暇を惜しむのであろうか、又は機械をセットするのに時間がかかるからであろうか、様々な理由があるが弊社はそれを全く惜しむことの無い時間で終わらせることができるのが強みでもある。朝に依頼されて夕方には欲しいというスピーディな対応も可能ではあるが、ペンを在庫していないので、どうしてもペンの手配に1日かかってしまう。それでも最短で2日で完成できるし、ペンの在庫をもつようになれば即日手配も可能だ。