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毎回異なるパッド印刷

昨晩は以前からサンプル印刷を続けていたプルタブオープナー(ジュースなどの缶の栓を指であけずに開封できる道具のような物)の印刷が決まった。サンプル印刷では順調に何の問題もなく色もインキののり具合も良かったので、プルタブの大きさにあわせた版をもう一度作成、とりあえず夜のうちに位置合わせだけやろうと準備にとりかかった。

ところが製版の段階からうまくいかない。2版程つくったがどちらも納得のいく印刷にはならず、サンプルと同じやりかたに戻した。サンプル印刷はなるべく製版を少なくするために小さい樹脂版を2つ使って、2度かけて印刷したが、本番は個数が多いので大きい版を作って一度押しで仕上げようと思っていた。それがうまくいかないのだから、なぜかといろいろと考えて版を作り直しているうちに23時頃になってしまった。

結局はやはりサンプル印刷の時と同じ版と工程になるので、合計で1000回パッドを押さなければならない。セットとコツさえつかめば多分1日で終わらせることはできるであろうが、パッド印刷の場合は毎回刷りだしまでに2-3日かかる場合がある。1-2時間もかからずに、又はほんの5分で刷りだしになる場合もあれば、3日3晩試行錯誤する場合もあるので、不思議な印刷ではある。

今回は事前に治具を作成しインキの密着試験も完了してあったので、印刷以外の工程は全て整っていた。昨晩の位置合わせに刷りだし前の準備印刷に関して、自分の中では100%納得いっていないので、今晩又は明日にでも再度設定しなおそうと思う。今日は午後から大型シルクスクリーン印刷の最後のスミを印刷し、こちらが完成、もう1つのPPファイル名入れを終わらせたり、製版をしたりすれば夜にはパッド印刷を始動できるであろう

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