先日も色の問題をブログにて紹介したが、インクジェットでできそうな印刷でも、色一つでまったくお手上げになる印刷もある。
今回はアクリルの厚みが5㎜程ある大きな板にゴールド1色での印刷を行った。合計9枚の平面刷りなので比較的簡単ではあるが、アクリルという材質からして、間違っても拭くことができないのでかなり慎重に行わなければならない。仕上げもつやがあるので少しのキズ等も目立ってしまうし、印刷ミス等できない。簡単そうに見えても意外と気を使う素材もあるので印刷は面白い。
まずは板を材料屋さんに頼んで、そちらができたならば版を作り、あとは色出しを行いするだけ。多少大きな板(とは言っても500x400㎜程度なので、1m四方の板に印刷をする弊社にとっては小さいかもしれない)なので、二人で印刷を行った。印刷時間はほんの1時間もかからないくらいで、あとは乾燥、梱包をすれば終わりである。
こちらの仕事が終われば次はクリヤファイル2000枚に塩ビプレートの名入れ1700枚と、同じ時期にロット数の多い仕事が重なってきている。先日は超小ロットのスクリーン印刷であれば、今日からはロット数の多い印刷。
柔軟に対応できるのが弊社の強みでもあるし、ロット数に関係なく自社内で製版をして刷り、完成することができるので納期にも柔軟に対応できる。弊社は小さな10年以上も更新していないホームページが存在するが、そのうちホームページを更新して、24時間365日急ぎのシルク印刷やパッド印刷対応、とうたった会社にしたいと思う。週末にどうしても仕上げなければならないという方もいるであろうニーズに答える事ができるのは自営業の強みでもあると思う。急ぎの印刷や週末にどうしても仕上げなければならないという印刷がある方はご遠慮なく弊社に電話して頂きたい。