印刷ブログ
BLOG

古いがまだまだ現役の露光機

シルクスクリーン印刷で必要なのが露光という作業である。これは乳剤というジアゾ液というものを紗張りしてあるこまかいシルクのメッシュに塗布し、そのジアゾ液を紫外線により硬化させる作業ではあるが、これが必要不可欠な作業になっている

ジアゾ液は昨晩のうちに塗布してあり、暗所にて自然乾燥させ、今朝には乾燥が終わっていた。急ぎであればドライヤーなどで強制乾燥させれば、すぐに露光ができるが、急ぎでない場合は電気代の節約もかねて私はなるべく自然乾燥させるようにしている。乾燥後1-2日中には露光しなければジアゾ液が固くなり始め、現像に影響が出るので早ければ早いほど良いと思う。

弊社にある露光機はもう何十年も経過している古い物ではあるが、まだまだ現役で使えている。お金に余裕があれば新しい露光機を買いたいとは思うが、露光機も安い物ではないので現状はこのまま使う事になるであろう。水銀灯での露光ではあるが、今の所特に問題は出てはいない

紫外線といえば体に有害であるとさけられている光ではあるが、それが仕事に必要であるという職種は意外とめずらしいかもしれない。女性のマニキュアの硬化にも紫外線が使われていると聞いたことがある
rokou

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です