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くるりんと曲面印刷

昨晩は調子の悪い身体を治してもらおうと整体へ行ってきた。ほんの1時間だけではあったが、終わった21時にはかなり身体が軽くなり、姿勢も良くなっているのには驚いた。そのまま週末の野外での看板交換の作業の下調べで駅前のバスターミナルで計測を行った。終わってみれば夜11時くらいになっていたが、最後のメールや今朝製版する予定になっている版の乳剤を塗ったりして床についた。

昨晩はやけに寒いと思い今朝起きてみると雪が降っていた。週末は東京でサクラが満開であったのにこちらは雪桜とでも言うのであろうか、急に気温が下がってまた冬にもどってしまったような感じである。冬と言えば日本酒であるが、以前シール対応では品が無いという事で地元のある酒蔵さんに頼まれて日本酒の四合瓶(720ml)に試験印刷を行った事がある。

試験印刷であったのでデザインなどは決まってはいなかったが、パッド印刷だとインキの盛りが薄いので気に入ってもらえず、シルクスクリーン印刷の回転バージョンの曲面印刷で試作を出してみたら、とても気に入っていただけた。やはりインキの厚が異なり、力強い印刷が再現できたことが最大の違いであったらしい。曲面印刷の案件はまだまだ少ないが、どこも小ロットでは受けないであろう、という想像から依頼すら出さないのかもしれない。弊社は曲面印刷でも1個から可能ではある。被印刷体を回転させて印刷するのでちょっとした工夫が必要であるが、その工夫が面白い。
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