昨晩は遅くに東京から新潟に戻った。荷物の整理や梱包等朝のうちにすませようと行っていたが、書類作成なども含めて結局午前中が全てつぶれてしまった。朝のうちに日課にしているブログを書こうと思ったが結局忘れてしまい、夕方になってしまった。
書きたいことはいろいろあるのだが仕事に追われてしまい今日は書けそうになさそうである。今晩も看板の測量に出かけたりするので、それが終わったら今日は早めに就寝し、明日の朝にしっかりと書こうと思う
昨晩は遅くに東京から新潟に戻った。荷物の整理や梱包等朝のうちにすませようと行っていたが、書類作成なども含めて結局午前中が全てつぶれてしまった。朝のうちに日課にしているブログを書こうと思ったが結局忘れてしまい、夕方になってしまった。
書きたいことはいろいろあるのだが仕事に追われてしまい今日は書けそうになさそうである。今晩も看板の測量に出かけたりするので、それが終わったら今日は早めに就寝し、明日の朝にしっかりと書こうと思う
クリヤファイルに名入れが続いている。クリヤファイルに名入れする専門の業者はいくらでもあるし、それ専用の機械を備えているのであろう。弊社はそのような機械は無く、全て手刷りでシルク印刷でこなしている。
色数が少なければ専門の業者のクリヤファイルと名入れ価格よりも圧倒的に安いということに気づいた。私もそのような業者がいると気づくまでは小ロットでそんなに高い値段を取っているのかと思うくらいで正直驚いた。それも仕方がないのかもしれない、どうしても機械をオペレーターに使ってもらい大量に印刷を受けているところに100枚だの50枚だのといった小ロットのクリヤファイルの名入れを依頼すれば手間暇がかかるので割高になるのであろう。
クリヤファイルも何十万枚と仕入れているに違いないので、そこへきて100枚の印刷依頼があれば自然と高くとるのは商売の流れなのかもしれない。その点弊社はお客さんが好きなクリヤファイルを持ち込んでそこに印刷している。ある会社さんは近くのホームセンターで1枚8円程で買ってきたり、とある会社さんはアスクルのちょっと高級なクリヤファイルを持参したり、厚みもいろいろあるのでクリヤファイルといってもそのメーカーや素材で見た目が異なる。やはり安い物はそれなりに安く見えてしまうが、そこをデザインと印刷でカバーすれば十分高級なクリヤファイルに化かす事も可能であろう。
現在行っているクリヤファイルの名入れはほぼ全面となり、2色でグリーンと黒になる。グリーンもDIC指定がありかなり鮮やかなグリーンで機械では出せない色になっている。これまたなんとなく春の訪れを感じさせるような色で印刷しながらうれしい気分になってしまった
普通にインクジェットや印刷をしていると硬化剤(=接着剤)をインキに混ぜるなどという想像はあまりしないかもしれない。インキの密着と剥がれをなくすために入れる硬化剤ではあるが、インクジェットであればUVインキに近いと思う。しかしUVインキは高価なものであるしUVインキ対応のインクジェット等そう簡単に導入できない。
資本力がある企業であればどんどん機械を入れればよいかもしれないが、弊社のような零細企業にとっては無縁の話ではある。それ以上にボタン1つでだれでもできてしまう印刷はすぐに価格競争に陥るというマイナス点がある。価格競争に陥ってしまえば零細企業などひとたまりもなくやられてしまう。
手刷りのアナログ印刷をすることに意味があるし、形あるものに印刷するとなればマシンに差し込んでボタンを押すだけでできるわけではない。治具の作成から合せにインキの選別、試作に調整、これらは人間の手で全て行われて初めて印刷が完了となる。そんな形ある物への印刷を行っているのが弊社の主力印刷ともいえる
春先になると地元バス会社の看板がどうしても冬の雪の影響で壊れてしまう。その作成が増えるのがこの時期ではあるが、3月はかなりの枚数を作成することになりそうだ。弊社に印刷が回ってくる前は別の看板屋さんで行っていた模様だが塩ビ板に印刷とカッテングシートだったそうだ。冬場の雪の重みや風による倒れ等を考慮すると塩ビ板ではすぐに割れてしまうので、弊社にかわってからはアルミ複合版にした。こちらの方が塩ビ板よりも安く強度も高い。しかしインクは異なりSG740というインキに硬化剤を入れて高温で焼き付けを行う分手間暇がかかるかもしれないが、厳しい環境下でのインキの落ちは無い。
昨日は晴れていたが朝方は寒かった。日差しは春の陽気だが、まだまだ冬が残っていると感じる。
冬場のインキを溶くのが大変で、インキの種類によってはガチガチに固まっているので一旦ストーブで温めて溶かしてあげなければならない。いくら新しいインキでも低温では固くなるFPPインキという物が存在するが、こちらはやっかいなインキだ。
しかし夏場と比較して冬場は目詰まりが少ないので遅乾溶剤の使用頻度が減る。夏場はこれでもかというくらい遅乾溶剤を入れなければすぐにシルク版のメッシュが詰まってしまうが、冬場はほとんどつまらないので作業効率が良い(その代り寒い場内だったり湿度が極端に低いのでパッド印刷の大敵である静電気が出まくってしまう。)
なかなか最適な環境を整える事ができないが、それでも与えられた環境で工夫をすれば問題なく印刷はできる
シルクスクリーン印刷やパッド印刷といういかにも業界の雰囲気が出ているアナログ的な普段は表舞台に出ない印刷でしか出せない色がある。ゴールドやシルバーといった色と蛍光色である。先日はパッド印刷によるプルタブオープナーに追加印刷依頼があったのでそちらを行った。
前回は白1色で行ったが、今回は少量(それも12個という数量ではあるが弊社では問題なく受ける事ができる)でよいので2色印刷をしてほしいということであった。ゴールドと朱色の2色であるが、以前にサンプルでお渡ししてあるのでそちらを再現するだけとなった。先方も色によっては女性受けしたり売れ行きが違うのかもしれない、ということでの依頼ではあった。そこで1個だけ機械では出せない色を手刷りの特徴を出す為に蛍光色のピンクで刷ってみた。蛍光色はインクジェット等の機械では出せない色なので手刷りの強みを売ることができる色の1つではある。かなり明るい色になったが、花火を連想されるにはちょうど良いのかもしれない。どういった反応があるかも楽しみではあるし、こちらとしてもこのような色を出して2色パッド印刷ができます、という宣伝にもなる。本当は4色行えばよいのではあるが、そこまでの予算が無いらしい。もし予算がつくようであれば4色で印刷してみたいと思うし、それなりの版の用意もデータ加工も必要となる。
デジタル化社会に伴い昔ながらの手刷り印刷が少なくなっていると思われがちな業界ではあるが、私は全く逆の現象がおきていると思ってはいる。機械
を入れてボタンを押せば何でも印刷できるかと言えばそうでもない。逆に機械ができなければ見積もりも出さないでできません、と断ってしまう印刷会社さんが
多いのではなかろうかと感じる日々ではある。弊社には常に変わった素材や形、他社ではできないと言われたりロット数が少なすぎて断られた案件が来る場合が
ある。弊社はロット数が少なかろうが1個からでも印刷ができる強みもあり、自社内で製版もできるので場合によっては即納も可能である。
週末は土日と買い付け及び妻子に会うために土曜の朝から東京に出た。行きは晴れていたので快適に運転でき、関越道も何の問題もなかったが、帰りは大しけとなり、関越トンネルの先はチェーン規制がかかっていた。
ライブカメラで見てから神奈川を出発したが、雪はやまずに私が通るころには路面が雪で覆われてしまっていた。春の陽気が感じられたので先週のうちに普通タイヤに変えてしまった私にとっては予期せぬ状況ではあったが、月曜の朝にはどうしてもやらなければならない仕事があるので何としてでもかえらなければならなかった。
チェーン規制があったが、誰も確認していないのでここは自己責任と雪国で育った感覚を頼りに普通タイヤで雪の上を40km/hくらいでハザードを点滅させて運転した。ほんの20キロも過ぎたあたりから路面の雪は消えたので、また再び高速走行に戻して帰路へついた。夜中前には家に到着できたのでほっとしているが、最悪の状況を見て土樽PAで一晩を明かそうかとも覚悟はしていた。
今朝は急ぎの梱包を行い、輸出準備を整えたあとにすぐに製版にとりかかったり、印刷の仕事を開始している。急ぎの紙袋の印刷も無事に終わったのだが今朝程クライアントより電話があり、先方のミスで袋の大きさを間違えたとの事であす大至急で刷り直しになってしまった。弊社では半日もあれば刷り直しができるので問題はないが、クライアントにとっては材料が全部無駄になるので大変であろう。少しでも赤字を減らすためにも印刷代を安くしてあげようと思う。そんなことも気にせず相手のミスなのでそのまま伝票をつければよいのであろうが、長年の付き合いもあり他人のミスをそう眺めるわけにはいかない。なんとかして協力し、お互いパートナーとして生き残れる付き合いでいけるようなお客さんを沢山かかえたいのが願いでもある。
パッド印刷の案件もあるが納期をもらっているので今週にかけて印刷を仕上げようと思う。1つは2色印刷だが、1個だけ4色印刷で仕上げてこんな感じになるとクライアントを驚かせようかと計画している。
薄手の紙袋の印刷には手間取ったが、なんとか仕上がった。シルクスクリーン印刷の場合凸凹や少しの段差でもあるとインキののりがうまくゆかない。そのためには印刷時に薄い板を入れて素材を平らにして印刷することになる。
その分手間暇がかかるのではあるが印刷面積に大きな違いが出るので、紙袋やマチ付き封筒等を印刷する場合にはかかせない方法である。幸いにも弊社には薄い塩ビの板などいくらでも余っているので切って活用することができる。
先日は250枚程ではあったが、調子が出たら2時間くらいですべてが終わった。本日は引き続き新規のクリヤファイルに名入れ1色を500枚行う事になるが、これも半日もあれば終わるであろう。クリヤファイルに1色の名入れをするだけであればシルク印刷の方が価格的には圧倒的な安さを売りにできる。カラー印刷ともなれば専門の業者に頼めばそれなりの機械があるので早くて安くなるであろうが、単色か2-3色くらいであればシルク印刷の方が安く、尚且つインキの盛りもたくさんになるので力強い印刷を再現できることになる
先日は毎年リピートのある傘に名入れを行った。新潟県のある地区の子供用の傘なのかもしれないが、黄色い児童用の傘で小さなタイプではあるが、1色の名入れ、内側にするものであった。
本数は50本程度の小ロットであるが、問題は無い。ナイロンインキを使って版と傘を固定し、あとは印刷するだけである。傘の場合は乾燥が厄介で印刷してすぐに傘を閉じるわけにはいかないので場内が傘だらけになってしまう。それでも夕方には全てたたんでも問題ないくらいすぐに乾燥するインキなので、ほんの一時的な傘だらけ状態であった。
それからバス停の看板の印刷を続けたり、急ぎの紙袋への名入れの為に製版をおこなったりと、何かとバタバタした一日であった。今日はその紙袋への名入れを行い、あとはクリヤファイルのデータフィルム出力や製版等を行えばあっという間に金曜日になるであろう。
今週末も別件の買い付けで土日と東京新潟間を車で往復しなければならない、毎週これが続くとなると身体にくるが、春が見えてきたので気分的に楽になっているので心配はないであろう
シルク印刷やパッド印刷にはポジフィルムという製版用に使うフィルムを作成することが不可欠である。以前は専門の業者に頼んだり、赤ベースというフィルムを手で切ったり、カッティングマシンで切ったり、いろいろと大変な作業ではあったが、今では家庭用のインクジェット印刷機があれば簡単にできてしまう。
弊社にはもう10年以上も前に買ったソニーのVAIOについてきたEPSONのプリンターがあるが、それが今も現役で使われている。ポジフィルム専門の業者さんが見たら驚くかもしれないが、この廃盤になっている古いプリンターでポジフィルム作成ができる。専用のフィルムも業者から簡単に買えるようになっているし、20mくらいで2万円するかしないかの価格となれば、自社でフィルム出力をこなしたほうが簡単かつ安くできる。
以前パッド印刷の試験でそうとう小さな文字を印刷することになった際にはこのプリンタで出力ができるか疑心暗鬼ではあったが、3PTの文字、それも1㎜あるくらいの文字列を問題なく印刷できた。肉眼でも見難いのでルーペで見たが、きれいに印刷されていたのには驚いた。日本のプリンタ技術は世界最先端と言っても良いほどだと思う。
先日は春先に向けて壊れたバス停の作成依頼が入ったので大量にポジフィルムを出力した。バスの看板はカッテングシートでやってしまえば簡単なのではあるが、屋外の雨雪にさらされる過酷な環境の新潟県では向いてはいない。除雪車の雪が飛んで来たり雪に埋まって看板が引っ張られる豪雪地帯には向いてはいないので、弊社ではシルク印刷で仕上げている。SG740というインキに硬化剤を入れてガチガチにインキを固めているので、何年たってもどんな過酷な環境でもインキが落ちる事はないであろう。
今週はまた追加で2件のクリヤファイルへの名入れが入ってきた。シーズン的な物であろうか、3月はクリヤファイルの月と言っても良いくらい印刷がくるかもしれない
先日は持込のコクヨファイル500枚に名入れを行った、とは言ってもまだ終わってはいない。表紙と背表紙を同時に印刷はできないので、ひとまず表紙を印刷することにした。ほぼ全面に印刷が入るのではあるが、下の方に小さな数字が入るので、1回の工程でやろうと思うとどうしてもうまく文字が出ない。2工程に分けて行う事にしたが、500回を合計3工程やっていると納期が間に合わないので、2工程を二人で同時に行うことにした。
2時間ほどで半分終わったので今日の午前で残り250枚、あとは午後に背表紙を全て印刷できれば完成となる。他にも仕事があるのでそちらを見ながら同時進行させなければいけないが、明日は持込の傘に名入れをする予定になっている。