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3月らしい始まり

昨晩遅くに東京から新潟に車で戻った。関越トンネルを抜けたらまだ雪が降っていたので速度規制にタイヤ規制など、様々な規制があり自宅に到着するのが深夜を過ぎてしまった。それでもゆっくりとシャワーを浴び寝る事ができた。長時間の運転にもかかわらずあまり疲れが無く目覚める事ができた。

今朝は朝早くから別事業の輸出の梱包に書類作成、そちらが終わったらすぐに印刷のデータのフィルム出力に製版にとりかかっている。自社内で全てできるので急ぎの納期でもすぐに対応ができ、短納期でも納める事ができるようになったが、多忙になる日々が多くなってきた気がする。それだけ自分でやらなければならない仕事が増えている事であろうが、こんなにうれしいことは無い。

今週の前半に集中して納期の短い案件が飛び込んできているが夜も続ける事ができるので、問題なく納品はできるであろう。3月らしくなってきたが、納期は厳守ということでどんどん仕事を処理してゆきたい。

パッド印刷やシルク印刷に関しての問い合わせや小ロットに関しての問い合わせも増えてきてはいる。弊社はどんなロット数でも受ける事ができるし(逆にロット数が多いと納期がかかってしまうのが、弊社のネックでもあろうか。。。)、短納期も自営業の強みで夜中までかかろうが仕事を仕上げることができる。

3月の出だしもいい感じで今月は最後まで楽しみな月になりそうだ

パッド印刷で回転

金曜日は朝早く車で新潟を出発、東京まで出かけた。東京には毎回訪問する取引先があり、そこの社長と話をするためだけに訪れることになったが、私としては手ぶらでいくわけにはいかないのでいつも新潟の珍しい日本酒をぶら下げていくことにしている。東京では手に入らないような地元でしか出回らない日本酒を飲んでいただきたい、という思いもあるし、なんといってもお酒好きな方なのでこちらとしてもなんとか喜ばせようという気になってしまう。

今日も持参した日本酒をそのばで開けてもらいほんの少しであるが味見をしてもらったら気に入ってもらえたようでうれしかった。本当であればそのまま酒盛りでもしながら話ができればと思ったが、朝の9時から酒盛りをするわけにはいかないので、コーヒー越しの会話となった。

その中で出た内容がパッド印刷を回転させるというものであった。通常パッド印刷は被印刷体を治具で固定し、その上にパッドで転写印刷するという方法ではあるが、パッドそのものを固定して被印刷体を動かすことにより、回転印刷ができてしまうという内容であった。物理・原理的には理解できるが実際にやったことがないので早速家に帰ったら実験をしてみようと思う。成功すればかなりの広い範囲で、それもいままでできない範囲のパッド印刷ができることになる。新しいマーケットが開けると思えばわくわくしてしまい、いてもたってもいられない。

週末は神奈川に滞在し、妻子とともにどこかに出かけたり、別事業の貿易業務の買い付けで都内のお店をめぐることになるであろう。日曜の夕方には東京を出発、深夜前までには新潟に到着する予定だ。来週も仕事がはいってきているので、忙しい週になるであろう。 

コクヨフラットファイル

急ぎの案件が来た。コクヨのフラットファイルに名入れではあるが、表紙と背表紙の部分の2か所になる。表紙はそれほど難しくは無いが、背表紙の所のデータがかなりギリギリまであるので、1㎜の寸法の誤差も許されない。治具さえしっかりと固定すれば問題はないであろう。

今日製版をして明日朝一で試作となり、試作を確認後に量産となるが、数量が500個の納期が3日ほどしかないのでかなり急がなければならない。表紙と背表紙を一緒に印刷はできないので、合計で1000回の印刷となる。多少残業すれば問題なく終わる数量でもある。

問題は価格であるが、かなり低い予算での仕事となる。何かしらの理由があるとは思うが、表紙と背表紙に1色で名入れするのにここまで安い価格を出す印刷会社はいないと思われる。そのまま見積もった価格の1/3程の値段が指値であったが、やるかやらないかで言えばやることになる。たまに予算が無く低価格での印刷を頼まれる場合があるが、それはそれで受ける事にしている。

金曜日は早朝から東京に出かける事になり、午前中は東京の業者さんの所に顔を出す予定だ。特にこれといった用事があるわけでもないのだが、3か月に1度くらいは顔を出して挨拶をしたいと思う方である。私は勝手に師匠だと思い込んでいる方であるが、パッド印刷の魅力をを私に伝えてくれた方でもあるので、毎回訪問するといろいろな話をしたり、変わった印刷を見る事ができるので私には勉強になっている。東京という土地柄マーケットが非常に大きいのでいつもご多忙な方ではあるが、私もこの新潟の地からシルクスクリーン印刷やパッド印刷の魅力を伝えてゆきたい。

まだまだ知られていない印刷方法ではあるが私たちの日常生活には必ずと言ってよいほど使われている印刷技術であるのは間違いない。週末は妻子と共にどこかに出かけようと思う。

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