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戦争のような週明け

毎週末があけると弊社(とはいっても私だけバタバタだが)は戦争のような状態になる。午前中はなんともならないくらい忙しいが午後になれば多少落ち着きがみえてくる。

それでも週明けの来客やらいろんな案件でバタバタしてしまい、夜遅くまで仕事になったり、週末にもちこすことが多い。しかしながら仕事があるのは嬉しい事で、これゆえ感謝しなければならない。

今日のブログも朝の段階で書くべきだが、やっとひと段落したので書くことにした。

写真は大きな熱乾燥機の釜になる。弊社にはドライラックがそのまま入る釜があるが、以前以上に活躍する場が出てきている。私が跡継ぎで入った時は売ってしまおうかというくらい稼働率が悪かったが、今は結構つかっている。小さな温度を高く設定できる釜も欲しいが、それはまた予算との相談になるであろう。それまでは家庭用のオーブンなんとかしたい
kama

タイベック紙に試し刷り

連休が始まった、が、弊社は稼働している。今年のゴールデンウィークは真ん中が飛んでいるのでどこかに出かけようとも思わない、仕事もあるので仕事を1つ1つ片づける方が優先となる。

最後の方は神奈川に里帰りしている妻子を迎えに行き、新潟に戻ってくることになるが、そのあとはもうバタバタな毎日になるであろう。しかし余計な晩酌もとまる事になるので、身体的には健康になるかと思うが、晩酌好きな私にとっては少し寂しくなる。しかし一生お酒を断つわけではないので、それはそれで我慢もできるであろう。

昨日と今日はメールでの問い合わせがあったタイベック紙という細かい繊維が重なってできている紙に試験印刷することになった。インキメーカーのホームページでは密着するインキが無いとの事なので、電話で問い合わせてみたらちょうど弊社にあるインキが使えるそうだとの事で早速印刷してみた。2種類あるのでそちら両方を試して送って差し上げようと思う。

こちらとしても普通の紙にしか見えない素材ではあるが良く調べてみると特殊な紙であって通常のインキがのらないらしい。こういった試験印刷を重ねる事で弊社の経験ともなり、知識として蓄積されるからうれしい事ではある

black

腕章に名入れ

昔は多かった腕章に名入れだが、今は少ないのかあまり注文が出ない。もしくは出来合いの物をそのまま購入して使ってしまった方が安いのか、それでも名入れをしたいという方はたまにいる。

それ程難しい印刷ではないので、デザインと文字列さえ決まればあとは材料だけですぐにできる。腕章をつけている方もあまり町では見かけなくなっているのは私だけであろうか、久しぶりに腕章の見積を出してみた。

wansho

ポジフィルム出力

何年か前ではあるが、ポジフィルム出力が自社でできないかといろいろ悩んだことがあった。かなり昔はプロッターがあり、それを使って赤ベースフィルムを切る事ができたが、そのパソコンももう20年も前の物になるので、決まった書体しか切れない。しかしながら最大1m四方の赤ベースまで切る事ができるので、場合によってはまだまだ使える現役のマシンとも言えよう。

しかしながらそのような大型印刷はインクジェットに代わりどんどん需要が無くなってきた。今となっては1m超えのシルク印刷をするのは年に何回かに限られることとなる。ほとんどがA4サイズ又はそれ以下の大きさになっている小ロットの時代に突入した。

ポジフィルムの出力を全て外注で行っていたので即日印刷ができなかった。何か良い方法があると思いいろいろと検索したらやはり出てきた。普通の家庭用のインクジェットでポジフィルムが出力できてしまう。それも弊社にあるプリンターはもう15年以上たっているエプソンの物だがバリバリ現役で使っている。多い時は朝から晩までポジフィルムを出力し続けているがビクともしない。さすが日本の技術はちがうと感心してしまうほど壊れる気配もない。この15年物のプリンターで1㎜以下の繊細な線をパッド印刷するポジフィルムも何度か作成したことがあるが、問題なく再現ができている。

もしかすると同じような悩みをもたれている方がいるかと思い、ここにリンクを貼りつけておきたい。ポジフィルムのフィルムはいろいろな会社より出ているが、弊社は以下の会社さんより購入している。30m単位で買えばほぼどの業者の価格も変わらないので、特に他社を探そうという事はしていない。

http://www.web-stance.com/index.html

ここにあるSTANFILMというものを買ってインクジェットで出力するだけだ。しかしながら黒を黒で出さなければいけないので、高画質モードにフィルム印刷設定、CMYKの黒を100%近くにしなければならないので、プリンター毎に設定が多少異なる。それも何とかなる範囲で意外と簡単にできるので問題は無いかと思うが、疑問に思われる方がいれば遠慮なく相談頂きたい。

このフィルムと出会ってから仕事の効率が激変し、コスト削減もできた。今やよほどの大きなフィルムでない限り、製版も自社で行うので即日納品もなんなりと対応できる。

世の中いろいろな機械や材料があるがまだまだ探せば出てくるのではなかろうかと日々探している物もある
poji

安心した

先日のブログにも書いたことではあるが、私が勝手に師匠だと思っている方のブログが再開していた。どうも一時的に入院していたらしく、常に毎朝ブログ更新を行い毎回お会いするたびに元気な方であったので心配していた。

無事にブログが再開し元気に仕事をされているようでこちらとしてもホットすることができた。春先には取れたての山菜を持参しますと約束していたので、一時はどうなることやらと心配してはいたが、これで安心して山に行き山菜をお届けすることができる。

仕事の方も先日はへまをやってしまったが、凹んでも仕方がないのでなんとか挽回しなければならない。いろんな案件が飛び込んできている上に製版やデータ加工に見積もりと、なんともバタバタしてしまっている。その合間で時間を見つけて早朝か週末に山へ行き、2時間ほど山菜取りをしてこようと思う。

今朝程は小ロット、30個の杖に名入れ1色ができないかという見積もり依頼があった。青いアルミ製の杖にピンク色の印刷となるので、パッド印刷では多分色負けしてしまうであろう。こんな時に役に立つのが曲面印刷だ。被印刷体が丸い杖なので杖をくるっと回して印刷すれば問題なく名入れができるであろう。幸い治具も以前のドリンクボトルの物が微調整をすればそのまま使えそうなので、時間がかからずにできそうな感じである。

銀粉でも違いがある

先日はゴールドのステッカーに銀色、墨、白の印刷を行った。お客さんが持参した以前のシールの銀色がやけに目立っていたので如何なものかとインキメーカーに問い合わせてみたところ、弊社で使っている銀粉では再現ができない、という事になった。もっと粗い銀粉を使わなければいけないという事で仕方なく注文したが1缶最低単位で9000円程してしまい、案件としては赤字になってしまった。

銀粉は腐ったり硬くなったりしないので特に心配はないが、たぶん10年以上の在庫の量になるであろうと思う。そうめったに銀粉を使うわけでも無いので100g程度で足りてしまうのではあるがその少量を買う事ができない。

同じ業種でシルクスクリーンをやっている方であれば同じ悩みを持っているであろうと思う。ほんの100gだけしか使わないであろう色や粉を最低1kg単位で買わなければならない、業者も小分けで100g単位で売ってはくれないのでめったに使わないインキの在庫はどんどん増えてしまう。1年もすれば固くなりあまり好ましくは無いインキの質になるが、それでも捨てるわけにはいかないのでもったいない。

もし私のブログをご覧になっている同業の方で同じ悩みがあり、少量のインキや金銀粉が欲しい方は是非ご連絡いただきたいと思う

powder

月曜日はいつもバタバタだ

昨晩は23時頃に帰宅、そのまま荷卸しをして床に就いた。今朝からは納品に電話におわれており、月曜日はいつもバタバタだが、夕方前にはおちつくであろう。

ブログの更新も明日からは細かく書こうと思うが、今朝はこれだけにしておき、すぐに仕事にとりかからなければならない

パッド印刷 心配事

このところ気がかりな事がある。私が親しくさせていただいているパッド印刷会社の方のブログ更新がとまった。年に何回かは上京している際にお会いしていろいろなお話をさせていただき、パッド印刷に関していろんな情報交換をするのだが、日課になっているブログ更新がここのところ2週間ほど無い。

電話をいれてみても出張との事だが、それでも長いと感じてしまう。何かあったのかもしれないので、今日明日と上京する際に時間があれば立ち寄ってみようと思う

同じ業界で親しくさせていただいた方なのでなおさら心配になってしまう。今日は少し早めに長岡を出て東京に10時前までに到着、そのまま終日仕事になる予定だ

メラミン化粧板?

急ぎの案件であったが、昨晩に材料持込、入稿、そして今朝の製版でお昼前に収める、という案件ではあった

色は1色なので調合の必要もなく、あとは位置合わせと製版さえうまくゆけば問題は無い。ただ問題は素材がメラミン化粧板というメラミン素材の物で、どのインクがつくかがわからない。昨晩のうちに素材と同じ色のインキをほんの片隅につけてみて剥離試験を行ったが、セイコーアドバンスのSG740に硬化剤を入れれば問題なく付着することがわかった。

文字なども細かい物ではあるが白い板に黒1色、それもかなりエレガントな仕上がりになったであろう?!と勝手な想像をしてしまった(笑) 

問題なく完成、無事12時前に納品。さてこれがどこでどう展示されるのか、、いつも印刷した後に謎が残る。

platesample

和紙のお札

先日は和紙でできているお札への名入れを行った。墨1色に朱色1色、お札でよくあるカラーなので既存のインクを使う事ができ、色出しに時間はかからなかった。まずは朱色を刷り、その上に墨を1色乗せる印刷であった。

枚数は300枚程であるが、工程が2回になるので意外と時間がかかったが、午後まるまるやることで無事に終わらせることができた。

今日は引き続きこのお札を包む紙に印刷を行ったりシールの印刷等もあるが、問題なく進める事ができるであろう。

これとは別件ではあるが、私の師匠ともあたる方が印刷業界におり、そのブログの更新が先週からピタリととまってしまった。毎日ブログの更新をされている方であったので心配になり会社に電話を入れてみたが、出張ということで伝えられた。なんとなくいやな予感がしてしまうのだが、私の勝手な想像で物事を決めるわけにはいかないのでゴールデンウィーク明けにでももう一度電話をいれてみようと思う
fuda

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