銅に印刷を行った。それも処理されていない銅のプレートにそのままなので、指紋があればすぐに酸化して跡がついてしまう。通常は何かしら表面処理されている銅に印刷ならばあるが、そのままの銅に印刷はあまりないと思った。
2色印刷で枚数は1枚の超低ロット印刷ではあるが、これまた楽しい。こういう小ロットの仕事はいろいろ想像しながらできるのであっという間に1日が過ぎてしまう。
ピンク色とスミ色ではあるが、その絵柄と文字の上にクリヤのメジューム処理を行い、クリヤ処理を行っていない部分は自然と酸化して時が経つにつれ青くなる雰囲気がたまらない、ということで故意に全面クリヤ処理を行っていない。数年後に見てみるとどんな感じになっているであろうか