先日ブログで紹介したボトルの回転印刷(曲面印刷になるであろうか)の第一段階試験が上手くいった
製版に刷り位置にテスト印刷、どれも80%の出来栄えであった、残りの20%は何かと言えばシルクスクリーン印刷で曲面印刷に使う版の紗張りメッシュが荒すぎて、インクが出過ぎてしまっている、というところだ
インキの希釈を最少(つまり溶剤を一切加えない固めのインキのまま)でやってみたが、それでもインクの量が多い。乾燥後に手でさわったらかなりぼこぼこしているくらいのインキ厚であるので、紗張りを変えてみなければダメだと判断した。インクの厚を盛ってほしいという印刷依頼には最適なインキ厚ではあるが、やはりベタ面が多いのでヌキ文字の部分がにじんでしまう。
今日の午後には紗張りを変えた版が届くので、すぐに製版をして最終的なサンプル印刷をしたい。夕方までには依頼主に届けて判断してもらえば来週の量産に間に合うと思っている。
溶剤を入れない固めのインキで印刷をすればよいのではあるが、やはり版の目詰まりがおきてしまい、600個程の印刷の場合、途中洗浄作業が多々発生してしまい効率が悪くなりそうだ。
高メッシュの版でサンプルが上手くゆけばよいと思う