印刷ブログ
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今日は短めのブログになる

今朝からどうしても急がなければならない案件があり、ブログネタの写真撮影もあまり珍しい印刷ではないので、今日は短めにまとめることにしようと思う。

明日か明後日には2色印刷の曲面印刷サンプルができあがる予定だが、そちらはうまくいけばどんな感じで印刷しているのかの写真を含めてUpできたらと思う。全て手刷りなので他社のシルクスクリーン曲面印刷と比較すればずいぶん幼稚なやり方に見えるかもしれないが、印刷できた物をみれば皆どんな機械をつかっているのかと質問してくるくらいである。

コツをつかむまでが大変なアナログ作業ではあるが、そこがまた面白い。醍醐味があって面白くて毎日が楽しい

週明けから何件もの案件をこなしている

週末は別の仕事でたまたま外に出ていたが、月曜の早朝戻りで、通常通り9時前までには普通に仕事を開始することになった

週明けに多少忙しくなると読んでいたのでそれなりの用意はしてあったが、それでもまだまだおいつかないくらいの案件が飛び込んできている。今日明日である程度終わらせることができるが、そのあとに依頼されている少し難しい曲面印刷の2色刷りを行わなければならない。白ベタの上に赤い文字をヌキで印刷することになるが、弊社はすべてアナログで行っているので精密機械でやっているわけではない。その為に少しのズレでも目立ってしまうので、ズレがでないような治具を工夫して作らなければならない

それがまた面白く、ピッタリと綺麗に印刷できた瞬間のうれしさがたまらない。うれしいといって喜んでいるだけではだめで、納期もあるので顧客に確認してもらい問題がなければすぐに印刷にとりかかることになるであろう。

回転印刷を極めた?

先日のブログに明記したボトルへの回転印刷の試験がうまくいった。

ただボトルにわずかながら線があり、そこへのインキののりがいまいちであったが、これだけはどうにもならない。パッド印刷に切り替えればインキがのるが、そのぶんインキ厚が薄くなり、完成度が悪くなる。

スクリーン印刷の回転印刷で色が鮮明にのり、あとは回転させるボトルのへこみが気になったが、結局のところは空気を注入する特殊な機械がなくとも、コツさえつかめば問題なくきれいに印刷できることが判明した。

1本のボトルに透明なシールを貼り、10-15回ほど試験印刷を繰り返したが、これだという自分なりの方法を見つけたので、それを10回ほど繰り返したがほとんどすべてがうまく印刷でき、納得のいく結果となった。そのまま顧客に結果を見せ、はやければ来週には量産が始まるであろう。

しかしながらやはり2色の印刷にしてほしいらしく、下地にしろべたを印刷、その上に赤っぽい色を印刷することになるが、曲面印刷になるので製版を上手くつくり、回転する位置をしっかりと固定しなければずれてしまうであろう。

この実験は来週行うことにして、今日からは国外へ別事業の仕事で週末を兼ねて仕事をしてくる予定になっている 

ボトルの回転印刷(曲面印刷)

先日ブログで紹介したボトルの回転印刷(曲面印刷になるであろうか)の第一段階試験が上手くいった

製版に刷り位置にテスト印刷、どれも80%の出来栄えであった、残りの20%は何かと言えばシルクスクリーン印刷で曲面印刷に使う版の紗張りメッシュが荒すぎて、インクが出過ぎてしまっている、というところだ

インキの希釈を最少(つまり溶剤を一切加えない固めのインキのまま)でやってみたが、それでもインクの量が多い。乾燥後に手でさわったらかなりぼこぼこしているくらいのインキ厚であるので、紗張りを変えてみなければダメだと判断した。インクの厚を盛ってほしいという印刷依頼には最適なインキ厚ではあるが、やはりベタ面が多いのでヌキ文字の部分がにじんでしまう。

今日の午後には紗張りを変えた版が届くので、すぐに製版をして最終的なサンプル印刷をしたい。夕方までには依頼主に届けて判断してもらえば来週の量産に間に合うと思っている。

溶剤を入れない固めのインキで印刷をすればよいのではあるが、やはり版の目詰まりがおきてしまい、600個程の印刷の場合、途中洗浄作業が多々発生してしまい効率が悪くなりそうだ。

高メッシュの版でサンプルが上手くゆけばよいと思う

ボトルに回転印刷

今日は朝から試験印刷となりそうだ。以前何度か手がけたスポーツドリンクのボトルに名入れする案件ではあるが、素材が変わったと連絡があった。実際にサンプルを見てみると前回よりしっかりとしたロゴ印刷がされており、質も向上している模様である。こちらを何万本も台湾で製造、印刷したのであろうとは思うが、やはり数百個単位での名入れとなれば日本でやらなければならない。

素材が変わったのは問題はないのだが、問題は素材がさらにソフト(柔らかくなっている)になっている。印刷時にスキージの厚力がかかるのであまり柔らかいとインキが流れてしまい印刷できない。空気を注入すればよいのだがそれ専用の機械を作らなければならない。そこまでの予算が無い、との事なので試行錯誤することになるであろう。

こういったチャレンジがあるとワクワクしてしまう。しかし仕事であり納期もあるので、なんとか今日中に試験を終え、結果をお知らせしたいと思う
bottle

シルクスクリーン製版の謎 膜

時たま出る謎がある。シルクスクリーンの製版を行う際に露光されていない乳剤の部分にかすかな薄い膜が貼っている。乳剤の色ではないので何の膜だかわからないが、たまにでる現象ではある。

乳剤が古いのか露光時間が長いのか、これまた長年シルクスクリーンの製版をやっている弊社でも原因が特定できない。乳剤は新しい、露光時間もいつもと変わらない、使っている設備は同じ、しかしながらたまに膜がはってしまう。

1つ1つ原因をつぶしていくしかないが、解決できるまでには時間がかかりそうだ。もし原因が解決できれば当ブログにて紹介しようと思う。もちろん本ブログを読まれている方で原因がこれだ!とご指摘できるかたがいればぜひお願いしたい

お問い合わせに対しては全力で

ここ数年の間ではあるが、私のブログを見つけてメールや電話で問い合わせる方が増えている。こんな小さな印刷工場のブログを見つけて問い合わせが来たら私としてもうれしい。世の中何万、いや何億かもしれないブログの中でご縁があるのだから、たまたまという遭遇は非常にうれしい限りである。

その中で印刷案件に成立する物は意外と少ない。それが悪いとも思わないし、残念だとも思っていない。やはりできるものはできるし、できないものはできない、と判断せざるを得ないからである。例えば以下のような印刷案件に関してはシルクスクリーン印刷やパッド印刷では難しい

1.フルカラー(4色)の印刷(理由:製版代が割高となる為)
2.ロット数が多い物※1万個以上の物(理由:小さな工場でたった二人でやっている印刷屋なので、納期がもらえなければ難しい為。もちろん納期をいただければ可能です)
3.インクジェットでできる物(理由:単純に人件費とポジフィルム・製版代を比較すれば割高です、しかしながら、インクジェットでは出せない色や素材であれば必然的にシルクスクリーンやパッド印刷でやることになります)

逆に、以下のような案件はシルクスクリーン印刷やパッド印刷の方が断然割安ででき、得意分野となります

1.小ロット、単色又は2-3色の被印刷物
2.調色が難しい物(例:金銀、蛍光等)
3.予算が不明な印刷物 ※予算がこれしかないけどなんとかならないか?という方用です (笑)
4.その他他社では全て断られた案件(ダメもとで気軽に弊社にメール又はお電話頂きたい)

なかなか文章では説明が難しいので、今後も可能な限り印刷サンプルをアップしようと思います

挑戦?! やるかやらないかの印刷

昨晩は取引先の方に某基盤メーカーの社長さんを紹介してもらい、意気投合して夜中の3時までお酒を酌み交わしてしまった。途中そろそろ帰宅しなければと思ったが、自分だけ早めに、というわけにはいかなかったので、最後までお付き合いし、帰路についた。娘が風邪をひいてしまい、妻には迷惑をかけてしまったが、昨晩のお酒は良い時間をつくれたと思う。

先日はそれほど印刷の案件も多くなく、忙しいわけではなかったが、問い合わせは多かった。1つはドリンクボトルの名入れだが、以前やったボトルとは材質が異なり、形も多少変わるとのことなので、再度試験をしなければならない。前回はパッド印刷で行ったが、途中曲面印刷でもできると判断し、専用の治具を作成、これが上手くできたので、印刷も慣れたものになった。材質と柔らかさが異なる新しいボトルなので、試験印刷をしなければ上手く印刷できるかがわからない。サンプルが届いたらすぐにやってみようと思う。

もう1つは1枚の風呂敷にグラデーション印刷であるが、どこの印刷屋さんもできない、と断ったそうだ。1枚という枚数で断ったのか、面倒な細かい印刷ということで断ったのかはわからないが、要はやってみようという気があるか無いかの問題だと思ってはいる。確かに1枚だけであれば面倒な事になるので、殆どの印刷屋さんは断るであろうが、そのチャレンジが会社を差別化できることに気づかなければならない。昨晩もお酒の席で出た話ではあるが、人と同じことをやっていてはいつまでたっても成長は無い。人と違うことをやる、挑戦する、という気がなければ零細企業として生き抜くことは難しいであろう。

ちいさな、しかも吹けば飛ぶような零細企業ではあるが、そんなチャレンジを拒まない印刷会社にしたい。

朝4時からポジフィルム出力に調整



つい先日であったろうか、テレビで夜のゴールデン睡眠時間という事を聞いた。以前にも聞いたことはあるのだが、寝る時間帯によって排出される成長ホルモンが異なるらしい。


 


私は医者ではないし、科学者でもないので本当か否かはわからない。しかし実行はできる、ということで、実際に自分の身体でやってみることにした。普段であれば子供を21時頃に寝かしつけ、そのまま夜中近くまで仕事を続け、24時頃に就寝、6時前に起床であったが、子供の寝かしつけと同時に就寝、朝4時前に起床する生活に変えてみた。


 


まだ2日目ではあるが不思議と身体の調子が良い。朝は静けさもあり、まだ皆寝静まっている中、作業がどんどん進んでゆく。あまり音のでる仕事はできないが、今朝は某メーカーの計測器の面板になるフィルムを4種類ほど出力している。プリンターの調子も悪いのでついでに直しながら出力を行い、5時の朝日が出るころには終わっているであろう


 


やはり昔からの言い伝えで早寝早起きは得するとあるが、身体をもって実感している。

4色印刷して型抜き

先日よりの続きではあるが、薄い0.5ミリの板に4色印刷、最後は型抜きを行った。あとはテープを1つ1つ貼って納品すれば完成である。

どうも名札の裏側からつけ、名札のすぐ下に出るようなプレートにしたいらしい。これで40周年記念の旨を伝えたいというプレートだとの事である。

材料の入手から加工、印刷、型抜きまで賞味3日。急げば2日でできる案件ではあったが、急ぐよりは丁寧に作るために3日かかった。途中細い文字の出がわるかったので、製版も2フィルム分ほどやり直し、最後は綺麗にできあがった。

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