弊社は父親の時代に創業、それも私が小さいころで初めは覚えてはいないが、小学生の頃の記憶は良くのこっている。学校からかえるなり印刷補助の仕事や何かしらの手伝いをさせられたのを覚えている。それも特に気にはならず面白かったのでできるかぎり手伝ったことは記憶にある。
その時も暗い部屋で乳剤を塗っていた父親を記憶しているが、当時はなにをやっているのであろう、と不思議に思っていたが、それを今は自分がやっている。
以前はメーカーのロット数の多い仕事で下請けのような仕事であれば営業する必要もなかったが、今はそうもいかない。かといって営業に出る程人材がいるわけでもなく、いまだ自営という家族2人できりもりしている小さな印刷工場と言える。それでも他社ではやりたがらない、やろうとしない、できない難しい印刷に挑戦して、なんとか生き残っている。
これからは下請けではなく、B2Cの感覚で消費者が求める小ロット多品種へのシルクスクリーン印刷やパッド印刷をやっていこうと決め、早2年経過。それなりの展開もあるし、進んだ方向が間違っていないと確信できるようになってきた。
今週もどんな案件がくるのか楽しみにしている