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日本酒の瓶に印刷 ボトル印刷

添付の画像は地元長岡市の某酒蔵さんに依頼している特別な日本酒で普通は通常の日本酒4合瓶に和紙のラベルが貼られ、桐箱に入っている。

和紙を貼っているのはどこの日本酒メーカーでも見かける方法であるが、瓶に直接印刷しているメーカーはあまりいない(もしかすると皆無かもしれない)。恐らくロット数が少ないので瓶会社や印刷会社が受けないのであろう。

そんな小ロットをなんなくカバーできるのが弊社であり、画像は1本の試し印刷ではあったが、製版からセットまで1日もかからずに終わった。印刷はセイコーアドバンスの1000インキと硬化剤を使い、メジューム(無色のインキ)に銀粉と金粉を入れてそれぞれ印刷、乾燥は家庭用のオーブントースター5分ほど入れて150℃前後で乾燥させた

大吟醸や限定酒等は生産本数も少ないので、50-100本というロット数になるであろう。小さな酒蔵であれば大吟醸は全て手作業になるので、もっと少ないのかもしれない。少ないからこそ直接印刷をすれば尚の事価値観も上がるであろうし、見た目も普通よりは良く見えるかもしれない。

製品の見せ方次第で価値が異なる、印刷ができる差別化だと思ってはいる。印刷のもつ付加価値は無限大の可能性があると感じている

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薄い木目の素材?

写真のような木?を薄くスライスしたような素材がある、こちらに印刷だが、インキは十条ケミカルのQセット、又はセイコーアドバンスのSG700で問題は無い。

木の素材への印刷は弊社ではよくある事で、新潟県?という土地柄もあるのであろうか。

木材へのシルク印刷、可能です

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手ごわい素材

先日問い合わせのあった方より届いた素材だが、弊社にあるインキを全てつけてみたところ、テープ剥離では合格したものの、爪引っ掻きでは全てが剥がれてしまう状態となった。

これならば問題はないであろう、と思ったインキ・硬化剤のコンビネーションでもダメであったので、これは手ごわい素材になると思われる。しかしインキが付着しないというわけでは無いので、少しばかりではあるが実験をしてみることになるかも知れない。

硬化剤の割合によっては付着が増す場合もあれば、インキの相性もある。もう少し試験をしてみて結論を出そうと思うが、今までにない難しい素材となることは間違いなさそうだ。

カリフ ポリエステルにポリエチレン素材へ印刷

刈り布、カリフ というらしい。弊社は大昔散髪業と営んでいたらしく、先代が昭和40年頃に理髪業をやめ、シルクスクリーン印刷になったらしい。詳しい理由はわからないがそういった経緯がある

刈り布への印刷名入れ、それも小ロットをうけてくれるところが無いらしく、弊社に案件がまいこんできた。素材も2種類ありインキ密着確認と洗浄確認で2日かかったが、それでも密着しそうなインキが見つかった。果たして100回洗っても同じであるか否かはわからないが、結果は出ると思う。

合計で9枚程、1つ1つ仕上げを行い完成。小ロット印刷は弊社の得意分野です

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梅雨が来ていないのか 製版時の湿度

製版時の大敵=湿気ではあるが、今年はなぜか晴れの日が多い。異常気象にもなっている地球ではあるが、もう何もわからなくなっているくらい気候は読めない。果たして気象庁という存在がいるのかすら疑う程天気が右往左往している

今朝も製版があるが、梅雨時期や湿度の高い時は前日に塗布した乳剤も湿気を刷っているので露光前に一度ドライヤーで湿気を飛ばしてあげなければいけない。湿気をとばさすに露光するとその微妙な湿度が理由で版を洗浄した際にすぐに固まった乳剤が剥がれてしまう。

100枚以内又は洗浄が終わるまで必要の無い案件であれば良いのだが、洗浄は必ず発生するので気を付けなければならない

素材との戦い

シルクスクリーンやパッド印刷をしていると素材との戦いが多い。

通常(と言って良いのか否かはわからないが)はいつもと異なる素材の低ロット注文の場合は大半の印刷屋は断るか嫌がってくる。それも無理はない、ほんの少しの数量の為にインキ密着試験を行う手間暇が出るからだ。それも1kg缶のインキで在庫があれば良いがなければインキを特注しなければならない。そうなるとインキ代もかかるがそれが請求できる案件だともいえないからだ

しかしそんなことばかりいって効率と費用ばかりを考えているといつまでたっても印刷ができないし、無限大にあるデマンドを受けることすらできない。インキが無いからやらない、ではなくないからどうすれば良いのかを考える。いろいろなインキと硬化剤を混ぜればある程度はつくことも経験上はわかる。

小ロット(低ロット)なくして日本の印刷業界の未来は無い、とおもえるくらい私は確信している。よく都会に行く途中に印刷会社の工場をみかけるが、あれが紙の印刷が殆どで大量の低コストでやっているのであろう。そんなところに小さな零細企業が入り込めるわけがない。しかし低ロットで誰もやりたがらない仕事ならばできる、そういった難しい試行錯誤と工夫が必要な印刷をわが社は得意としたい

札幌

先日より札幌に来ている、印刷とは無関係ではあるが別の仕事で会う方が数名おり、いままで取引があったが初めての面会となる。やはり面会するとその人の人柄等がわかり、顔や目を見るとどのような方なのかもなんとなくわかるようになる。

すべてがインターネットの世界になって実際に会う方も少ない世の中になっているが、個人的には対面でお会いした方が何事もスムーズにいくと 思ってはいる。新潟県という辺鄙な地域にはいるが、全国の方といろいろな場面でお仕事ができるようになればと思う

持ち込みのノベルティへ名入れ印刷

ここのところ問い合わせが多いのが、持ち込みのノベルティグッズへの名入れ印刷が可能か否か、ということが多い。結論としては可能ではあるが、素材により難しい場合もある。しかしながらなんとかインキをつけてしまう場合が多いので、ほぼ99%はなんとかなる、おそらく可能である、という回答になるかもしれない。

いちばんてごわいのが再生素材で、どの材料をどれだけ再生して使用しているかがわからない。ましてや中国製なので、本当に表記どおりに再生した素材をつかっているのかすらわからない。

それがゆえにどこの印刷会社も嫌がるのであろうかもしれないが、弊社はとりあえずやってみる、なんとか解決しようと努力することをモットーにしている 

インキが無い

現在ロット数の多い印刷が続いているが、これも急ぎである。しかし普通ではあまり使わないインキ(弊社では使用頻度が高いのだが)なので、資材屋も在庫をしていない。それも色が特色なので在庫するような色でもない。

そろそろ無くなるかと思い注文してもすぐには届かない、今日の印刷工程で底をついてしまい、最後までできないかんじだ。インキが到着するのが明日、それまで一旦作業を止めるしかない。

その間に他の案件があれば良いのだがあいにくそういう時に限ってないので、落版でもするしかないであろう

カットクロス

美容室で使われているカットクロス、に印刷が可能か?という問い合わせがあったので、早速試しに印刷、今朝程剥離をしてみた。

セロテープ剥離、爪剥離では問題は無い。あとは何度も洗っても落ちないか?という部分だが、こればかりは何度も洗ってみなければわからない。メーカーも推奨インキがわからない感じなので、自前で試験を行い、試すしかない。

硬化剤を入れて印刷してあるので、ある程度の密着は確保できるとは思うが、果たして数年間も洗ってそのままでいけるであろうか?! その前にカットクロスがダメになるかもしれないが。。。

小ロット(低ロット)、多品種の印刷、お問い合わせください

vinylsales@kanpro.net